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Iris(アイリス)劇場版「コードギアス 反逆のルルーシュ」主題歌をリリース!強さを感じる新たな表情にも注目!【インタビュー】 (1/2)

10月18日に4thシングル「赤だけが足りない」をリリースしたIris(アイリス)。デビューから様々な表情を見せてくれていた彼女だが、今回の「赤だけが足りない」は劇場版「コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道」の主題歌となり、アニメの世界観に寄せた楽曲はまた彼女の新しい表情を見せてくれた。

Iris(アイリス)

──デビューから1年半が経ちまして、日本や、環境の変化にはもう慣れましたか?

Iris(アイリス):(以下:アイリス)多分もう大丈夫だと思います!


──曲作りって、マレーシアと比べてどーですか?

アイリス:日本の仕事は、例えばレコーディングはとても細かいですね。全部ちゃんとステップバイステップにやるので、マレーシアと全然違います、マレーシアはパパッと終わります!


──そうなんですね!

アイリス:そうなんです、だから日本に初めて来た時は、こういうレコーディングの仕方なんだって、すごくびっくりしまして、ちょっと大変だった(笑)。


──今回のレコーディングでも何回も録り直したり、細かい作業は多かったですか?

アイリス:はい、ありますね。でも今回の『月と兎』と『ラララ♡ミ』はだいぶ前にレコーディングしていたんです。この2曲は何回も録り直しました。だけど、『赤だけが足りない』は結構順調だった!


──納得のいくレコーディングができたんですね!

アイリス:そうですね!プロデューサーの浅倉大介さんがレコーディングに立ち会ってくれたんですけど、ディレクションが分かりやすかったです。


──どう言ったリクエストやアドバイスをされましたか?

アイリス:Aメロは「言葉一つ一つを短めにして、息を出しながら発音したほうが良い」とか、Bメロでは「クレッシェンドとかデクレッシェンドをもっと意識したほうが良い」っていうアドバイスがありましたね。


──ビジュアル的にも今までと雰囲気が違った感じで、大人っぽくて女戦士のような雰囲気も。

アイリス:(笑)!でも弱いからすぐ倒れます(笑)!


──いろんな面を見せていきたいっていう想いはIris(アイリス)さんご自身あるんでしょうか?

アイリス:そうですね、見せたいです!


──今回の衣装や雰囲気はご自身の好み的にはいかがですか?

アイリス:結構大変でした!このドレス、多分すごい高くて(笑)。しかもウエストの部分がすごく締まってるんですよ。歩きにくかったんで、おトイレも難しかった(笑)。


『赤だけが足りない』



──『赤だけが足りない』というタイトルや歌詞の内容について、作詞家さんとお話はされましたか?

アイリス:はい!今までの私の曲の中で『赤だけが足りない』の歌詞がやっぱり一番難しい日本語詞でした。アニメとリンクした言葉が文学的で、私にはわかりづらかったんで、何度も作詞家さんと一緒にディスカッションしました。スタッフさんにも何度も言葉の意味を確認しました。


──なかなか普段使わない言葉が多かったりしますもんね。

アイリス:そうですね!漢字も難しかったです!


──今回、劇場版「コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道」の主題歌ということですが、Iris(アイリス)さんご自身の日本のアニソンとの関わりは?

アイリス:あります!昔マレーシアに居た時、お兄ちゃんと一緒に日本のアニメを見てました!「犬夜叉」が結構好きなので、そのエンディングソングとか主題歌とか結構好きでした!アニメの曲が入ってるCDも買いました!



──元々お好きなんですね!ということでアニメ主題歌にはプレッシャーはありました?

アイリス:アニメ主題歌を歌うプレッシャーもあったけど、プロデューサーとして浅倉さんが入る事の方が、もっとプレッシャーでした!レコーディング前日はすごく緊張して眠れなかったです(笑)。


──レコーディングで特に難しかったワードとか、特にこだわったワードはありますか?

アイリス:最初の「開かず並んだ幾つもの」はショットショットで(区切って)歌ったんですが、私得意かもしれない!得意な歌い方があるって事も発見でした。


──区切った歌い方をしていないサビはどうでした?

アイリス:サビは難しかったです。強い感じが欲しかったけど、私には強く歌った曲が少ないし、大変だった!


──歌う時にイメージしたものとかありますか?

アイリス:アニメのシーンを想像して歌いました。


──『赤だけが足りない』から、ご自身で好きなフレーズはありますか?

アイリス:あります!2番の「間違った出口と 交差して倒れて それでも光目指す」のフレーズが好きです。



──どうして好きになったんですか?

アイリス:マレーシアのこと思い出したんですけど、マレーシアの人は少しでも「違う」と思ったら、すぐ「道」を変えます。「間違っている」と思っても、とりあえず信じて前に進むのは、すごく勇気が必要だと思います。日本人の皆さんは、辛抱強く続ける事が得意ですよね?この歌詞と似てるなって思いました。卒業して仕事が始まって、嫌な事があっても会社を辞めるっていうことはあまりないですよね。ずっと同じ会社で働くってすっごい勇気があると思って。マレーシアは好きじゃなくなったら変えちゃうって、良くあるパターンです!


──ご自身と重なったりするところは?

アイリス:最初日本に来た時は緊張とか不安もあったし、本当この決断は正しいのかな?って迷いがありました。この歌詞のように、でもとりあえず前に進もうと自分に言い聞かせていました。


──そういった想いはIris(アイリス)さんはどのように乗り越えてこられたんですか?

アイリス:やっぱりファンの皆さんの応援です。ライブで歌っていると、ファンの方たちがすごく喜んでる顔して、「アイリス頑張って!」のメッセージをもらって、頑張るぞ!と思います!


──なるほど。MVも公開されていますが、いろんなシーンがありましたね。撮影で印象に残ったことはありましたか?

アイリス:大変だった!外で撮るシーンがたくさんあって、その日ずっと雨だったんです。雨降ってきたら休んで、止みそうになったら外でスタンバイして、また降って。


──雨だったんですね!無事撮れてよかったですね!

アイリス:2日間撮りました、赤のシーンは別の日に撮りました。



──「何度でも目覚めて砕けた」は難しい例えだなと思うんですが、どんなイメージで歌っていらっしゃいますか?


アイリス:これは多分、今まで大変なこともあって、でも全部が私の糧になるから…、って想いながら歌いました。大変な想い出も楽しい想い出も全部心の中に保存して前に進もうって。ずっとハッピーなのは面白くないから、たまにはスパイスがあった方が面白いです!


──『赤だけが足りない』について、一番のポイントだと思うところは?

アイリス:アニメにぴったりだと思ってて、映画を見たらきっとこの曲の歌詞がストーリーに色々リンクします。


次ページ : 楽曲についてもお伺いしたインタビュー後半

マレーシア・クアラルンプール出身。9等身、6言語を話す才女。 日本テレビ『なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付』で『NIPPON優しさ旅』というヒッチハイク日本縦断旅を達成。番組OA中からSNSを中心に「美少女ヒッチハイカー」と話題に。 2016年4月からは、コーセー「雪肌粋」の4···

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