初めてライブに触れる人たちも楽しめるセットリストに
──「BRUSH UP KANSAI 2017」へ出演した後は、全国ワンマンツアー「PENGUIN RESEARCH LIVE TOUR 2017-2018 PENGUIN QUEST~お台場に導かれし者たち~」がスタートします。もう中身のほうは…。
神田:ほぼ固まっています。
生田:前回ワンマンを演ったのが赤坂BLITZでした。あのときはツアーではなく単発の公演だったんですけど。今回は久しぶりのツアーになります。これまでPENGUIN RESEARCHのライブを見たことない人たちも増えるツアーにもなるので、初めてライブへ触れる人たちも楽しめるセットリストにしていこうとも計画しているので、みなさんは期待だけを持ちながら、ツアーが始まるのを楽しみに待ってて欲しいなと思います。
新保:いつもPENGUIN RESEARCHのライブは熱いんでね、そこは変わらずにやっていきたいね。
──今回、初めて行く場所もあるのでしょうか?
堀江:何処もイベントライブで足を運んだことのある地域だけど、ワンマンを演るのは初めてという場所もありますね。仙台でのワンマン公演は初めてだし。
神田:東京以外の関東近郊でのワンマンも、そうだね。
──ツアーでも、体調管理は大切なこと?
新保:もちろんです。先にも語ったように、一週間寝たきりで過ごした直後にPENGUIN RESEARCHのライブをやったときは、ホント大変でした。そのときほど、健康の大切さを痛感したことはなかったですからね。
堀江:そんなこと言ってますけど、メンバーの中で一番不健康なのが彼ですから(笑)よくラーメンとか食べてるし。
神田:「ビール辞めたんだ」と言ってたその日にビールを呑んでる人ですからね(笑)。
新保:そういうのって口に出していれば、そのうち、本当に健康第一の生活になっていくかなと思ってて。
各自が上手くバランスを取りながら活動
──みなさん、PENGUIN RESEARCHと同時に、それぞれがプロのミュージシャンやコンポーザー、声優として活動しています。そこのバランスも大切なことなのでしょうか?堀江:僕ら、昔からの友達が集まって結成したわけではなく、仕事現場で出逢った人たちどうしで組んだバンドなので、それぞれが、今でも自分の仕事を行いつつ、PENGUIN RESEARCHとしての活動が軸になるときはPENGUIN RESEARCHへ中心を置いていくように、そこは各自が上手くバランスを取りながら活動しています。
柴﨑:PENGUIN RESEARCHって、いろんな音楽的な要素や技術を求められることの多いバンド。僕に関しては、ポップスからジャズやフュージョンまでいろんなジャンルのアーティストのサポートミュージャン活動をやっているんですけど。そこで得た経験をPENGUIN RESEARCHの中で生かしてゆくことは、ほんと多いですからね。
生田:僕は、みんなとは違い声優というフィールドでも活動をしています。そこで得ることがPENGUIN RESEARCHへフィードバックされているのは自分でも強く感じること。それこそ、演じる経験を通し、より晶太の書いた歌詞の世界へ入り込めて歌えるようになったし、歌詞への想いの解釈も深く捉えられるようになれば、それが実際に歌声にも反映されていますからね。むしろ、音楽と役者の両方で刺激を得れることで、その経験が双方に生かされれば、両方で自分の実力を伸ばし続けることができるでしょうし、これからどんな風に自分が成長してゆけるのかが楽しみなんですよ。
「もっともっと好きでいたい」気持ちになれるライブに
──最期に、改めて「PENGUIN RESEARCH LIVE TOUR 2017-2018 PENGUIN QUEST~お台場に導かれし者たち~」へ向かう意気込みをお願いします。新保:何時もの自分たち通り、今出来るベストなライブを毎回行いながら、みんなで楽しみたいと思っています。あとは、全会場をソールドアウトさせたい。
柴﨑:ちょっとずつですけど、今回のツアーはこれまでよりも規模を大きく出来たのが嬉しいことなんです。自分で演ってて思うんですけど、PENGUIN RESEARCHのライブは演奏している自分たちも、足を運んでくれるお客さんたちも、何時も一緒になって楽しんでいる。その雰囲気こそが魅力だなと思っていますし、今回もみんなで一体感を持った楽しいライブの空間を作っていけたらなと思っています。
生田:今回のツアーは行ったことはあっても、ワンマンで演るのは初めての場所も多ければ、僕らのライブを初めて観る人たちも増えそうだから、僕らが全力でライブを楽しんでる姿をしっかり見せつけたいし、今回も新しいことへ挑戦しながらどんどんPENGUIN RESEARCHを進化させながら、ツアーファイナルとなるZepp Diver City Tokyoへ繋げていきたいなと思っています。みんなも振り落とされないよう、これからもPENGUIN RESEARCHについてきてください。
神田:今回のツアーを通して初めてPENGUIN RESEARCHのライブへ触れる人たちには、「もっともっとPENGUIN RESEARCHのことを知りたい、好きになっていきたい」と思えるライブにしたいです。これまでもPENGUIN RESEARCHを好きでいてくれる人たちには、「PENGUIN RESEARCHを応援してきて良かった、好きでいて良かった」とか「もっともっと好きでいたい」という気持ちになれるライブにしてゆくつもりです。
堀江:PENGUIN RESEARCHとしての活動を2年半やってきた中、印象的なことはいろいろとあるんですけど。今、ひと際強く思っていることが、仙台にはずんだシェイクがあります。あれは本当に美味しいんですね。あとねぇ、東北はワカメもすごく美味しかったのがとても強く印象に残ってて。12月には仙台へライブをしに行くので、その際は、ずんだシェイクとワカメを食したいなと思っていて、それを楽しみにしています。
Photo 片山拓
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BRUSH UP KANSAI 2017
「負けがいのある人生を唄う」をコンセプトに、様々なフィールドで活躍するメンバーが集まり結成された5人組ロックバンド。 ミュージシャン、クリエイター、バンドマン等それぞれの出自を持つ神田、堀江、柴﨑、新保、声優としても活動するVo: 生田鷹司で構成される。 【アーティスト関連サ···