聴ける、ノれる『ハナノイロ』
『ハナノイロ』がnano.ripeの代表曲と言えるのは、リズムとテンポ、そしてメロディーのバランスが絶妙だから、これに尽きる。
ノリのいい曲は世の中に非常にたくさんありますが、その中にも切なさを感じられる曲というのは非常に貴重なのだ。
気分を上げたいときはもちろん、じっくり聴きたい気分のときにもマッチするので、シーンを問わずに楽しめる楽曲となっている。
基本的にシーズン問わずに聴けますが、「春」や「夏」には特にマッチするので、河原などで自転車をこぎながら聴きたい、あなたをそんな気持ちにさせてくれるだろう。
アニメ「花咲くいろは」を見ながら聴くと爽やかさ倍増!
『ハナノイロ』は、元々アニメ「花咲くいろは」の主題歌として書き下ろされた楽曲であり、同アニメのためにある曲と言っても過言ではない。主人公が何度も何度も苦難を乗り越えるために頑張っている姿を応援するような曲となっているので、アニメの雰囲気に非常にマッチしている。
バンド全体のサウンドに関しても、全体的にどこか優しい音にまとめられているので、少し切ない雰囲気が感じられる。いつも哀愁漂う曲に身をゆだねたくなるのだ。
nano.ripeが、「花咲くいろは」のことを考えて作られた曲というのが伝わってきて、私はいつも「nano.ripe」がこの曲にかける思いを噛みしめている。
頑張る人を応援!『ハナノイロ』の歌詞に注目
『ハナノイロ』がアニメの主題歌の枠にとどまらず日常にもマッチするのは、やはりメロディーと歌詞が抜群に良いからだ。「涙の雨が頬をたたくたびに美しく」
「何回だって間違えるけど終わりはしないなら」
『ハナノイロ』の歌詞で印象的な部分を抜粋してみたので、聴くときに自分のつらいことを思い浮かべてほしい。
「花咲くいろは」の主人公は、何度つらいことがあってもくじけない心の持ち主だ。それが皆さんの日常にもリンクして、結果応援歌のような役割を果たしている。
「爽やかなサウンド」、「グッドメロディー」がたたみかけるように押し寄せてくる。それを聴いたあなたは気づけば満面の笑みで自転車を全力で漕いでいるのが目に浮かぶ。
聴いた後は笑顔でまた頑張りたい、そんな気持ちにさせてくれるのが「nano.ripe」の『ハナノイロ』なのだ。聴きすぎ注意のただの名曲『ハナノイロ』を聴く準備は万端ですか?