初のアーティストブックも発売!
──先に10月に発売された『Hilcrhyme OFFICIAL YEARBOOK 2017-2018「H」』について伺います。初のアーティストブックとなりましたが、制作を始めたきっかけは?TOC:昨年結成10年を迎えて今年で11年目なんですけど、1冊“年表”というか、今までの活動の軌跡を本にしておきたいなというところからでしたね。ファンクラブの方々が最初に手に取ってもらえるような濃い1冊を作りたいなと思っていて、ようやく完成しましたね。
──文字もだいぶ多いですね!
TOC:そうですね、3万6千字くらい?
──写真も撮りおろしで。
TOC:そうですね!
──TOCさんの「#TOCとデートなう」なんて企画もあるそうで!
TOC:結構楽しかったですよ!「どこに行こうか」っていうことはよく歌詞にしていますし、“どこでも連れていくよ”とは常に思っていることなので、ファンの方に擬似的に楽しんでもらえればと思って、僭越ながら6ページも使わせていただきました。
──この企画のアイデアもTOCさんの方から?
TOC:はい、#(ハッシュタグ)デートなう。みたいなのって一時流行ったじゃないですか。それをSNSで見てた時にこの本の企画があったんで丁度いいなって。SNSでやるとみんなと一緒で嫌だけど僕たちは本の企画だし、これやってみたかったんで(笑)。
──KATSUさんはお料理が得意なんですか?
KATSU:得意っていうか…
TOC:いや、得意でしょ!
KATSU:パスタは結構好きですね、美味しいんですよ。
──TOCさんにご馳走されたりも?
KATSU:昔一緒に住んでた時期は作ってました。
──これも、お家デートの疑似体験みたいですね(笑)
TOC:確かに!しかもこれレシピ書いちゃって完全に料理本だね(笑)!
──この本はどちらでゲットできるんですか??
TOC:ユニバーサル ミュージック・ストアで買えます!
──ありがとうございます!
レゲエの要素が入っていた!『恋の炎』
──この曲の始まりって、ゴリゴリのヒップホップが来そうな感じだと思ったんですけど、意外とシンセが入ってきたら爽やかな感じだったような。
KATSU:生っぽいギターの音とシンセが組み合わさるイメージの爽やかめなトラックに、TOCの歌詞ができてからは、最終的に今のようなアレンジに作りこみましたね。
──最初の「ジム ウォッカ ラム テキーラ」の部分はノリやすくていいですね。
TOC:これはサビに向けての助走的なイメージですね!
──音に関して今回特にこだわったところは?
KATSU:まだHilcrhyme結成前にクラブでチームとして活動していた時のパーティーソングのような原点回帰的な部分と、今の流行りのトロピカルな南国テイストの音をレゲエの特徴的なクラップをアレンジしたものに乗せました。
──なるほど。
KATSU:キックのリズムがレゲエのディワリリディムっていうのと同じ感じだったんで、そういうアレンジにしたらどう?って話して、クラップを足したらいい感じになったんで、そこは割とこだわりのポイントです。
サビが終わった後に音が抜ける箇所があるんで、その箇所だとわかりやすいですかね!
──「水上のヴィラ 超高層ホテル」に連れて行ってくれるというのもいいけど、地元である新潟に拠点を置くことにこだわりを持っていらっしゃるHilcrhymeさんだからこそ、ものすごくローカルなところにも連れて行って欲しいなぁとかって(笑)。
TOC:あぁ〜!
KATSU:新潟にも高層ホテルは実際あるんです!
TOC:一つだけだけどね!でも高層と言っていいか…(笑)。
「水上のヴィラ」はモルディブに行きたいな〜ってネットを見ていた時にヴィラっていうものを知って、使いたくなったんです(笑)。
──そういうデートがしたいなっていうTOCさんの願望であったりもするんですね。
TOC:そうですね、基本的にフォトブックとリンクしたいのもありましたし。
──個人的にはこんな洒落たところじゃなくて、地元の居酒屋とかも連れて行って欲しいです(笑)
TOC:あぁ〜!やればよかったですね!居酒屋はちょっとローカル感が出すぎるけど…