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奇天烈で個性的なのに、キャッチーな肌触り。今最も気になるバンド、パノラマパナマタウンの魅力に触れる【インタビュー】

1月17日にデビューミニアルバム『PANORAMADDICTION』をリリースするパノラマパナマタウン。年末には、「COUNTDOWN JAPAN 17/18」「MERRY ROCK PARADE 2017」にも出演していた。今年大ブレイクしそうな彼ら、パノラマパナマタウンの魅力に触れてみる。

2018年1月17日

Interview

長澤智典


この記事の目次
  1. ・とにかく「格好いい音楽を作る」姿勢で向かっていました
  2. ・自由に湧き出る音楽を詰め込みながら楽曲を作り始めた
  3. ・『フカンショウ』の歌詞を読んだときには痛快爽快でした
  4. ・みんなも心に秘めた想いを吐き出して欲しい
  5. ・あれ、何をしたいのかわかりました?
  6. ・深くパノラマパナマタウンの世界観を味わって欲しい
  7. ・プレゼント応募について
  8. ・パノラマパナマタウン 最新情報
  9. ・リリース情報
  10. ・配信情報
  11. ・ライブ情報
  12. ・information
  13. ・パノラマパナマタウン Profile
資料に記してあった「「RO69JACK」「MASH A&R」でWグランプリを獲得した注目のニューカマーがいよいよメジャーデビュー!」のキャッチフレーズに、まずは気持ちがひっかかった。

その後、1月17日に発売するデビューミニアルバム『PANORAMADDICTION』を聞き、その奇天烈で個性的なのに、キャッチーな肌触りを持った楽曲にガッと心がつかまれた。

パノラマパナマタウン、気になるバンドだ。

アルバムに収録した『ラプチャー』は、アニメ「十二大戦」のオープニングテーマにも起用。年末には、「COUNTDOWN JAPAN 17/18」「MERRY ROCK PARADE 2017」にも出演していた。彼ら、今年大ブレイクしそう!?。そんなパノラマパナマタウンの魅力にさっそく触れてみた。


パノラマパナマタウン『PANORAMADDICTION』

とにかく「格好いい音楽を作る」姿勢で向かっていました

──デビューミニアルバム『PANORAMADDICTION』の1曲目に収録した『パノラマパナマタウンのテーマ』の中、「メジャーのファースト これは必然」と歌っています。これ、まさに有言実行しましたね。


田村:結果、その通りなりましたね。と言いたいところですが…。 

岩渕:『パノラマパナマタウンのテーマ』自体は3年くらい前から演奏している楽曲なんですけど、言われた箇所の歌詞だけ今回書き換えてます。本当に昔からそう書いてて有言実行していたら格好良かったんですけど。そこは、今回のリリースに合わせ調整したことでした。



──でも、みなさん昔からメジャーへ行ってやるという意識は強かったんですよね。

岩渕:その意識は強く持っていました。メジャーへは絶対に行きたかったです。

──そう思っていた理由も教えてください。


岩渕:パノラマパナマタウンは他のバンドさんとは違う音楽性を提示していたし、自分らが一番格好いいことをやっている自信はこのバンドを組んだときからあったこと。でも、まわりはなかなか認めてくれなければ、評価もされないことが続いてて…。あの頃から「評価されたい」想いはすごくありました。

──かなりトリッキーな面もあるように、一筋縄ではいかない個性が理解されにくかったんでしょうか?

岩渕:それもあったのかも知れません。活動当初は、「自分らが格好いい」と思う音楽のみを追求し続けていたんですけど。前ミニアルバム『Hello Chaos!!!!』を出して以降からは、考え方も変わってきました。

──それは、どんな風に?

岩渕:「いろんな人に聞いて欲しい」意識を強く持つようになったこと。今も自分たちの演りたいように演っているよう芯となる部分は変わってないんですけど、「もっといろんな人たちに聞いて欲しい」意識を強く持つようになったことから、今回の作品から歌詞の面ではだいぶ変わってきたなと思います。


田野:以前の歌詞は、だいぶとがっていたからね。

岩渕:パノラマパナマタウンは神戸大学にある軽音楽部の仲間どうしが集まり結成したバンドのように、最初は単純に「バンド活動って楽しいなぁ」という意識から始まったんですよ。でも、神戸のライブハウスで活動を行うようになったときに気づいたのが、ライブを観に来てくれるのは大学の友達ばかりで、ライブハウスの人がバンドについてどうこうアドバイスをしてくれなければ、たまたまライブを観た人がファンになることところまでにも至らなかったという現実。

 でも、その理由もわかるんです。あの頃から僕らは「今ある音楽とは違うものを作ろう」という意識で楽曲を作っていたから、なかなか一般的には受け入れられにくかった。だけど、そんなパノラマパナマタウンの音楽性を神戸にある太陽と虎というライブハウスの方が認めてくれたんです。それが自信にもなって、デビューのきっかけにもなったオーディション「MASH A&R」に応募しました。

 自分らは独自なことをやってるけど、それを評価される経験を重ね始めてからは、それが自信にもなったんですけど。そこで、また壁にぶち当たったんですよ。

──それ、気になります。

岩渕:オーディションで優勝して今の事務所へ所属することになり、メジャーデビューを目指した活動をしていく中、前ミニアルバムの『Hello Chaos!!!!』をインディーズ盤として出しました。自分らは自信を持って作り上げたけど、自分たちの思っていた以上に世の中へ届かなかった現実があって。

その経験をもとに、改めて「自分たちの音楽を伝えるためにはどうすれば良いのか」「人の心へ届けるためには何が必要なのか」をいろいろと考えたうえで、今回の『PANORAMADDICTION』の制作へ向かいました。

──その意識の変化が、楽曲や歌詞へのアプローチも変えたということ?

田野:音楽性を変えるというよりは、より(心へ)届く歌を求めだした形でした。


浪越:活動が広がっていく中、よりたくさんの人たちに聞いてもらいたい想いが強くなっていった。だからと言ってサウンド面でも聞きやすくではなく、そこは格好良さを突き詰めれば聞いてもらえる人たちはどんどん増えていくと思っていたように、とにかく「格好いい音楽を作る」姿勢で向かっていました。

田村:そうだね。むしろ、僕たちにはその意志しかなかった。


自由に湧き出る音楽を詰め込みながら楽曲を作り始めた

──ミニアルバム『PANORAMADDICTION』へ収録した曲たちには、新曲のみならず、以前から演奏している曲たちもありますよね。

岩渕:『ロールプレイング』はこのバンドを組んで最初に作った楽曲だから、もう4年くらい前の曲になります。『パノラマパナマタウンのテーマ』は3年前頃に作った歌、あとはすべて新曲になります。

──過去の楽曲も、中に入れたかった?

岩渕:僕ら、全員が高校時代に楽器を触っていたことはあっても、ほぼ大学に入ってから本格的に始めたようにバンド初心者たちばかりなんです。それもあって、「こういうバンドになりたい」とか「こういう音楽性を目指そう」ではなく、「メンバーそれぞれのやりたいことを詰め込もう」という意識でオリジナル曲を作り始めました。

ただ、全員がオリジナル曲を作るのが初めての経験だったように、なかなか最初の楽曲を作るまでが難産で。そんな中、出来上がったのが『ロールプレイング』でした。

その頃から、今のパノラマパナマタウンの魅力となっている早口でまくしたてるスタイルを作り上げていたし、メンバーみんなの演りたい音楽性も詰め込めていたように、この曲はバンドにとっても大事な楽曲として育み続けてきました。

しかも、ずっと音源にしていなかっかたこともあって、今回のメジャーデビューを通し初めて触れる人たちに対しても、自分たちを紹介する最適な自己紹介の歌として『ロールプレイング』を入れようと収録を決めました。



──みなさん初心者から始めたからこそ、余計な概念を取り払い純粋に音楽で遊べたことも、枠に捕らわれない音楽性になった要因なんでしょうね。

田村:それはあったと思います。今でも、そこは自由にやっています。

岩渕:オリジナル曲を演る以上、他にはない音楽を作りたい意識が4人ともとても強かった。というのも、僕らがパノラマパナマタウンを組んだときに、同じサークルの先輩バンドの中にもオリジナル曲を演奏している人たちはいたんですが、正直あまり面白さを感じなかった。ライブハウスで対バンイベントへ出演していたときも、やっぱし同じ意識を覚えていて。それもあって、最初からジャンルや音楽の方向性などは一切考えることなく、とにかく他にはないという意識のもと、自由に湧き出る音楽を詰め込みながら楽曲を作り始めました。それが、結果的に他とは違う音楽性を生み出してゆく原動力になったんだろうなとは思ってます。

──その姿勢は、いまだに変わらずですよね。

岩渕:ですね。他の音楽が退屈だからこそ、自分たちで「格好いい」と思える音楽を作ってます。

──その言葉、いいですね。

岩渕:実際、今ある音楽で満足しているのであれば、その音楽を聞いてればいいわけじゃないですか。でも、僕らはそうじゃなかったんです。

よくキャッチコピーでも、「何々好きは必聴」みたいなのがあるじゃないですか。だったら、その何々を聞いてればいいわけであって。僕らは、そういう枠に囚われたくもなければ、そう言われない自分たちの音楽を胸張って堂々とやりたかった。それに相応しい作品を、今回『PANORAMADDICTION』を通して作れたなと思ってる。

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