初のリリース記念企画開催決定!大阪発女性ボーカルバンド、TETRA
--12月22日に#G8にて行われたイベント「twinkle Xmas★」に出演してくださりありがとうございました。当日のライブはどうでしたか?上野ハユネ(以下、ハユネ):個人的にTETRAとしていいターニングポイントになりました。このライブをきっかけに、いい意味で……。
ミユキ:なんか、落ち着いた?
あきと:うん。イベント自体楽しかったですし、普段と違う目線で自分たちのライブを見れました。
--初めてのライブハウスでしたが、気持ち的に変化はありましたか?
ハユネ:あの日、何も考えずにライブしてみようっていうスタンスでやって、それがTETRAにとって良かったです。あんまいろいろ考えんとライブしようみたいな。
あきと:全部楽しもう!みたいに。
ハユネ:初めてのライブハウスやけど、知ってる人もいたし。なんとなくMCとかも敢えて考えずに、いい意味で一回ふざけてみました(笑)その方がスラスラしゃべれた。
--ありがとうございます。では、次に、TETRAというバンドについて聞いていきたいと思います。結成のきっかけから教えてください。
あきと:確か、ハユがメンバー探してて普通にバンドしたいって言ったのが初めなんじゃないかな。
ハユネ:せやな。バンドしたくて。もう抜けちゃったんですけどギターとドラムは、別のバンドで活動しててライブ見て一目惚れして、お願いしてやってもらったんです。あとベースや~ってなったときに、あきとがちょうどバンド解散して。
あきと:で、ベース探してるやろ?言うて、入れてもらいました。
ハユネ:最初は「誰やねんこいつ」って思ってたけど、今となってはいいメンバーで。それがきっかけです。
--それまでの活動はソロでされていたんですか?
ハユネ:半年間、弾き語りで活動していました。でもずっとバンドがやりたくて、やっとバンドできる!ってなったのがTETRAです。
--初めは4人いて、2人抜けちゃったということですね。
ハユネ:はい。やっぱり一目惚れで誘ったけど、ずっとやってきた大事なバンドがあるからって言って。だから彼らは向こうでやった方がいいんじゃないかなと思って。
あきと:みんなで話し合って、「やめとこう」ってお互いになりました。
--それで今はサポートドラムを迎えて3人で。やっぱり4人のときとかなり変わりました?
あきと:全然違いますね。
ハユネ:ボーカルを見るだけで「あ、女性なんや」って偏見を持たれるのがすごいキライで。ずっと男性ボーカルで育ってきたので。だから、最初は私以外のメンバーは全員男で揃えてたんですよ。で、ギターも入れて、本当は4ピースが良かったんですよ。
--あ、そうなんだ!(笑)今3ピースなのに。
ハユネ:はい。全然男でもないし4人でもないし想像してた形とまったく違うけど、初めてサポートを入れて3人でスタジオで最初の音を出した時に、「あ、私このメンバーとやっていくんや」って感じました。ハマりました、自分の中で。
--TETRAがやっている音楽のコンセプトやジャンルは?
ハユネ:自分らでもジャンルはわからんよな。
あきと:歌を大切に。
ミユキ:ハユちゃんの個性が一番大きくあって、それにあきとと私が乗っかってるっていう感じです。もう既に「上野ハユネ」っていうジャンルが出来上がってますね。
ハユネ:うれしー。はずかしー(笑)
--曲を作っているのも全部ハユネさん?
ハユネ:そうですね。
--ご自身の楽曲の好きな歌詞について教えてください。
ハユネ:私、綺麗事がキライなんです。大げさに言ったら「みんな平和でありますように」みたいな、私には翼が生えてるんだよみたいな。そういうのじゃなくて自然にこうやってしゃべってるような文で書いています。普通の歌詞というより「あ、この文章とかこの単語を曲にするんや」って思われがちだと思います。瓶ビールとか。
あきと:いつものれんこんとか(笑)
--蓮根……?
ハユネ:いつも行くお店でれんこん揚げサンドみたいなやつを頼むんですけど、そのまま歌詞にしました。「とおい」っていう曲です。
--面白いですね。特にお気に入りの楽曲はありますか?
ミユキ:私は「今日くらいは」めっちゃ好き。
あきと:「今日くらいは」と「とおい」。
ハユネ:「今日くらいは」と「とおい」です!(笑)次のレコーディングでこの2曲を録ります。
--影響を受けたアーティストをお一人ずつ聞いていいですか?
あきと:僕はWOMCADOLE。
ハユネ:やと思った(笑)
あきと:高校の先輩にライブ連れてってもらって、見た瞬間鳥肌がすごくて「これや!」って思いました。
--それがきっかけでバンドを始めたんですか?
あきと:そうです。
ハユネ:私は10-FEETですね。京都大作戦が歩いて行ける距離だったので毎年地元のみんなと行ってて。10-FEETと京都大作戦に育てられています。勝手にですけど。大作戦に育てられたから、大作戦に出ているバンドはめっちゃ好きです。ROTTENGRAFFTYとかDragon Ashとかマキシマム ザ ホルモンとか、Hi-STANDARDもそうですし。めっちゃ好きです。
ミユキ:私はUVERworldです。中学校3年生の受験シーズンの時に、家庭教師の先生に勉強教えてもらってたんですよ。でその先生がめっちゃUVERworld好きで。やる気出るしすっごい良いバンドやから聴いてみて!って言われて、聴いたらもう号泣してもうて。よすぎて。で高校に受かって、そのご褒美じゃないけどライブ連れていってくれて。その時に初めて生で見て、ああもう高校入ったら絶対バンドやろうと思って。それがきっかけですね。
--ありがとうございます!2017年はTETRAにとってどんな一年になりましたか?
ハユネ:いっぱい泣いた年。
あきと:はははは(笑)悔しかった年やった。
ハユネ:この年にTETRAが出来て、メンバーとさよならして、最後のライブで大号泣して……。人生の19年間の中で、2つの指にはいるくらいの濃ゆい一年でした。私は。
あきと:色んな人に出会った1年。今までがあんまり、人とは関わりを持ちたくないタイプやったから(笑)
ハユネ:ぽいぽい。
あきと:バンド組んで人と出会うことがすごい増えて、出会ってみたら、ああ、こんな人らいるんや!みたいな。自分にプラスなことばっかりやったんで、すごく良かったです。
ミユキ:半年くらい前に寝屋川で初めてTETRAを見たんですよ。元からハユちゃんとは知り合いだったんですけど、ライブを見た時に、私が勝手に一目惚れというか、おおっ!てなって。久しぶりに仲いいバンドでこんなにカッコいいバンド見たなと思って(笑)すごい刺激をもらった。その一ヶ月後ぐらいに電話かかってきて、サポートやってくれへん?みたいな。まさか自分がめっちゃカッコいいと思ったバンドに入れるとは思ってなかったから。で、それからTETRAきっかけでまた新しい人に出会えたりとか。ほんまに私をサポートとして呼んでもらえたのがすごく嬉しくて。私にとってもすごい濃ゆかったなーって思います。
--では、今年のバンドとしての目標と個々の目標をお聞かせください。
ミユキ:TETRAとしての世界観を大事にこれからもやっていきたいです。個々の目標は、男性からも女性からもカッコいいって思われる女になりたい。見た目もそうやし、中身とか振る舞いも「この人カッコいいな」って思われるようになりたいです。
あきと:バンドとしての目標は、具体的に、いや普通に、飛躍する年にしたい。去年一年が出会いの年だったので。で、個人的な目標は、お金を稼ぎます。
一同:(笑)
ハユネ:言うた!
ミユキ:言うた~。
--これ載りますからね(笑)では、ハユネさん。
ハユネ:バンドとしての目標は、全てにおいて音楽を一番に考える。死ぬ気で一番に音楽を優先すること。個々の目標は、これ、ずっと思ってることなんですけど、ねぎととうもろこしとたけのこを食べられるようになりたい……。
あきと:(笑)
ハユネ:これ結構まじめやねん!
--頑張ってください(笑)では、最後にUtaTenを読んでいる方へメッセージをお願いします!
あきと:こんにちは!TETRAです!僕たちTETRAは色んな人に音楽を届けたいっていう気持ち一心で、活動していく……、ちょっと待って……(笑)
ハユネ:(笑)
あきと:えっと、とりあえず、ライブ見に来てくれたらカッコいい!って思わせるんで、是非見に来てください!
--ありがとうございました!
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