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shinpei(ex.SuG)「音楽で皆の心を癒せたら」ドラマーとしての存在意義 【インタビュー】 (2/2)



趣味のゲームも展開していきたい



──ドラマーはかなり大変ですね。話は変わりますが、最近ゲーム実況をされていますよね。

shinpei:そうなんですよ。元々ゲーム好きっていうのもあるし、今って実況とかブロードキャストとかめちゃめちゃ流行っていますしね。昔は生誕祭でファンとゲームをやるイベントを2回ぐらいやった事があって、その延長線上のようなものです。趣味でファンと楽しく触れ合えれば嬉しいなって思っていたので。あと、今サポートやっているとお客さんと喋ったりする機会が実は少ないんです。サポートってステージ上とフロアから見てくれるお客さんとの関係値でしかいられないんですよ。インストアがある訳でもないし。そういう時にどこかで触れ合える場所がとれるかなって考えたらブロードキャストで生配信をしてコメントもらって、そこでお話しするっていう形が良いのかなって。それに遠方の方にも優しい環境だと思いますし、東京になかなか来れない子にも触れ合える場所が作れたらいいなって思ったので始めました。


──その取り組みはファンの方にとって、とても嬉しい場所だと思います。

shinpei:「楽しかった」とか「身近でお話ししているみたい」とかそういう声を沢山もらっているので、これからも不定期でやっていきたいなって。


──生配信で弾き語りをやったらどうでしょうか(笑)それかドラム配信とかも。

shinpei:僕、歌そんなには歌えないです…(笑)カラオケ行くのは好きなんですけど、ボーカリストじゃないんで。でもドラム使って配信とかは面白いと思っているので、そういう方向では広げていけたらいいなって。ゲーム実況だけではなく、スタジオで叩いてみた!みたいなね。その場で曲を言ってもらって叩くっていうのはやってみたいです。


──最近は羽を伸ばしたりとかもされていますか?

shinpei:武道館終わってからしばらくはゲームをひたすらやっていましたね。(笑)ゲーム趣味!インドアなんですよ。なるべく外出たくない人なんです。


──インドアなんですね。家でなにされているんですか?

shinpei:本当、ゲームばっかです(笑)旅行とか行きませんもん。スポーツとかもケガが怖くてできないんですよ…。スキーとかスノボーとか行きたいんですけど、めちゃめちゃ危ないじゃないですか!皆スキー、スノボーで骨折したりとかしている人いるし。だからドラム始めてからはスポーツをやるのを控えるようになりましたね。バンドにも迷惑をかけちゃうし。だからゲームが一番いいかなって思って(笑)


──なるほど。ちなみにおすすめのゲームは今ありますか。

shinpei:モンハンが出たばっかなので、かなり激熱ですね。グランブルーファンタジーっていうアプリもやっていて。そのグランブルーファンタジーの音楽を作っている成田さんにもお会いする機会があったんですけど、最初その方が音楽を担当しているなんて全然知らなくて話してたんです。そしたら「僕その音楽作っているんですよ!」って言われて(笑)ちょーテンションあがりましたね。


──そんな素敵なご縁があったんですね。ではゲーム音楽に挑戦する可能性も…?

shinpei:ゲーム音楽を作るのはね、怖いですね(笑)僕はドラマーで作曲家ではないので、自分のレベルもわきまえているし。本職で作曲をしている人って1カ月で何十曲、下手したら何百曲も作っていて。その中で僕はドラムをやりながらささっと作った曲が通る訳ないなって思っていて。クオリティーももちろんそうですし。ただ世界を広げるチャンスだとも思いますし、コンペなどの機会があれば頑張ってみようかなとは思っています。


──ではぜひ、モンハンの曲に(笑)

shinpei:いやいや、それは無理です(笑)


──今後やっていきたい事や挑戦したい事はありますか。

shinpei:今は目の前に来たものを一つずつ、丁寧にこなしていく作業が良いのかなって思っていて。ただ個人になった難しさで感じているのが、ソロプロジェクトを立ち上げたりとか、新しい事をしないと広がっていかないなって感じていて。今はSuGであったときのお客さんが見てくれていたりとか、その枠で動いている事がとても多いと思うんです。このまま行くと自分はステージに立てなくなっちゃうんじゃないかな?って思う不安も今強いので、そこは何か新しい事を考えていかなくちゃなと思いますね。当たり前だけど、それが音楽業界の厳しいところだと思うし。でもそんな中で自分のドラムの腕とかをかって、サポートを頼んでくれる人たちもいるので、そういう人たちがいる限りはちゃんとステージには立て続けたいなって思っています。追いかけてくれているファンの子たちもいるから、負けないように頑張っていきたいなって。


音楽で皆の心を癒せたら



──難しい質問になりますが、shinpeiさんにとって音楽とはなんでしょうか?

shinpei:音楽ってありふれたモノなので、僕はその音楽で皆の心を癒せたらいいなって最初凄く思っていました。音楽で仕事をしていくってなると違う気持ちももちろん出てくるとは思うんですけど、根本的な所ではお客さんが僕の演奏を見て笑って楽しんでくれる。それってストレス発散や癒しに繋がっていくと思うので。ドラムっていう楽器自体が癒していけるものなのかはわからないけど、バンドっていう単位で考えたら、音楽ってストレスを発散する事も出来るし、勇気を与えられるものになったりするなって思います。


──音楽は癒しになる。これはまさにそうですよね。

shinpei:それに一番最初ドラムに出会ったとき、叩いてて楽しいなって純粋な気持ちから入っていったんです。誰かに憧れて入ったとかじゃなくて、ドラムっていう楽器が楽しい所からスタートしているので。


──ちなみにドラムを始めたのっておいくつの時だったんですか?

shinpei:15歳の時ですね。高1の時なんで周りよりも遅いんですよ。元々吹奏楽部でパーカッションから入っていて。その後も音大を出ているんですけど、音大出たからって音楽業界で成功する訳ではないってぐらい厳しい世界だなってよくわかりましたね。プレイヤーでプロになれる人って一握りだったりするので。


──音大卒というだけでもかなりさすがだと感じますが、そこで学んだ事も多いですよね。

shinpei:ソルフェージュっていう楽譜を読むテストや、和音を弾いてそれをどの音か当てるっていうのもありましたね。「ドラマーだからわかんねーし!」ってなるときもあったし(笑)でも先生に教えてもらって学ぶ事も多かったです。


──いつか音大でドラムの講師とかをやられたらどうでしょうか?

shinpei:喋るのは好きなのでお話しがあったら興味はありますね!先生っぽく話すのは出来るから(笑)あくまでも風ですよ!


──最後に、応援してくれるファンの皆さんにメッセージをお願いします。

shinpei:ドラムをずっと続けてきて今応援してくれる人が周りにいるので、ドラムというものを通してみんなと触れ合っていければいいなと思っています。辛いっていう時期もあると思うんですけど、とにかく負けない事を軸に頑張っていきたいです。3月20日に自分の生誕祭が新宿club SCIENCEであります。そこでみんなに伝えたいメッセージもあるので、ぜひ遊びに来てください。

TEXT:橋本美波
Photo:片山拓


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3月20日生まれ、O型、東京都出身。 洗足学園音楽大学器楽科ジャズ専攻卒。 2009年、ビジュアル系バンド「SuG」に加入。 翌年2010年にポニーキャニオンからメジャーデビュー。 2017年9月、日本武道館にて無期限活動休止、同12月解散。 2018年現在、サポート活動をメインに活動中。 ■公式サイ···

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