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【インタビュー】Beverly初のシングル「A New Day」はたくさんの愛が詰まったピアノバラード (1/2)

フィリピン出身の歌姫、Beverlyが2月28日に、1stシングルとなる『A New Day』をリリース。

普遍的な愛がテーマ



──デビューアルバム『AWESOME』では、Beverlyさんの名刺代わりになるような楽曲が沢山あったかと思いますが、今作の『A New Day』ではBeverlyさんのどういった一面が見られる作品になりましたか?

Beverly:私はもともとバラードが好きだったので、『A New Day』のような素晴らしいバラードを新曲として発表できて嬉しいです。


Beverly 1st Single 『A New Day』

──バラードがお好きなんですね。

Beverly:好きです。フィリピン時代に出演した歌のコンペティションでは、よくバラードの曲を歌っていました。『A New Day』はとても良いバラードで特に歌詞は、素晴らしいものになったと思います。


──てっきり『I need your love』などの強めで激しい曲がお得意で、また、お好きなのかと。



Beverly:もともとはバラードが好きだったのですが、日本に来ていろいろなタイプの楽曲にチャレンジをしてみて、激しめの曲もバラードもどちらも好きになりました。

──『A New Day』の感想や印象はいかがでしたでしょうか?

Beverly:この曲を初めて聴いたとき、ピアノのイントロがとても心にHitしましたね。良い曲だと思いましたし、『海月姫』の主題歌にぴったりだと思いました。この曲の歌詞もとっても綺麗で、聞いていただく皆さんにも気に入ったもらえるかなって。

──Bメロのメロディーは日本人が好きそうな、切なくてエモーショナルなサウンドだなと思いました。

Beverly:そうですよね!あと私は、特にもサビの部分がとっても好きです。「ひとりじゃない君がいるよ」っていう歌詞は本当に好きで、私が今感じている気持ちなので、大切に歌っています。

──恋愛の曲という訳ではなく、大きく“愛”というものがテーマなのでしょうか?

Beverly:普遍的な愛がテーマになっています。彼氏彼女の恋愛だけではなくて、家族の関係や友達の関係、その中で感じる愛を込めています。


──2番のAメロの「君がくれたほんの少しで変わった世界」という歌詞がBeverlyさんに重なる所もあるのかなと思ったのですが、ご自身の体験とマッチしていたりするんでしょうか。

Beverly:そうですね。私は子供のとき、歌が大好きだったんですが人前に出るのが恥ずかしくて歌えない子だったんです。でも、いつもお母さんが隣にいて、私の背中を押してくれたので、どんどん人前で歌えるようになり、成長していきました。お母さんがくれた少しの勇気で自分が変われましたし、お母さんがいるから1人じゃない、何かできるかもしれないって自分をPushできるようになりました。


── Beverlyさんは地声でパワフルに歌い上げている印象があるのですが、今回はファルセットを使われたりですとか、落ちサビでは細かく強弱の変化もあります。そういった歌い方はご自身で決められているのでしょうか?

Beverly:これまでパワフルな声で歌い上げている楽曲が多く、その印象が強いかもしれませんが今回はファルセットの部分やメロウな部分も皆さんに聴いてほしいなと思いました。元々ファルセットを使う曲やメロウな曲も好きなので、今回の「A New Day」はスムーズに表現する事ができました。

──表現にフォーカスを当てたいときはファルセットを使われるんですね。

Beverly:はい。ファルセットだけではなく色々なテクニックも使います。

──サビの「どんな時も」という部分では、パワフルに高いキーが出ていますよね。ここは特に皆さん真似したいと思うんじゃないですか!?

Beverly:そうですね、ぜひ、皆さんに歌ってほしいです。レコーディングの時、なかなか難しくて私も泣きそうなくらい苦労しましたけど(笑)

──是非、歌い方のコツを教えてください。


Beverly:まずは、、頑張ってください(笑)!私も頑張りましたから一緒に頑張りましょう。この曲はキーが高い所もあるので、いろいろなテクニックを取り入れながらやっています。パワフルだけどリラックスする感じですね。それをやる事で、より簡単に歌えるようになりますよ。
苦しくないように軽く歌ってるところもあります。

──意外と高音の部分でもリラックスして歌われているんですね。

Beverly:はい。私のボーカルの先生は、「皆さんの間違いは、いつもキーが高い所でがんばって歌うから苦しくなって、パニックになる」と話していました。逆にもっとリラックスして歌う事が大事らしいです。そうする事でハイトーンボイスが出ます。


──Beverlyさんのお気に入りのトレーニング方法も伺えますか?

Beverly:私はいつも歌う前にリップロールやボーカリゼーションをちゃんとしています。あと、準備体操などもしてますね。苦しくならないように心掛けています。でも、苦しくなった経験もあるんですよ。


──全然そんな風に見えないです!

Beverly:あるんですよ(笑)!


──『A New Day』の中からBeverlyさんが一番好きなフレーズを教えてください。

Beverly:「ひとりじゃない君がいるよ」ですね。お母さんもそうですけど、日本に来て皆さんがいつもいてくれる。ホームシックになることもありますけど、皆さんがいるおかげで「ひとりじゃない君がいるよ」っていう気持ちを感じています。なのでいつもハッピーにお仕事をしています。ファンの方がいつもあたたかい声をかけてくださるので、とても感謝しています。だからこの部分は歌っているとき、気持ちがこもってます。



──「君」っていう対象がビバリーさんには沢山あるんですね。

Beverly:そうですね!!


ティーンズラブの気持ちを意識して



──Beverlyさんご自身が歌詞を書かれている『All I Want』についてお伺いしたいんですが、今回Sakataさんと共作されているんですよね。どんな手順で制作されたんですか。

Beverly:この曲はSakataさんが書いているので、私は英語の部分を書きました。「この曲の日本語の部分はどういう意味ですか?」と聞いたりして教えてもらって英語の歌詞と合わせて書きましたね。


──日本語ができた状態から、Beverlyさんが英語の歌詞を書かれたんですね。一番意識したことや、大事にしたことがあれば教えてください。

Beverly:この曲はにぎやかで軽やかな曲で、若者の愛を歌っています。私もティーンの時の気持ちを思い出したりしました。


──Beverlyさんもまだお若いですよ(笑)!

Beverly:若いですけど、ティーンズラブとかそういう気持ちを思って書きました。


──英語の部分はどういった事を歌っていらっしゃるんですか。

Beverly:若い人の気持ちですね。好きな男の人にドキドキして、手をつないだだけで顔が赤くなりますよね。
どうしてこの人が好きなんだろうっていう気持ちを思い出して書きました。


──『A New Day』とは全然違う歌い方だと思いますが、この曲に関してはどういった事を意識されましたか?

Beverly:全然違いますね。『A New Day』はバラードだから、心を込めて強くメッセージが伝わるような歌い方をしていました。『All I Want』は明るくて賑やかでとてもハッピーな曲だから、笑顔で楽しく歌うようにしましたね。そんなにパワフルな声は出さずに、リラックスした状態で歌いました。

──では、『All I Want』からも、一番好きなフレーズを教えてください。

Beverly:「もう頑張らなくても良いよ 抱きしめてくれたね」このメロディーと歌詞が可愛いですよね。彼氏がいるときとか、大丈夫だよって抱きしめてくれるとか、なんか可愛い。だから好きなんです。


──憧れちゃいますね。

Beverly:なのでこの部分を聴いてそういった気持ちを感じてくれたら、と思います。ドキドキしちゃいますね。



次ページ : この曲を聴いてハッピーに

アメリカ、フィリピン等の音楽祭で数々の受賞歴を持ち、日本が初めて体感するハイトーンボイスを持つ世界レベルの実力派シンガー。2017年5月31日デビューアルバム「AWESOME」をリリース。 Beverlyの卓越したライブパフォーマンスに惚れ込んだ小栗旬氏が、自身が出演するドラマのプロデューサーに···

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