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當山みれい、清水翔太の名曲アンサーソングリリース!「主人公の向こう側にいる女の子とかをイメージして」【インタビュー】 (2/2)




清水翔太との制作エピソード

──次作の事も考えていらっしゃいますか。

當山みれい:はい。今アルバム制作に取り掛かっていて、次はanswerじゃなくて自分のオリジナルにしようと思っています。『願い』と『Dear My Boo』はすごい反響を頂いて、自分の音楽を聴いてもらえるきっかけになったのを思っているので、次は自分の恋愛観や、自分らしさみたいな所をもっと曝け出した感じになるかと。今回の歌詞よりもっともっと恥ずかしいけど、これを好きって言ってくれたら嬉しいなって思っていただける作品が出来たら良いです。


──「當山みれいの歌が良い!」ってツイッターなどで反響が多く上がっていますね。

當山みれい:えー!嬉しいです。ありがとうございます!私のMVをツイートしてくれた方がいて、そのツイートに対してすごいリツイートとイイねが来ていて、多分10万イイねとかありました。それの通知が私にまで来ていたので、携帯が鳴りっぱなしでした(笑)充電がなくなるっていう…。ツイッター上で反響があって、それきっかけでフォロワーが2000人近く増えたんですよね。なのでそれを見てすごいびっくりしたし、YouTubeも急上昇ランキングに入ったりとか!今90万回とかになっていたので、もうすぐ100万回にいくと思うんですよね。今まで出してきた曲とは段違いで違っているので、大切に歌っていきたいです。


──MVの現場には伺ったんですか?

當山みれい:ちょっとだけお邪魔しました。監督さんと喋っているシーンがあるんですけど、あれアドリブで話しているんですよ。ラブラブですか?みたいに思っちゃうぐらいの会話を繰り広げていたみたいで。聴いてて恋愛ドラマを見ている感じになりましたよ。夜伺ったんですけど、ああいう映像を撮ってノリノリだったんじゃないかなって思います。スタイリストさんと「やばいっすね」って言って(笑)。女の子を演じたまことさんに萌えるMVだったと思います。自分のリップシーンに関しては、自分に自信を持って挑んでくれって言われて、自信はあるつもりだけど大丈夫かな?って思っていたら萌え袖を指定されたんですよ。私普段そういう事しないんですよ。だからこういうのに慣れなすぎて、「どうしたら良いですかー!」って言いながらやっていました。終始デレデレな感じでしたね。


──レコーディングには清水翔太さんは来られたんですか。

當山みれい:最後ちょっとだけ撮りなおした所があって、そこだけいらしてくださって。そこでメロディーも考えてくださったんです。


──途中で色々変わったりも?

當山みれい:ギリギリまで色んな所を詰めて詰めて微調整をめちゃくちゃした曲なんです。メロディーとかを試行錯誤しているときに、翔太さんが「ピアノを貸してくれないか?」っておっしゃっていて、どうしたんだろう?って思ったら「コードをこうしたい」らしくて。翔太さんってトラックから作る人なんで、全部そういうのをわかっている方だから自分で弾いてこのコードが良いってなって、部分的な所を変えたりしていました。トラックのコードって簡単に変えたりできないんですよ。同じテンポでピアノに合わせて私が歌うみたいになったんですけど、その翔太さんのピアノの音がする度にめっちゃ震えました。史上最強に震えました…。自分で落ち着け落ち着けって言いながら。翔太さん、とても歌が上手いし、耳も良いから、私絶対音外せないなって思っていて。でもそれが一生の思い出になりましたね。


──ちなみにどのあたりを変えられたんですか。

當山みれい:ブリッジですね。「些細なすれ違いが」っていう所をピアノのジャーンっていう音に合わせて。ピアノとメトロノームだけなんで、ほぼアカペラみたいになっていましたよ。


「君のためならI can be your Jasmine」が好き

──歌詞サイトなので好きなフレーズを教えてください。

當山みれい:「君のためならI can be your Jasmine」です。これは原曲が、俺がアラジンなら君はジャスミンだったんで、私がジャスミンならみたいな言い方をするべきなのか?って最初思ったんですけど、ジャスミンってアラジンの事を連れだしてくれる役なんです。ジャスミンが女王様で、アラジンが平民なんですけど、自分がリスクを負う立場ですごく勇気がいる行為だと思うんです。男の人が君がジャスミンっていうのは、君がヒーローだみたいな感じになると思うんですけど、それって逆にはできないし。引っ張っていくっていうのは、その女の子のスタンスではないって思ったときに表現をずっと悩んでいて。君のためなら連れ出すことができる、そのリスクを負うことができるっていうのはこの女の子の愛し方を表しているなって思ったので、このフレーズは気に入っています。



──アラジンとジャスミンのバックグラウンドまで見えてきますね。

當山みれい:I can be a Jasmineって勘違いされている人が多いんですけど、your jasmineなんですよ。あなただけのジャスミンっていう意味なので、そこも重要ポイントです。ありがたい話なんですけど、YouTubeで耳コピして歌詞を載っけている方がいて、それでみんな間違えたりしているんですよね。(笑)間違えてるよー!って!


──歌詞は一番重要ですね!このフレーズを言えちゃう女子ってめちゃめちゃ大人じゃないですか。

當山みれい:なりたいなって思います。全部理想ですよ!こんな存在に憧れちゃいます。


──「願い」がカップリングに入っており、『Dear My Boo』と関連性はあるのかと思ったんですが。その部分はどうでしょうか?「願い」にいくと別れてしまっていますよね。

當山みれい:ないですね。申し訳ないです(笑)お得な感じにして、アンサーソングを作ってきた事の最終章にしたいと思っていて、これで一区切りつけて自分の言葉で表現していきたいなって。順番を「願い」と逆にした方が良かったですね。でもしょうがないです(笑)『願い』のアコースティックも凄い良いし、『My Way』のthe Sknowさんのリミックスもめっちゃ好きです。




──アレンジのリクエストもされたんですか。

當山みれい:いや全然!「お願いします」っていう感じです。すごい昔からお世話になった方なので、信用して丸投げしたら安定の良い曲にしてくださいました。


──そうなんですか。やはり、『Dear My Boo』はカラオケで男女で歌って欲しいですね。


當山みれい:『Dear My Boo』歌って欲しいです。スパイキーさんにどういうコースを回るかっていうのは聞いていなかったんですけど、歌うシーンを見てさすがだなって思いました。自分のオープニングアクトで翔太さんのツアーに回らせて頂いているんですけど、その中の特典会とかでサインを書いて渡すっていうのをやっているんです。その時に男女がいたら「カップルですか?」って聞いて「交互に歌って、2曲連続、絶対!」って言うんです(笑)。それぐらい重ねて聴いても面白いし、歌いやすいキーだと思います。


──この曲を使ったカップル動画とか作って欲しいですよね。

當山みれい:女の子とか記念日にあげてたら、こっちまでが幸せになりますよ。そういうの結構チェックしちゃうんで。インスタでタグ付してくれる人には、イイねをするようにしています。「いいねされた!」とか言ってる子をみると「くっくっく…(笑)」ってなります。


──最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします!。

當山みれい:この曲は恋愛をした事のある人ならみんな共感してくれるだろうし、憧れられるような可愛らしい女の子が歌っているので、ぜひいっぱい聴いて頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。



TEXT:愛香
Photo:片山拓

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1998年7月27日生まれ。21歳。 大阪府出身~NY経由 Z世代のリアルを叫ぶ次世代型ソングライター。 YouTubeでのMV総再生回数は4,000万回、サブスクでの楽曲総再生回数は3,500万回を超える。 LINE MUSICウィークリーチャート1位の他、AWA等の音楽配信サービスでも多数1位を獲得している“サブ···

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