一瞬で恋に落ちる、夏の大三角形って…
夏のラブソングと言うのは大胆で情熱的な物から純粋でキラキラした物まで色々あって、どれもシーンに分けて聴きたくなってしまいますね。
因みに純粋でキラキラしている曲で私がパッと思い浮かぶのが、NICO Touches the Wallsの『夏の大三角形』です。
清涼飲料水のCMに起用されていた事でも知られているこの曲ですが、爽やかでロマンチックな歌詞は、どれだけ知られているのでしょうか。
開放的な夏に相応しく、明るくドキドキするような要素もあり、何処か清涼感が溢れている感じの曲調も魅力的ですよね。正に夏に相応しい曲の一つだと思います。
夏の大三角形
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「そんなしかめ面ぶら下げて 俯いて歩いてるから
目の前に女神がいても 気づかないんだ」って
君は笑った
三秒間 君に見惚れて
いま全力で恋してる 夏の大三角形
想定外 風が眩しい
はしゃぐ君の笑い声で 楽園に変わる
いま世界を壊して
≪夏の大三角形 歌詞より抜粋≫
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『夏の大三角形』と言うタイトルですが、爽快感がほとばしっている感じなので、満天の星空だけでなく、青々とした空や晴れた日の海等でも物凄く聴きたくなってしまいます。歌詞も曲も爽やかだなんて、夏の申し子みたいな曲です。
しかし恋に落ちる時って、本当に一瞬の出来事に思える時がありますよね。勿論、じっくりゆっくり自分の気持ちに気付いて行くパターンもありますが、自覚するや否や、スッと気持ちが胸に落ちてくる感覚は、何とも小気味良い感じです。
不思議なのは、それまで友達としか思っていなかった相手に恋してしまう瞬間でも、何故だかすんなり、あっさり、「あ、私この人の事好きなんだ!」と思ってしまう瞬間がある事です。
恋に落ちる瞬間も、やっぱりタイミングなのでしょうね。
純粋な恋の話を連想させる歌詞
そして歌詞にも「いま世界を壊して」とありますが、恋をすると今まで無機質でモノクロだった自分の世界が、まるで相手が壊してくれたみたいに、色鮮やかに輝いて見えたりします。
恋をすると、それだけ見える世界も変わって来るんですよね。
例えば、好きな人が出来た途端に学校や会社に行くのが楽しみになったり、ささいな事で感情がジェットコースターみたいに揺れたりするのも、自分の世界が相手に壊されている証拠なのではないでしょうか。
でもそんな感情って、何だか純粋で可愛らしいですよね。本人は至って真剣なのですが。(笑)
だからこそ、この歌詞みたいな恋愛に憧れてしまいますが、憧れてばかりいると、目の前に素敵な人が現れても気付けなかったりして!?
でも、それだけは絶対に阻止しなければ!(笑)
TEXT:rie-tong
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