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【インタビュー】超実力派ユニットNormCoreが歌う「一人之下 羅天大醮篇」オープニングテーマ『傷だらけの僕ら』は強さと弱さを纏ったシンフォニックロック (2/2)




Fümiは中国語まで!?

──『傷だらけの僕ら』はMVが公開されていますが、中国語のバージョンまで!!

Fümi:そうなんです!歌詞を翻訳していただいて。


──中国語もしゃべれるんですか!?

Fümi:いいえ、元々はしゃべれないです!その場で教えてもらいながらでした。レコーディングとMVの撮影までに歌詞を覚えなくちゃいけないので大変でしたね(笑)。



──げーーっ!

Fümi:本当に「げーーー!」って感じでした(笑)。


──アニメの原作は中国ですし、活動の幅も広がったということで今後中国語の取得を目指したり?

Fümi:そうですね、中国のイベントに行くこともあるのでなるべく覚えたいなって思います。


対照的なバラード『永遠の記憶』



──カップリングの『永遠の記憶』は、『傷だらけの僕ら』とは対照的なバラードで、ノスタルジックな感じも受けつつ馴染みやすい楽曲だと感じました。

Fümi:よかったです!『傷だらけの僕ら』のほうは重厚かつ疾走感ある感じだったので、逆に柔らかくキラキラした感じにできればと思って作りました。


──どういうテイストで作り始められたんでしょうか?

Fümi:メインの曲がすごいガッツリしているので、もうちょっとクラシックの優しい部分を音で表現できればなという所で作り始めました。


──音に関しては『傷だらけの僕ら』との差というところを意識されたのですね。歌詞に関してはいかがでしょうか?

Fümi:歌詞の世界観に関しては表題曲を意識せずに、曲の質感に合った世界観や言葉を選びました。


──情景描写を具体的にされていないので、多くの人が自分の経験と重ねて聴ける失恋ソングじゃないかと思いました。

Fümi:嬉しいです!曲のメロディーとか音色がきれいな感じだったので、あまり生々しすぎないような仕上がりになる言葉を選びました。


──なるほど。個人的にですが、「強がる心 壊すように 疑う心 包むように」というフレーズに惚れそうでした(笑)。こんな人いたらいいなって(笑)。

Fümi:ハハハ(笑)、そうですよね。全てを壊す人とか疑う心を増幅させる人ならいるんですけどね(笑)!


──確かに(笑)!

Fümi:僕、嫌いじゃないですけどね(笑)。


──(笑)!「愛するほどに 見失っては 繋がりの意味 履き違えてた」というフレーズについてですが、自分の過ちに気が付けないまま傷付き続けてしまうことってあると思うんですけど、このフレーズははっきり過ちを認めた勇気のいるフレーズだと思います。このフレーズについてFümiさんの考えを聞かせてください。

Fümi:多分、その当時自分では“Love”だと思っていたことが、結局は独りよがりの押し付けた感情だったんですよね。 “自分はこれだけあなたのためにやっていたのにどうして答えてくれないの”っていう感情が生まれてしまうのにもかかわらず、日々の中で相手と繋がっていると思っていたけど、もっともっと考えた時に、自分が一方的に掴んでいるだけで本当の意味での繋がりではなかったんだって。人に気持ちを伝えるっていうことのあり方自体履き違えてたって思えたんです。


──なるほど。ありがとうございます。この楽曲からもFümi的ピックアップフレーズを教えてください。

Fümi:「あの日の恋が 巡る季節が 僕をここまで 運んでくれたから」という最後の所が好きです。恋が終わるっていうのはネガティブなイメージとかがあると思うんですけど、どちらが悪いという事でもなく、終わらざるを得なかった恋もあると思うんです。そういった事を悲しみだったり、切ない記憶としてだけで自分の過去にするのではなくて、そのような経験があったからこそ今目の前にいる人をよりもっと感じて、もっと上手く自分の気持ちを伝えるっていう事があると思うんです。だから何も無駄じゃなかったし、そういう時間がお互いのこれからの先に広がる人生を豊かにしてくれるそんな二人の時間であったんであれば、それは永遠にお互いの中に良い時間で良い記憶として生き続けるんじゃないかな?だからありがとうっていう気持ちがこの2行の中に含まれています。


──このタイトルは先に書かれたんでしょうか?

Fümi:このタイトルは全部作り終わってからですね。


──切なさを全面に出したい曲であったら、きっとまた違うタイトルが出来ていましたよね。

Fümi:おっしゃる通りです。さすがですね!そういう事になります。


──主人公からしたら、このお相手と当時のように戻りたいと思っている訳でもなさそうですよね。

Fümi:そういう事なんです。


──最後に今作はどんな一枚になったのかと、読者にメッセージをお願いします!

Fümi:『傷だらけの僕ら』は、今から試合に行くぞとか、これから部活動頑張るぞ!って思うときに自分に喝を入れる楽曲になっています。ぜひ皆さんに聴いて頂きたいです。ファンタジーやノスタルジックな逃避行に連れて行ってくれる『永遠の記憶』という真逆の曲も入っているので、この2曲で楽しんでもらえたらなと思います。4月18日に池袋のアニメイトでリリースイベントをやります。そして4月21日にSpace emo 池袋で同じくリリースイベント、4月22日に池袋のニコニコ本社で生放送のあるリリースイベントを行います。ぜひ皆さん会いに来ていただければと思います!



TEXT:愛香
PHOTO:橋本美波


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ボーカルFümiが指揮を執る音楽プロジェクト“NormCore”(ノームコア)。 Fümi (ボーカル)、Tatsu (ヴァイオリン) 、Natsu (クラシックギター)の3人で構成されるシンフォニックロックユニット。メンバー全員が音楽大学卒業という華麗な経歴を持つ。 ボーカルFümiは、ソロではUMI☆KUUNとして活動をする···

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