明日を夢見て口ずさむ、ついてない日の応援歌

最悪な日に聞きたい応援歌

生きていれば良い日もあるし、悪い日もある。もちろん毎日が最高なら、それが一番だ。

しかし、時にはお先真っ暗な最悪の1日がやって来る。

「最悪な日ってどうしてる？」その質問に、私ならふて寝すると答える。

雨が降ってるのに傘を忘れた、仕事のミス、お気に入りの物をなくした…。立て続けに嫌なことがあるから最悪なのだから、自分で1日を早めに切り上げてしまうのが確実だと思うからだ。

そんな最悪な日をタイトルに添えた楽曲『Bad Day(バッド・デイ～ついてない日の応援歌)』はDaniel Powterのファーストシングルである。

ピアノの弾き語りというスタイルからピアノマンと呼ばれる彼は、帽子がトレードマーク。この楽曲はリリース後の2006年には、全米年間チャートを独占する勢いで1位を獲得。

中でも、アメリカの週刊音楽誌Billboard HOT 100でカナダ人の男性ソロ・シンガーでは初となる偉業を成し遂げた。全世界でも大ヒットを記録し、日本ではテレビドラマの挿入歌に使用されている。

Bad Day

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Where is the moment we needed the most
You kick up the leaves the magic is lost
They tell me your blue skies fade to grey
They tell me your passion's gone away

And I don't need no carryin' on
You stand in the line just to his a new low

You're faking a smile with the coffee you go
You tell me your life's been way off line
You're falling to pieces everytime
And I don't need no carryin' on

［日本語訳］
僕たちが一番必要な時間はどこにあるんだろう
君が落ち葉を蹴り上げると魔法は解けて現実に戻るんだ
青空のような気分が曇り空になり
情熱がなくなったなんて言われるけど

そんなに頑張らなくたっていいと僕は思うよ
君は順番待ちをしてますます落ち込んでいく

作り笑いして苦いコーヒーを飲んで取り繕うんだ
人生が道を外れたって思ったり
打ちのめされることばかりでも
そんなに頑張らなくていいって僕は思うのさ
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You're faking a smile with the coffee you go

作り笑いして苦いコーヒーを飲んで取り繕うんだ
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慣れてさえしまえば、取り繕うのは簡単である。

ついてない日だからと言って、泣くわけにもいかないから耐えて過ごす事が多くなる。相手に気を遣われるのも申し訳ないし、なにより自分のプライドが許せない、なんて事もあるかもしれない。

しかし、それでは体も心も疲れてしまう。


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Cause you had a　bad day
You're　taking one down

今日はついてなかっただけ
がっかりだよね
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そんな時は楽曲のように「ついてなかったんだ」と認めてみてはどうだろうか。諦めや自虐からではなく、開き直りの方向で。

今日は最悪だったんだ、と迷惑を承知で相手に話してみるのも良い。もしかしたら相手も、自分には嘘を言わないで欲しいと思ってる可能性だってある。

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And I don't need no carryin' on

そんなに頑張らなくていいって僕は思うのさ
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ついてない最悪の日だからと言って、1人で気を張る必要はどこにもないのだから。

口ずさんで、元気を出そう！

ちなみに、『Bad Day』はPVもオススメ！出勤時間も、働く場所も違う、ちょっとついてない感じの男女を撮った作品だが、上手く彼らの生活が交差する瞬間は最高だ。

ラブストーリーの主人公みたいに、明日を夢見て。自分の応援歌に、口ずさんでみてはどうでしょう？

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You had a bad day

今日はついてなかっただけさ
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TEXT：空屋まひろ