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【インタビュー】Rhythmic Toy World「最高傑作になりました」メジャーアルバムで遊び心を最大限に (2/2)




推したいナンバー『27時』&『ASOBOYA』

──『SHOT』の中から一番推したい曲を教えていただき、楽曲への想いをお聞かせください。

磯村貴宏:僕は『27時』ですね。この曲が本当に好きなんですよ。アルバム一枚はスタジオ向かうときとか、テンションを上げたいときに聴くんですけど、『27時』はスタジオからの帰り道とか、夜に聴きたくなる曲で。うちは歌詞が最後に出来るんですけど、歌詞が出来る前に勝手にイメージしてた曲が最初にあったんですよ。

その思い描いていた曲と内田が持っていた歌詞がすごくマッチしていて。歌入れが終わったあとに、内田に「この曲めっちゃ好きだわ」って言ったら「そやろ」って言われて(笑)僕がこういう曲調を好きなのも、内田はわかっていて、バラードっていう訳でもないんですけど、僕等には今までにない感じに挑戦したんです。個人的に思い入れも強いし、内田が気怠く歌っているのが色っぽいので、そこを聴いてくれる方にわかって欲しいです。


──とてもセンチメンタルですよね。
磯村貴宏:そうですよね!なんか間接照明的な感じしません?(笑)

内田直孝:でも夜に俺が部屋の隅に立ってたらやばいでしょ。

全員:(笑)

磯村貴宏:それぐらい、家帰ったら必ず聴いちゃう曲ですね。


──内田さんは、『27時』にどのような感情を込めたのでしょうか?

内田直孝:これを書くときに浮かんでいたのはメンバーなんですよ。メジャーデビューの話をしている時に、口には出さないけど各々が心の中で焦りとか、不安とかを感じているのがわかったんです。自分ってなんだろう?って考える夜中の27時ぐらいに、もしかしたら俺のメンバーはギタリストとして、ベーシストとして、ドラマーとして何ができるだろう?って向き合っているかなって思ってたんです。それで、メンバーを支えられればなという想いから「一人きりじゃ越えられないそんな夜は側に居たい」という直接的な歌詞を書きました。自分の歌のように当てはめてもらえたらって思っていますね。


──歌詞サイトなので、『27時』の中から好きなフレーズを教えてください。

内田直孝:僕は2番の「世界の誰もが強くなれたらそれはそれは素敵だけど優しさに気づけなくなるのなら僕は弱虫のままでいい」が好きです。ここに全部が詰まっている気がしたんですよ。



──こういったフレーズって夜中の方が思いつくんでしょうか?

内田直孝:そうですね。僕、こういうエモい感じの言葉とかが出てくるんですよ。自分自身この『27時』と同じ気持ちになったりするし、だから言葉がリアルに出てきたり。

磯村貴宏:僕はですね、「眠くなってきたな目を閉じてみるよ明日何食べよう?どんな服を着よう?」です。実は、この言葉通りに考える事が多いんですよ夜。そのリアルさが出ていて、人が何にも考えていないときにパって思いつくぐらいのワードだと感じていて。さっきメンバーをイメージしながら書いたって言ってくれましたが、本当の自分たちの姿が表現されていて。共感とまではいかないんですけど、不思議な感じがします(笑)イメージでいうと、人間臭いのと男臭い感じがするんですよ。


──それでは、内田さんからも推し曲をお一つお選びいただけたら!

内田直孝:僕は『ASOBOYA』っていう曲ですね。メジャーデビューというタイミングで新しく大きくみたいなイメージがあると思うんですが、僕等ふり幅が広いので、優しい曲で好きになってくれたり、激しい曲で好きになってくれたりとか結構別れるんですよ。激しい曲を好きな人は俺らが激しい曲を出す事を望んでいるし、優しい曲で出会ったら優しい曲を求めているような気もする。新しく出会ってくれた人はここが出発地点な訳で、このアルバムに入っている曲が思い出になると思うんですよ。その作品の中に自分の知らない過去を凄い愛していた人たちに向けての歌が入っていると、疎外感を感じてしまう所もあると思ったんですよ。

今の僕等を好きになってくれるのなら、今の僕等にしてくれたこの子たちの事を知って欲しいし、愛してほしいなっていうのが素直にあって。今までの自分たちの活動で出会ってきた人たちと作った曲をどうしてもこの作品に入れたかった。


──タイトルも遊び心がありますよね。

内田直孝:そうですね。『ASOBOYA』っていうタイトルも僕等のキーワードみたいな感じで、グッズにも入れたりとかしているんです。そもそもその言葉を作ったのは、お客さんとかだったんですね。僕等のアンコールでお客さんから言われるのが「ASOBOYA」っていうコールなんですけど、その今の僕等の感じをどうしても自分たち的に記念の作品に残したかったんです。


──では『ASOBOYA』の中から好きなフレーズを教えてください。

磯村貴宏:「ねえ神様 僕らに出会いをありがとうおかげで仲間ができたよ」ですね。『ASOBOYA』が一番感じれる所だと思いますし。お客さんと出会わせてくれてありがとうだし、今のチームだったり事務所だったりっていうのもこのワードだなって。僕等が音楽やってきてみんなが繋げてくれたからみんなと出会えたよって思いますね。



──内田さんはどうですか?

内田直孝:僕はAメロの「好きな食べ物は?好きな言葉や好きな色、生まれた場所はどこですか?それぞれ違うけど気づけば皆で笑ってるそれだけで1つになれちゃうんだよ」です。ここは凄く意思があって書いたんですけど、ライブハウスって色んな人がいるんでみんながみんな仲良くするっていうのは実は凄く難しい事なんですよね。ただ自分たちがみんなで仲良くしようっていうテーマみたいなものをライブで掲げ始めたときに、それに対して苦言を呈してきた人もいたし。その時に自分のメンタルが揺らいだときもあったけど、僕はどっちか選ばなあかんなって思って、僕等のライブに来る意味があって欲しかったんです。この子たちが一人じゃなく二人で、二人じゃなく三人で、みんなで来て楽しんでライブ終わったら飲みにいくような空間を作ってあげたいなって思ったんで、僕はみんなで仲良くしようっていう方を選んだんです。

僕の想いとしてはみんなが一つになってくれることが嬉しいし、自分で気づけてないかもしれないけど凄い楽しそうな顔で笑っているファンも沢山いる。それをちゃんと伝えなきゃいけないと思ってここのワンフレーズを書いたんです。


──『SHOT』をファンの皆さんにどんな風に聴いてもらいたいですか?

磯村貴宏:僕はライブでお客さんたちがみんな「楽しかった」って言ってもらえるようにライブをやっていきたいし、『SHOT』がきっかけでツアーに来てくれる人も巻き込んで楽しかったって思われるようにしていきたいです。楽曲も成長するし、僕等も成長するっていう意味で、お客さんたちも輪が広がればいいなって感じです。『SHOT』がきっかけで、Rhythmic Toy Worldっていう名前が広まればいいなっていうのも勿論あるので、すごい良いきっかけになればいいなって思います。

内田直孝:僕はこのアルバム全体通してメッセージ性を込めたんです。ライブに来ると新しい自分に出会える場所だと思うんですけど、新しい自分に出会えるという事は自分が変わった訳ではなくて、自分の中にあったもう一人の自分が出てきただけ。それに気づけると自分がそのままでいいんだってわかると思うんです。なのでそのままの自分で良いんだよっていう事を届けたいなって。アルバムとツアーもそういう感じになって欲しいです。


──最後にUtaTenの読者にメッセージをお願いします!

内田直孝:『青く赤く』と『リバナ』っていう曲は凄くパーソナルな部分と、みんなが理解しやすい、共感しやすいラブソングと親に向けて書いた感謝の曲なので、ぜひ聴いてもらいたいです。歌詞一つとっても僕のリアルな感情を書いているので、自分とは違うかもしれないですけど、大切な人に想いを伝えるきっかけになってくれる作品だと思います。

磯村貴宏:楽曲もそうなんですけど、内田の書いた歌詞ってすごく寄り添ってくれる内容だと思うんですよね。失敗とかしちゃったりしてもそれでもいいんだよって問いかけてくれる歌詞が多いと思うので、そういう今頑張っていたりしている人にぜひ聴いて欲しい一枚です。勿論僕等も内田の歌詞に勇気づけられる事が多いので、これ自分に歌ってくれているんだなって勘違いさせてくれる内容もあるので(笑) 20代や中高生も凄く共感できる歌詞だと思います。歌詞を読んでぜひライブに来てください!




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2018年春に、ビクターエンタテイメント「BLACK SHEEP RECORD」より、メジャーデビュー。 5月よりリリーツアー「SHOOTING TOUR」を開催予定。ツアーファイナルは、史上最大規模の10/29@Zepp DiverCityにて開催決定! ▶公式サイト http://rhythmictoyworld.com/ ▶公式Twitter https://twitter···

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