最強ママシンガー、安室奈美恵
驚いた事に、若い世代の中には、彼女にお子さんがいることを知らない人もいるようですね！
日本人離れした圧倒的な歌唱力に、圧巻のパフォーマンス、デビュー当時から変わらないスタイルに誰もが認める美貌。確かに、テレビやメディアから見える彼女の姿からは、母親の一面は完全に封印されていますよね。
安室奈美恵さんは、1977年9月20日生まれの沖縄出身のアーティストです。
十代の頃からスーパースターだった彼女は二十歳で結婚、出産します。その後、母親を亡くし、離婚を経験する事になります。
腕に刻まれた、深い愛
彼女の両腕にはタトゥーが彫られているのですが、そのタトゥーに、彼女の愛情深い一面が垣間見えます。左腕に入っているのは以下の英文と、その下に大きく「HARUTO」の文字。
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JUN.30 in 1950
my mother's love life with me
Eternally in my heart
R.I.P.
MAR.17 in 1999
［日本語訳］
1950年6月30日(母親の生年月日)
母の愛は私と一緒に生きている
私の心の中で永遠に
rest in peace (安らかに眠れ)
1999年3月17日(母親の命日)
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因みに「HARUTO」は彼女の息子さんの温人君の事です。
右腕には以前はバーコードと自身の生年月日が刻まれていたのですが、それは消して、今は新たに「Love Peace World」と刻まれているそうです。
亡くなった母親や、お子さんに対する愛情が、痛いほど伝わって来ます。そんな彼女のお子さんは現在17歳(2015年時点)！17歳と言ったら、安室ちゃんは既に仕事をしていたのだと思うと、何だか不思議な感じがしますね。
そんな彼女の名曲、『Love Story』ですが、この曲も切なさの中に、深い愛情を歌詞から感じる事が出来ます。
恋人とどんな別れ方をしても、「一緒にはいられないけど愛し続ける」って、中々出来ない気がします。愛情と夢は両立するのが難しいと言いますが、本当にその通りだと実感させられます。
Love Story
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誰よりもきっと 愛しているけど
選んだこの道を 歩いてくから
生まれ変わっても 愛し続けるけど
一緒にはいられないもう
Cause life's no love story
≪Love Story 歌詞より抜粋≫
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来世まで思い続けると言っているのに、一緒にいる事は叶わない未来…。
彼女の伸びやかで真っ直ぐな歌声が、ますます切なさを掻き立てますが、聴き終わると本当に一つの「Love Story」を読み終わった様な気持ちになるのが、彼女の実力の成せる業だと思います。
因みに『Love Story』は2011年10月～12月にフジテレビ系列で放送されていた、「私が恋愛出来ない理由」の主題歌としても使われていました。
TEXT：rietong
