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【インタビュー】 FABLED NUMBER「自分たちが今、一番やりたい事を表現できた」6人の意思を繋いだ新作 (2/2)




ありのままの自分は愛されなくても、好きにやっていこう

──歌詞サイトなので、『I Bet My Life(or Death)』からお気に入りのフレーズを教えてください。

N'Eita:俺は、「No one will love you as you are」です。「ありのままの自分なんか、誰も好きになってくれへんよ」っていう意味なんですけど、ありのままの自分は愛されなくても、好きにやっていこうっていうのがあるんですよ。その後の歌詞には、「時計がどんどん自分の時間をすり減らしていくけど、人生一回きりしかないんやから自分で色々やってみよう」という部分が描かれていて。俺が一番気に入ったことが書けている一行だと思いますね。


──こういったフレーズを書く時って、気持ちとしては上がっている状態なんですか?

N'Eita:こういうのって一つの話にしておこうっていう感じで書く訳ではなくて、ある程度ポンポンポンっと書いていく方がカッコ良い所があると思うんです。この曲はBメロが一番悩んだんですが、心境が暗くなっている事はないですね。逆に声を張って歌わなきゃいけないので、声が出るのかなー?っていう心配はありました。

せっかく自分はこういう風に思っているけど、全然歌の流れに合わへんやんっていう歌詞になったときの悲しさはやばいですね(笑)ただ英語って、スパってなる話ばかりなので、考え直すのがめちゃくちゃ難しいんですよ。日本語なら言い換えたり、同じような言葉になる事も多いんですけど、英語って訳しても言い回しを変えるのが難しかったりします。全体のイメージとしては、「No one will love you as you are」が良いですね。

N'Taichi:俺は「Bet my life.Don’t look back.」ですね。バンドやるってこういうことなのかなって。細々した事を考える事もあるけど、結局はこれが全てちゃうんかなって事ですね。じゃないと大人になってもバンドを続けてられへんし。


──バンド活動をやっていく中で、葛藤は必ずついてくるものでしょうか?

N'Taichi:そうですね。勿論あります。それぞれの環境もあるし、家庭がある中でやっているバンドマンもおるし、色々ありながらも継続している人っているんですよ。でもその中で共通している事って、一筋じゃいかへんことなんですよね。バンドをやって上に行きたいと思っている奴よりも、さらに超えていかんとダメじゃないですか?そういうのを超えた一握りの人間だけが、辿りつける場所があるはずなんです。

N'Eita:もはや自分がやっている事を認めて欲しいとか、そういうレベルじゃない感じがあります。

N'Taichi:一人でやっている訳じゃないから、結果は絶対残さんとっていう所でこの歌詞を選びました。

『Windshield』は男女の曖昧さを表現

──2曲目の『Windshield』は、音が弾んでいる印象がありますね。

N'Taichi:こっちはダンスミュージックのセオリーを含んだ感じです。


──歌詞を訳してみると、男女の曖昧さを表現していますよね。

N'Taichi:そんな感じです。これは好きやと思っているそのもの自体になりたいと思っている自分ですね。例えば、そういう何かが好きな自分、それは音楽的にもそうなんだけど、音楽的に書くとよくわからなくなるんで、そういう何かに自分はなられへんなっていう感じの事を歌っています。自分はこういう風になりたいと思っている、でも結局は自分のものにはなられへん。だけど最終的に気付いたら自分はそのもの自体に、なりたいと思ってたんやなってなるんです。この曲は確かに弾んでいる感じがあるんですけど、2回目にくるサビとかの最初の歌詞は明るい感じになっていたんですよね。だからちょっと違うなって思って書き直して。ただ想像以上に、『I Bet My Life(or Death)』が激しい曲になったので、歌をめっちゃ明るくするのが大変やったなっていうのはあります。



──『Windshield』のサウンドで意識した点はどういった部分でしょうか?

N'Taichi:EDMが好きだという事もあるんですが、制作をしているメンバーのkki-Rodriguezと、色々話をしていく内に、俺らのバンドサウンドと、自分らにしか出せない音色とかを随所に散りばめようっていう事になりまして。ちょっとしたアイデアを取り入れつつ、アレンジをしていき、色々な音源を聴いたりもしました。曲構成は新しくしている訳ではないけど、そのテンポ感とアレンジにあった曲のイメージを組み立てていったと思います。


──何かを体験することによって曲が生まれるんでしょうか?

N'Taichi:全然そういう事でもないですね。どこかでカッコ良い音楽が流れていたりしたら、「これめっちゃカッコいいな」って思っていながらも、自分が挑戦したい音楽に似ているなって感じる事もあります。そこからどんな風に音楽が作られているんだろうって思ってやったりもしますね。


──最後に、この『I Bet My Life(or Death)』で一番伝えたかった事と、UtaTenの読者にメッセージをお願いします。

N'Eita:このシングルで自分たちが今、一番やりたい事を表現できたと思うし、ライブでも音源でも感情表現できた違和感のないCDになりました。一緒に歌える部分があるので、できたら歌を覚えて歌って欲しいです。歌詞の内容まで知ってもらえなくてもカッコ良さがあるものを作れたとは思いますが、一歩踏み込んで歌詞を読んでもらって、しっかり気持ちを込めて一緒に盛り上がれたらいいなって思います。

N'Taichi:曲を作っているのが俺で、歌詞を書いているのがEitaですけど、それ以外のメンバーも常に一緒の比重で仕事をしているので、そこの覚悟を決めてのこの激しさや6人全員の決めた一つの答えを思い切りぶつけるので、それを受け取ってもらえたらなと思います。



TEXT:橋本美波
PHOTO:愛香

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