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【インタビュー】 カラオケ世界大会のチャンピオン・海蔵亮太がメジャーデビュー!「言葉が伝われば嬉しい」 (2/2)




結婚をテーマにしたカップリング

──2曲目の『ウエディングソング』についても伺っていきたいと思います。

海蔵亮太:6月ってまず、結婚というイメージが前提にあって。20代後半になると周りがどんどん結婚していくじゃないですか?招待状もいっぱいくるし、僕自身もそういう時期に差し掛かっているんだという事もわかったので、ウエディングソングを歌っても良いかなと感じて。同世代にも伝わるんじゃないかな?っていうのもあったし。


──蘭華さんという方が作詞・作曲をしているんですね。

海蔵亮太:そうなんですよ。すごくセクシーで感じの良い女性です(笑)。こんなにストレートに言う人っていないかもしれないけど、「時にはこういう事を言ってよ男子!」って思うだろうし。言わないのが美学ってなんなの?って感じるんですよ。



──海蔵さんは“言いたい派”なんですか?

海蔵亮太:僕はそっち派ですよ。接客業で話す機会も多かったので、言葉にしなきゃ伝わらないと。男性でもこんなにストレートに行ったら引くんじゃないかな?って思うかもしれないけど、結婚式のときぐらい良いよね?って思うんです。


──「あなたのこと幸せにする幸せ僕にください」っていう表現素敵ですね。

海蔵亮太:普段じゃ絶対に言えないじゃないですか?家の中でそんな事言ったら「キモ!」って思われるかもしれないけど、結婚式場とかならなかなか言えない事を言ってもありかな?っていう蘭華さんの心遣いがあります。


自分自身の応援歌

──『On My Way』はアップテンポな感じだったので、海蔵さんが歌われるのが意外でした!

海蔵亮太:そうですか?僕ポップ系の曲も好きなんですよ。バラードも好きなんですけど、素の自分がポジティブなので、アップテンポな曲にも挑戦してみました。


──『On My Way』をもらった時の印象はいかがでしたか?

海蔵亮太:今まで自分にはなかった違う引き出しが出てくる、ワクワク感がありましたね。あとは歌詞的にも自分自身の応援歌といいますか、辛い事があっても、前を向いて生きていけば絶対良いことがあると。僕自身もそういう人生なので。それを音楽に乗せられるっていうのは、凄く嬉しいなって思います。


──「未来がほら手のひらサイズに収まっちゃうこんな時代」っていうフレーズは例えが凄いですよね。このフレーズで歌われている事に関してどう思われますか?


海蔵亮太:収まるんですかね(笑)未来に対して、あんまり夢を持っていない人が多いっていう事ですよね。自分が10代のときって、もっとがむしゃらな感じだったけど、今の子たちってすごくしっかりしていて大人で。もっと楽しめばいいのに!って思う事が多いですね。将来の事をキラキラしながら見ている人が、少なくなっちゃったのかなって。今を楽しんでほしいなって思いますよ。

SNSで他の人の見えない部分まで見えちゃう事が多いじゃないですか?そういう風に見えちゃう所を無視すればいいけど、それが出来ないのがある意味人間の良さで。他の人と自分を比べて「私なんて…」って思っちゃう人もいると思う。でも人生は人それぞれだし、どれが正解とかもないので、他の人と比べちゃう事があっても、自分らしく生きて行けばこんなオジサンでも、デビューする事が出来るので!若者はもっともっと楽しんくれたらいいなって。そういう感じの想いがこの歌詞に込められています。


──メジャーデビューをしたらカラオケ世界大会(KWC)には、もう出演できないものなのでしょうか?

海蔵亮太:カラオケ世界大会(KWC)はアマチュアのものなので、プロはもう出れないんです。先ほどお話ししましたが、歌手を目指している方やデビューをしたい方って沢山いると思うんですが、僕はオーディションがきっかけでした。それまでも他のイベントのオーディションを受けたりしていて、でも何回も落ちたりしたんです。その度に落ち込んだりもしたけど、それがまた次の自分自身のバネになるのは間違いないので、歌手を目指している方は、色んな事にチャレンジしていって、沢山失敗して、それでも諦めないでやっていってほしいです。続けてきた経験は自分にとっての大きな財産になるので。UtaTenを見て色んな事に挑戦して頑張っていってください!!


──最後に今後の活動の意気込みをお願いします!

海蔵亮太:メジャーデビューしてこれからしっかりプロ意識を持って活動していくのは間違いないんですけど、僕にとってはアマチュアの時の自分とプロになる自分ってそんなに違いがなくて。結局、自分の好きな歌を聴いている人に届けるっていうのはアマチュアの頃から変わらずやっている事なので、デビューという分岐点は通過しますが、気持ちは昔から変わらず等身大の自分のまま、少しでも自分の歌を、人を知ってもらえるように頑張っていきたいと思います。ライブには老若男女問わず大勢の方に来て欲しいです!



TEXT:愛香
PHOTO:橋本美波

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生年月日:1990年8月8日 出身地:愛知県 好きなアーティスト:槇原敬之 カラオケ世界大会(KWC) において2016年、2017年の2年連続で世界チャンピオンに輝き、数々のカラオケ歌番組でも賞を総ナメにしてきた大注目のヴォーカリスト。 並外れた歌唱力と表現力を武器に、2018年6月シングル「愛···

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