好きなフレーズ!
――『Rainbow』の中からお気に入りのフレーズを教えてください。肉だんご:サビに「虹の橋となって新しい明日へ」というフレーズがあるんですけど、最後のサビでは「虹の橋を越えて」っていう前向きになる所が好きですね。レコーディングの日に変えたんだよね。最後の最後まで歌詞はみんなで悩んだんで、良いのが出来たなって。
DEppa:僕はこの曲の中で言いたかったのは日常なので、「今日はただほんの少しだけついてなかっただけさ」が好きです。絶望する人たちがいるじゃないですか?でも今日はついていなかっただけじゃんって自分でも思うようにしています。
電球:僕は「しおれた傘 小粒の雨」が好きです。それこそ日常の風景で、口ずさみながら歩きたくなる感じがしました。情景が一番浮かぶ。メロディーも含めて歌いやすし、すごく刺さります。ある意味何を言っている訳じゃないんだけど、刺さってくる感じが好きですね。
――しおれた傘ってどんなイメージですか?
DEppa:基本的に僕たちが持っている傘はしおれているんですよ(笑)
肉だんご:ビニールのね!
DEppa:新品ではないって事ですね。
桃紅茶:全部言われちゃった(笑)「100点満点の日なんてそうそうにないから「明日こそは」って歩き出そう」っていう歌詞は、メロディー含めて天才だ!って思いましたね。
DEppa:やめろよー。
全員:(笑)
桃紅茶:この歌詞にぴったりなメロディーを持ってきてくれたって。
DEppa:ウカスカジーさんにインスパイアされているからね。ウカスカジーさんの100点の人生一生探したってきっとないみたいな。そこに僕も刺さって。なかなか100点満点ってないよなって思って。でも明日こそ100点だったらなって思う事あるじゃないですか?そのマインドになっていましたね。
――楽しくおこなったライブ終了後って反省とかはされるんですか?
肉だんご:100点満点はないですね。
DEppa:僕等だけじゃないと思うですが、すげーなって思うアーティストさんでさえ、100点をつけれる人はいないんじゃないですかね。
――楽しくライブしといて100点ではないんですか!
肉だんご:しかも自分が「今日は…」って落ち込んでいるときに、逆に周りの人が「良かった」って言ってくれる。こんだけやっていてもわかんないんですよね。自分は良かったけど、周りはそうじゃないみたいな事もありますし。
DEppa:人によって救われるときがよくあります。「今日のライブすげー良かったよ」って言われると嬉しいし、玄人に言われるとさらに嬉しいですよね。メンバー内でもね。
――メンバー内で励ましあいとかってあるんですか?
DEppa:あります。あります。
――個人的に「太陽が朝を連れて来てくれるように」というフレーズがグッどきました。
DEppa:この歌詞も先輩に言われた事で。それでこういう考えになっていったんです。日常にこそ僕等が伝えたいことを、こういう言葉で伝えられるっていうのが僕等の利点特典だと思います。
『Go Way』はラグビーの応援歌
――『Go Way』は熊谷ですね!なぜ熊谷をテーマに?DEppa:熊谷の会場でラグビーのアンバサダーを僕等が務めさせていただいて。僕等今までに、ラグビーと携わったことがなかったんですけど、選ばれた事が光栄なくらい大歓迎して頂いたんです。それでこの曲を作って良かったなって常に思っています。来年ワールドカップだしね。
――ラグビーのですか?
DEppa:僕等が出たときは五郎丸フィーバーで。あの時のフィーバーがどこにいったんだろう?っていうぐらい聞かなくなっちゃったので…。最近ラグビーが勝利したニュースも出てきているので、来年には盛り上がって欲しいです。少しでもこの曲でラグビーを支えられたらと思っています。
――ユニフォームも変えなきゃですね!
肉だんご:そうですね!がっちりしたユニフォームに変えないと!(笑)ライブ中に電球にタックルしたいと思います。
――電球さんなら耐えられそうだけど、桃紅茶さんは…。
全員:(笑)
肉だんご:途中でライブ中止になっちゃうからね(笑)
――この曲は、書き下ろしですか?
DEppa:がっつり書き下ろしですね。ラグビーっていうスポーツをちゃんと調べたんですが、ワンフォーオール、オールフォーワンの精神でどのチームもその想いでやっていて。スポーツの中でも一番パッショナブルというか、普通サッカーって国家が流れたときに、胸に手をあてて歌うじゃないですか?ラグビー選手って国家が流れると泣くんですよ。
――泣くんですか!
DEppa:なんで泣くのかって聞いたら練習がきつすぎるらしいんですよ。だから試合前に泣く。ようやく試合までに辿り着いて、そこで涙が止まんなくなるぐらいになるみたいなんです。みんなで一つになって死ぬ気で練習するらしいっていう事を聞いたときに、「こんなに熱いスポーツあるのか!」って思いましたね。
――ワンフォーオール、オールフォーワンの精神って4人の中でもありますか?
DEppa:勿論です。どっちかっていうと僕等だけじゃなく、スタッフさんや関係者さん仲間含めて、その想いがあります。ワンフォーオール、オールフォーワンっていうのが素晴らしい言葉だなって思いますね。
――説得力ありますね。
DEppa:僕等のスクラムで組んでいるこの感じは、他のアーティストさんよりもあると思うので。
肉だんご:仲良いしね。
DEppa:他のアーティストさんはスクラム組まない方がカッコいいんだよ(笑)
――ドライペットのCMに出演されていたときも素でしたよね。
肉だんご:楽しんでやってました!
DEppa:あの現場スタッフさんも多いし凄い現場なんですけど、あんなにラフに撮影していいのかっていうぐらい楽しくやらせてもらいました。2回目の出演になるんですが、前回はカッパで今回は僕が湿気役で、肉だんごがカビ役で。あとの二人が暫定カッパ
役で(笑)監督に「くすぐってください!」って言われてやって笑いながらやってましたもん。