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【インタビュー】 ましのみが綴る、インドア派の夏恋ソング!?女子のかまって欲しい感情を歌に乗せて (2/2)



「どうせ夏ならバテてみない?」

『海水掛け合いっこ』は意地を張っている様子

──『海水掛け合いっこ』は夏ソングを作る上で書いたと思いますが、『どうせ夏ならバテてみない?』との関係性はあるんですか?

ましのみ:同じ主人公で作ろうとかは考えてなくて。書いている中で私の根本にある価値観はどうにも変えられないから、それを元に想像なり人の事なりで組み合わせて作っています。考えとかは変わってないですね。


──『海水掛け合いっこ』で出会った二人がその晩に『どうせ夏ならバテてみない?』になるのかと…(笑)

ましのみ:聴き方としてはそれでもいいですよ(笑)!ただ、この日海で出会った感じではないんですよね。1曲目は攻めている曲ですが、2曲目は意地を張って許さないっていう状況を書きたくて。浮かぶ景色としては海から駅に向かって帰っているところとか、そういう部分をリアルに描きました。


──「ラブはコメディじゃ騙せない」ってどういう意味ですか?

ましのみ:今はおふざけ求めていないっていう事を表しているんですけど、意地を張っているからずっと許さないよっていうのが根底にあって。怒っているときにふざけられても今そういうのじゃないから!今好きって言っても今違うから!っていう事を書きました。


──なかなかわかりあえないものですね〜(笑)。

ましのみ:こっちがこう思ってるのに!っていうね(笑)意地を張れているだけ良い関係なのかもしれないですね。


──この曲からもお気に入りのフレーズを教えてください。

ましのみ:「海水掛け合いっこ もう水掛け論はいいよ」っていうのは、海水を掛け合いっこをしているシーンってめちゃくちゃ青春だと思うんですけど、そんな中で水掛け論はいいよっていう色んな気持ちが入り込んでいて、外から見たものがここに書けている事が、伝わればいいなって。全体的に描写を細かく書いていますし、「遡るうん十年」は他と経路が違う落ちサビでもあるので。相手の事を許さないって言っているのは、相手に直してねっていう話をしているのと、今は携帯とか便利な道具があるけど、ちょっと昔だったらそういう見えていない所も信じていられなくなっちゃじゃないっていう事を言いたくて。


──そこまで考えられる所がさすがです!

ましのみ:(笑)普段感じている事って言語化することってないけど、曲で言われた方が、自分の気持ちももう一度振り返れるし、落とし込めるので普段考えない事も手を伸ばして言っている事が多いですね。なんか許したくない、なんか怒りたい、そういう気持ちがあった方が良いと思って。


──なるほど…。

ましのみ:妄想が得意なんですよ(笑)想像をするのが好きだからかもしれませんね。


──ツンデレキャラみたいな所はましのみさん、ご自身にもあったりしますか?

ましのみ:考え方としては根底にありますね(笑)


『コレクションofコネクション』は人間関係について


──『コレクションofコネクション』というワードが出来たきっかけは何かあったんですか?

ましのみ:元々書きたいテーマが先にあって、それで書いて行っている中でこれがいいなっていう表現の仕方で見つかったのが『コレクションofコネクション』です。恋愛の曲なんですけど、人間関係において誰とでも仲良くできる人もいるし、狭く深くの人もいる。そういう中で相手にとっての好きとか、相手にとっての一番とかは絶対自分とずれちゃっている。「一番好きだよ」がお互いずれているけどどっちも悪くない事ってあるんじゃないですか?それって切ないし、ああって感じたんですよね。怒りのぶつけようがないからこそ、歌にすることって寄り添えるし、救いのない事こそ共感ってなると思うし。


──そういう考えで作られたんですね。

ましのみ:これは花火大会の日に帰ってきて一人になった所を情景にして書いています。好きなのに言えなかった事もあったと思うし。夏の日って昼間は暑いぐらい騒がしいけど、夜は暗くて蒸し暑い、そんな孤独に寄り添えるようにピアノもシンプルにしたし、リバーブもかけすぎないでっていう風に作りました。


──人の気持ち程どうにもならないものってないですしね。

ましのみ:二人が同じ感覚を持つのは無理じゃないですか?そういうのってねって思って。裏切ってないのに裏切ったっていうのもありますし。


──「アナログ管理のスケジュール」や「うら移りしたハートマーク」というフレーズを実体験ではなく想像で思いつくのがやっぱり凄いです!

ましのみ:これは実際、やった事があるんですよ(笑)。それを思い出して書きました。スケジュール帳が好きで。このハートマーク移り萌えるなって思いました。こういうときめきを入れたいなって。


──常日頃、日常シーンで気に止まった感覚や情景っていうのは、歌詞やフレーズとして書き溜めたりもするんですか?

ましのみ:普段から思った事を全部書くようにしています。そこから引っ張りだすワードもあるし。うら移りしたハートマークを思い出したというか、その状況を思い出しただけなので、こういう風に書きましたね。


──「その先の相手より大事なんでしょう?」の表現が印象的です。

ましのみ:めちゃくちゃ考えますね。ありきたりな表現をやっちゃったとして、それに対してうわああってなっちゃうんです。私じゃなきゃ書けないものを書かないと意味がないのに、こんなの歌いたくないってなるから(笑)


──お気に入りのフレーズを教えてください!

ましのみ:「コレクションofコネクション/数いる大好きな人分の1にすぎない/どこに向けたって誰に向けたって/いい顔してただけだったんだね」がこの曲の核心だと思っています。あと、今回の歌詞では、花火と彼岸花の対比というか、花火を相手に例えている所があるんです。花火って打ちあがると丸いじゃないですか、だからどこから見ても綺麗なんですけど、その花火を君と一緒に見て、君と一緒だってなるんです。それで彼岸花を一人になった時に見て、花火と似ているなって思い出すっていう、君、花火、彼岸花がキーワードかなって所がありますね。


最後に…

──9月8日に行われるワンマンライブへ意気込みをお願いします。

ましのみ:私飽き性なんで、ダラダラライブをやられると聴く気もなくなっちゃうんです。なので、自分のライブはテーマパークに入ったときに感じるような刺激的な事をやりたくて、前回おこなった3月のライブでは、紙芝居もやったりやったんです。前回もこだわったけど、今回ももっとワクワクさせるようにグレードアップをさせたいと思っています。今回は、「ほとばしるバテで夏を締めくくりまショータイム」っていうサブタイトルがあるので、皆のそれぞれの夏をバテきってもらって9月8日でも私と一緒にバテてみない?っていう方向なので、めちゃくちゃ盛り上がり倒したいですね。


──最後に読者の皆さんに一言お願いします!

ましのみ:ましのみが初めてメジャーに出て夏に出すシングルということで、色んな世代の女の子がわくわくできるようなましのみ視点でのシングルが作る事ができました。ぜひ聴いてもらってライブに来てもらって、今年の夏はましのみと楽しんでもらえたら嬉しいです。


TEXT:愛香
PHOTO:橋本美波/愛香

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キーボード弾き語りスタイルで活動している女性シンガーソングライター。 1997年2月12日生まれ、大学4年生。現在、都内で精力的にライブ活動中。また、LINE LIVEや短い動画(ラップや小芝居)の活動なども行っている。 ■ましのみOfficial Twitter ■ましのみOfficial YouTube

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