この日も暑かったですね。
前回の旅の様子はこちら
若手声優:冨沢竜也、イケメンが神楽坂のお薦め和菓子をぶらり探訪!「すだち餅」はこだわりの組み合わせが絶品
みなさん、こんにちは。冨沢竜也です。連日30度を超える酷暑の夏。浴衣姿も神楽坂の街に溶け込んできました。
空を見上げると、雲が重なっています。でも、そんな私はおやつ時です。
今日も、私 冨沢竜也が、お店を回って実際に選び、手に取った和菓子をご紹介します。
あんこへのこだわりと繊細さに驚く、神楽坂 五十鈴
神楽坂はその名の通り坂が多く、それぞれに趣がありますよね。浴衣だと坂道はしんどいですか?
そんなことないですよ(笑)
和の格好に和菓子、上り坂ももう楽しさしかないです。
ほら、もう着きました。
語るよりも先に、お店の前に佇めば、その凄さが分かります。
大きなガラス戸から見える店内は、どこまでも続くトンネルのように奥へと伸びています。
一足踏み入れると、右側に並んでいるショーケースが、もう僕を中に誘うのです。
その中には、無数の色取り取りの和菓子が並んでいます。
そう、訪れたのは、神楽坂「五十鈴」さんです。
店内の奥へと目を凝らすと、白の正装服で和菓子に化粧を施しているのが見えます。
そのまた奥には秘密の部屋が!
その部屋には、入れるのは正装服でなければだめとのこと。
これから紹介をする和菓子に使われる餡子が丁寧に作られている場所もあるそうです。
私も白の正装服で来たかった。
でも、魅力的なお菓子がたくさんありますよ。
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神楽坂 五十鈴
昭和21年(1946年)に創業の五十鈴。五十鈴という名前は、創業した先代が若い頃から参拝をしていた伊勢神宮に流れる五十鈴川の清流に感銘を受けたことが由来となっている。徹底された原材料の吟味から生み出される和菓子は、職人の手作業の技と工夫が施され、目で見ても楽しめる。看板商品の「甘露甘納豆」は、北海道の大納言小豆を使った逸品。薄い皮は柔らかく、そして甘すぎないので、日々食べてしまう。季節を感じる和菓子と共に味わってほしい。
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冨沢さん、残念がっていますね。
でも、そんな気持ちも吹き飛ぶようなお菓子を五十鈴さんがご用意してくれましたよ。
そうなんです。
でも残念な気持ちはすぐ吹き飛びました。
和菓子へのお化粧に目を奪われていた間に、「水まんじゅう」「神楽坂どら焼き」「お団子」の三種類をご用意いただきました。
夏の清涼感を惜しみなく包まれた芸術品「水まんじゅう」
「水まんじゅう」は、この季節が一番美味しい和菓子のひとつ。
ひと目見てわかる豊富すぎる清涼感。
緑鮮やかな葉に包まれたプルプルと水が包まれたようなおまんじゅうは葛でできており、そんな雪解けを待つ薄氷の様な葛の中に、ほんのり火照る紅の色は種入りの紅梅。もう一つはこし餡。
そのコントラストも美味しさをそそります。
口に含めば、冷たい中にたっぷりと広がる葛の食感、そしてありえないほど滑らかな喉越し。
こし餡を控えめにしているところに、この水まんじゅうが絶妙な理由なのかもしれません。
葛は体温を下げる働きがあることもお聞きしました。
風邪の時でも、僕ならぺろっと食べちゃいますね。
「神楽坂どら焼き」の模様には秘密がありました
こちらの「神楽坂どら焼き」は、どら焼きの皮に虎柄模様が入っています。
僕が手に持っているものも、すべて違っているんです。
この独特の模様は、皮を焼くときに紙を挟んでいて、その紙の縮れ具合が表情豊かな模様を作っているとお聞きしました。
そのふんわりとした皮が包み込んでいるのは、甘さが控えめのつぶあん。
このつぶあんの甘さは、そのこだわりの奥深さを感じます。
素材に吟味された沖縄・波照間の黒砂糖が使われているので、そこまで探し求めた熱意も一緒に頂いているようです。
この「神楽坂どら焼き」の虎は、怖くはありません。とっても僕に甘えてくれましたよ。
「お団子」に込められたご主人の思い出
「水まんじゅう」「神楽坂どら焼き」もとても美味しく、忘れがたいものとなりました。
そして、今回一番驚き忘れられないのがこの「お団子」でした。
みたらし・こし餡・ずんだの三品。
お団子も餡子も、もちろん五十鈴さん自家製で作られているこのお団子。こし餡の餡子は十勝産の小豆を吟味して使われていて、お団子との一体感は他にはないもの。
そして、出会ってしまいました「ずんだ」です。
枝豆100%を丁寧に丁寧にあんに仕上げたこのずんだ。枝豆より枝豆、今までの経験を全て超越してしまったずんだのお団子。
この味は、ご主人のお母様が作っておられた「ずんだのお団子」を再現しようと、ご主人が想い出の記憶を手繰り寄せ、作り出したそうです。
一口頂けば、他の和菓子とは違う、琴線に触れるような懐かしさ、包み込んでくれるような優しさを感じることができます。
僕も母と一緒にこの和菓子を食べてみよう。
そう思わせてくれた、とても美味しいお団子でした。
お店へのアクセス 神楽坂 五十鈴
住所:東京都新宿区神楽坂5-34
電話:03-3269-0081
最寄駅:JR・地下鉄 飯田橋駅西口より徒歩5程度、神楽坂駅(東西線)より徒歩4分
神楽坂 五十鈴 HP
裏話を冨沢竜也のココだけメールで配信します
今回の若手イケメン声優・冨沢竜也さんが、和菓子を尋ねる旅コラムは全3回を予定しています。次回の掲載は10/13を予定しています。
第1回
若手声優:冨沢竜也、イケメンが神楽坂のお薦め和菓子をぶらり探訪!「すだち餅」はこだわりの組み合わせが絶品
そして、冨沢竜也さんがアンバサダーを務めるココだけメールでは、冨沢竜也さんからこの取材の時の裏話を声でお届けします
是非声を聞いてくださいね!
次に冨沢竜也さんが訪れるお店をお楽しみに!