尾崎由香の理想の“王子さま像“
──続いて、尾崎さんのイメージそのもののようなカップリング曲『Wishing Love』についてもお話できればと。FUNK UCHINOさんの作詞ですか、いいですね。
尾崎由香:とってもステキな歌詞をたくさん書いてくださって、オシャレな楽曲も多くて。参考楽曲をたくさん聴かせていただいたんですけど、とてもオシャレなアーティストの方々の曲を書いていらっしゃって…嬉しかったです。できあがった『Wishing Love』を聴いて、オシャレでキラキラした、雪の情景が浮かぶような、ウィンターソングにピッタリな曲だなって感じました。
──確かに、タイトルからなんとなく冬っぽいですもんね。
尾崎由香:冬が楽しみになる楽曲です。でも何か女の子の恋心とか、王子様を見つけるみたいな、そういうのもあって、歌っていてすごく明るい気持ちにもなりつつ、ちょっと大人っぽさもあったりとかして。
──ファンタジー感がある歌詞ですよね!「窓の鍵は 開けて 待ってるから」ってすごくファンタジーだなって。窓の鍵なんて、例え好きな人のためでも開けてられないですもんね(笑)。
尾崎由香:危ない。(笑)
──王子様って出てきますしね!すごくファンタジー。
尾崎由香:夢の世界のようなファンタジーさがつまってますね。
──尾崎さんの理想の王子様像ってどういうタイプの方ですか?王道のイメージではなくて、尾崎さんにとっての。
尾崎由香:どうですかね、エプロンが似合う人。
──面白い(笑)!エプロンですか。
尾崎由香:私が料理できないから(笑)。
──かわいい(笑)。
尾崎由香:真剣に答えちゃった(照)。
──でも、尾崎さんのエプロン姿のほうがいいです(笑)
尾崎由香:理想の旦那さんはクッキングパパみたいな。大好きなんですよ、クッキングパパ。エプロンめっちゃかわいい。
──クッキングパパと尾崎さんが並んだ時のミスマッチ感を逆に見てみたい(笑)。お料理、されないんですね。
尾崎由香:しないんです。苦手なんです。包丁が。
──得意になりたい料理は?
尾崎由香:何だろうな、あったかい物がいいな。何だろうな…パエリアとか。
──けっこうハイレベルなところ行きましたね(笑)。そういう西洋っぽい料理がお好きなんですか、食べるのも。
尾崎由香:好きです、おいしい。
──いつかクッキングパパとコラボレーションできたらいいですよね!
尾崎由香:そうですね、クッキングパパとコラボしたい。夢です。
──すいません、『Wishing Love』からだいぶ話がズレちゃいました(笑)。この曲からも尾崎さんのお気に入りのフレーズを伺えたら。
尾崎由香:「こんなに 好きなの」ってすごい素直でストレートに伝えるところも好きだな…。「こんなに こんなに 好きなの」って、あんまりストレートに言葉で出せないけど、こうやって歌詞にすると出てくるのってすごくステキな歌詞だなと思って。気持ちを入れて歌いました。
──尾崎さんはなかなか好きな人や家族とか、大切な人に素直な気持ちを伝えるのってなかなか…
尾崎由香:苦手です。だから歌詞で、直接伝えるしか(笑)。
──ご家族だったりには、好きとまではいかなくても「ありがとう」とか感謝の気持ちって素直に伝えられますか?
尾崎由香:すごく感謝の気持ちはあるんですけど、直接伝えるのが苦手で、あんまり伝えたことないかもしれないです。
──いつかそんな曲も聞いてみたいですね。
尾崎由香:確かに。家族のうた歌いたいな。インタビューとかでは家族の話したりとか、家族のこと好きですって言うんですけど、直接ってやっぱり言えなかったりするので、それを歌に乗せたい。
──是非いつか。お話を聞いていると結構ご家族と一緒にいる時間とかも多いんですか?
尾崎由香:多いですね。仕事以外は家族としかいないんで、完璧に母は友達です。
──素敵ですね。今作に関してもコメントをもらったりしているんですか?
尾崎由香:してます!「いいじゃん、いい曲じゃん!」って曲聴いてくれてます。
──尾崎さんの方からアピールするわけでもなく、聴いてくれているような感じなんですね。
尾崎由香:はい、聴いてくれてます。私のTwitterずっと見てるので(笑)。
──おぉ!!
尾崎由香:“尾崎由香Twitter”って調べるみたいです。履歴に残ってます、いつも。
──暖かい…。家族の歌を歌う機会が出来たらめちゃめちゃ気持ち乗せられますね。
尾崎由香:早く歌いたいです!
最後に尾崎由香からのメッセージ
──今回2曲とも恋の歌で、また新たな1面を見せられた2曲だったと思うんですけども、尾崎さんにとって今作がどんな1枚になったか、お聞かせいただけますか?
尾崎由香:前回のリリースは夏で、はっちゃけた感じの明るく元気な楽曲だったんですけど、今回は冬でしっとり、大人の尾崎由香が見せられたんじゃないかなと思っていて、みなさんにも“私って本当はこういう一面もあるんだよ”っていうのを、提示できたんじゃないかと思います。
冬を感じつつ、尾崎由香を1人の女性として意識しながら、このCDを聞いてほしいなと思いますし、楽曲も恋心が詰まっているので、ちょっぴり恋心も思い出したり、冬は人肌恋しい季節でもあるので、この曲を聞いて温かい気持ちになって頂けたら嬉しいなと思っています。
──確かに、人肌恋しくなる季節ですし今回のアーティスト写真で尾崎さんが寝ているこの枕になりたいくらいです(笑)。
尾崎由香:この撮影の時、めっちゃ眠かったんです(笑)。
──この“寝起きに隣にいる天使”な表情は、リアルなんですね(笑)。
尾崎由香:(笑)、ずっと眠いって言ってました。
──今回でまたご自身の曲数も増えてきて、ライブ活動とかもされていく予定はあるんですか?
尾崎由香:12月25日に、クリスマスイベントをお台場のヴィーナスフォートで開催します!初めてのミニライブなんです。
──ステキ。尾崎さんにも今回の楽曲にも合いそうですね。
尾崎由香:サンタコスでやるんです。
──最高ですね!
尾崎由香:歌声がみなさんへのクリスマスプレゼントになるような、ステキなクリスマスイベントにしたいなと。すごく楽しみです。
──いいですね〜、クリスマスにヴィーナスフォート。
尾崎由香:観覧はフリー観覧なので、ぜひみなさん、機会がありましたら。
──行くしか!きっとクリスマスのお台場なのでカップルの方多いんじゃないですかね!
尾崎由香:その方々に向けて、華やかな気持ちを歌って盛り上げていけたら、クリスマスもいいかなと。
──それと、今回のリリースイベントなんかもあったりするんですか?
尾崎由香:あります!今作の『オトシモノ』はバラード曲なので、みんなで一体となって、この曲に気持ちが集まればいいなと思いますし、ぜひ歌声を聴いてほしいです。
──では、最後になりますが、インタビューを見てくれたみなさん、歌詞を見にきてくれたみなさんに、一言メッセージをお願いします。
尾崎由香:2度目のUtaTenさんのインタビュー、本当に嬉しいです。今回バラード曲ということで、本当に切なくて共感できる歌詞がたくさんつまっているので、この曲を聞いて、冬に切ない気持ちになったりとか、恋心を思い出して、あったかい気持ちになっいただけたら嬉しいなと思います。
TEXT:愛香
PHOTO:片山拓
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