SUNNYとセッションした『バレバレ』
──『バレバレ』も珍しいテーマですよね。このテーマで曲を書き始めようとしたきっかけは?
MACO:これもSUNNYくんと一緒にセッションをして、この曲が持っているキュートな感じを歌詞にしました。いままで実体験が多かったけど今回は曲がくれたインスピレーションで書くことが多かった。だから自分が漫画を描いている気分で歌詞を書きました。
──これは年下との恋のイメージですか?
MACO:そうそう!イメージが年下ですね。
──この気持ちがわかるような!いつの間にか年下の事が可愛いって思うようになるんですよね。「触れそうでもサワレナイ」っていう歌詞は、年下だからこそなのかな?とも思いました。
MACO:そうなんですよね!
──歌詞に顔文字が出てきますが、そこの部分に“んふふ”っていう笑い声が入っていますね。
MACO:そうなんですよ(笑)ここに笑い声が入っていて。これを顔文字で表しました。
──なんか新しくて可愛いですね~!んふふってどんな感情なんですかね。照れているのかな?
MACO:可それはそれでいいけど!みたいな感じですかね。
──んふふもかなりレコーディングでこだわられたのではないですか?
MACO:スタジオにいる人たちに笑わせてもらって。MACOがあははって笑っているのを、ずっとレコーディング中録っていて、そこから抜粋して完成しました。
王道恋愛ソング『君以外もう知らなくていい』
──『君以外もう知らなくていい』はまさに恋愛ソングですね。
MACO:そうですね。結構ストレートで回りくどい言い方をしていないなって思いました。
──音に関してはいかがですか?
MACO:『メトロノーム』というアルバムの『NATURALLOVE』を作ってくれたUTA君と、今回初めて一緒にセッションから曲を作りました。作曲は久しぶりにしたので楽しかったです。
念願の一曲『Dear Angel』
──そして『Dear Angel』は、まさに天使!!っていう感じですね(笑)
MACO:確かに天使っぽいですよね。『loveletter』という楽曲を作ってくれた丸山さんとの念願の一曲です。今回またご一緒できて嬉しいです。とても温かい曲になりました。
──サビのメロディーが特にエモいですよね!今年の冬のソング決定版っていう感じです(笑)
MACO:エモいですね!わああ!嬉しい!ありがとうございます。
『フィクション恋物語』
──『フィクション恋物語』は面白いタイトルですね!MACOさんがイメージしている主人公のストーリーはどういう感じなんでしょうか。
MACO:これは作曲のMUSOHさんの曲の中でも、初めての曲で。デモを聴いているときに、「夜」と「青」が浮かんできて。今まで自分の歌詞になかったような強気な女性像が浮かんできました。一気に書き下ろした感じです。
──MACOさんの曲のイメージになかった駆け引きする女のような歌詞ですし。MACOさん自身駆け引きをするようなタイプではないですよね(笑)
MACO:(笑)「イジワルな私」ってサビで言っているんですけど、そのイジワルな所はあるかなって。みんな優しいだけじゃなくて小悪魔な部分って絶対あると思うし。決定的にこの曲がくれたイメージが、気になりましたね。
──なるほど!大人な女性感が出ている歌詞だと思います。
MACO:『バレバレ』とは対照的な曲ですね。
クリスマス感がある曲『ドライブ』
──『ドライブ』もクリスマス感がある曲ですね!デートドライブで1番初めに聴きたい曲です(笑)
MACO:ありがとうございます。これも1曲目と同じぐっさんに作って頂いた曲です。
──「別れ際少し寂しそうな君にUターンして!ってお願いして」っていうフレーズを見て、時間を気にせず恋愛ができる風景が伝わるなと思いました。
MACO:そうですね。“Uターンして!”ってお願いする事も、本当は出来ないかもだけど人生短いし、“ちょっとくらい無茶をしてもいいんじゃない?”っていうちょっと自分がドライブでリードする曲になりました。
サビの「君のためなら何度でも歌うから」っていう所は、ファンの皆さんに込めた想いでもあって。ぐっさんも私がライブでアンコールに歌っているイメージがあるっておっしゃっていたので、自分も恋愛+ファンのみんなへの歌っていう部分を重ねてかきました。
──確かに。ファンの皆さんから見ても「思い出の曲がふと流れてなんか泣きそう季節のそばに君がいたから」はMACOさんに対して思っている事だと思います。
MACO:「さよならよりもまた明日ね、って言ってよ」ってみんなに言っているんです。この曲はアルバムの中で一番最後に出来上がったんですが、曲の最後にふさわしい曲になりました。
『君が教えてくれたもの』
──『君が教えてくれたもの』は切ないピアノが印象的なバラードですね。作曲にはUTAさんも参加されていて。
MACO:これも音を受けてから歌詞を書きました。さっきの『フィクション恋物語』では、駆け引きとかをインスピレーションで湧いた歌詞を書いたんですけど、恋とか愛に勝ちも負けもないってことに気付いて、それを歌いたくて。今回のアルバムでMACOが言いたかったことがこの10曲目に詰まっている感じです。
──一貫して伝えたいことが詰まっているアルバムですね。
MACO:今回のアルバムでこれが言いたかったんだなって自分でも再確認できました。
──レコーディングで意識された事や、こだわった所は?
MACO:これは生な感じを出したくてマイクを変えて歌いました。ありのままを意識しました。
──では、最後になりますが今後の告知をお願いします!
MACO:リリースイベントがあります。『交換日記』というアルバムと、前回の『BESTLOVEMACO』を引っ提げての全国ツアーが決まっています。ファイナルは自分の地元北海道で、東京は4月13日です!
あと海外公演として、台湾と上海にも行きます!
アルバム『交換日記』で予習をしてから、MACOのライブにも是非足を運んでみてください!
TEXT 愛香
PHOTO 橋本美波&愛香
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