舞台は実在するアニメーション学院がモデル
2014年10月に新設された、アニメーション制作会社「SIGNAL.MD」のオリジナルアニメーションで、1話15分、全4話60分の短いストーリーです。この物語に登場する水道橋アニメーション学院は、代々木アニメーション学院がモデルとなっています。ストーリー
物語は、劇場で開かれた声優たちの朗読劇シーンからはじまります。俳優を目指していた須山湊は、彼らの演技に魅了され、声優に憧れ、水道橋アニメーション学院へ進学します。そこで、湊は、同じく声優を志す千歌子に出会います。
湊と千歌子は、自分の未熟さにくじけそうになりますが、互いをいたわりあい、成長していきます。男女の友情を描いた作品です。
実力派のキャストたち
キャストは、声優であり、歌手である若手の俳優さんで構成されています。主人公・須山湊に福山潤さん、ヒロイン大森千歌子に野口衣織さんが担当します。出番は少ないですが、声優アニソン科の中田凌太に鳥海浩輔さん、イラスト科の生駒景に渕上舞さん、水アニ入学希望の具志堅栞にこいぬさんが担当しています。
LIP×LIPを全面プロデュースするのは HoneyWorks
オープニング曲は、2018年10月10日発売の、 LIP×LIP(リップリップ)が歌う『夢ファンファーレ』。
LIP×LIPとは、高校生男子2人組のアイドルユニットです。メンバーは、アニメキャラの勇次郎と愛蔵で構成されています。実際の歌声は、声優の内山昂輝さんと島﨑信長さんです。作詞・作曲・編曲 などをHoneyWorksが 全面的にプロデュースしています。
HoneyWorks は、動画投稿サイトで活動しているクリエイターユニットです。アクセス件数も多く、CHiCO with HoneyWorksと共に、絶大な人気のユニットです。
ヒロイン大森千歌子の声優は、＝LOVE(イコールラブ)のメンバー
エンディング曲は、＝LOVEが歌う『アイカツハッピーエンド』で、2018年10月17日発売のアルバム『Want you! Want you!』に収録されています。作詞・作曲・編曲 をHoneyWorks が担当。
＝LOVEは、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループです。声優業もこなす、女性12人で結成されています。今回の『走り続けてよかったって。』のヒロイン大森千歌子も、グループのメンバーである野口衣織さんが担当しています。
【インタビュー】＝LOVE「新たな自分たちが見られる一曲」新作は禁断愛がテーマ！メンバーと付き合うならあの子！？
『走り続けてよかったって。』のコンセプトは、夢を諦めない人へのエール
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辺りは同じ色
違う色は指をさされていた
怖くて隠してた
同じ色になりかけていた
明日
好きから逃げるな
≪夢ファンファーレ 歌詞より抜粋≫
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千歌子は、1年生のときの演技指導の女性の声がフラッシュバックして、人前では演技ができなくなっていました。湊もまた、演技的センスはあるものの、「魂を吹き込む」と言うコトの意味が分らずに苦悩します。
彼らは、お互いを励まし合い、苦難を乗り越えていきます。千歌子は、人前でも演技ができるようになり、湊は、「魂を吹き込む」ということの意味を知ります。
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愛が勝つ夢が勝つんだ
理想を讃えよ
Ah 生命削って
泣きたいか君は逃げたいか
僕はやりたいことをやるさ
≪アイカツハッピーエンド 歌詞より抜粋≫
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どちらも、水道橋学院に通う生徒達の心情と、彼らへの応援歌を歌っています。
声優への道は、厳しいです。厳しいけれど、一般的には仕事というよりも、夢のような職業です。努力が実るという保証もなく、こんなことをしていていいのかという焦りとの戦いです。
どちらの曲からも、「人生は一度だから、悔いのないように頑張れ」という、エールが聞こえてきます。
HoneyWorksの楽曲は、元気というパワーを与えてくれる！
夢を追いかけるには、勇気が必要ですよね。そんな時、彼らの歌を聞くと元気が出ます。明るいメロディーと応援歌のような歌詞に、明日も頑張ろうって気になります。HoneyWorksがプロデュースしている曲には、そんな元気になる曲がいっぱいです。
最新情報はこちらから！
▷TVアニメ『走り続けてよかったって。』公式ホームページ▷TVアニメ『走り続けてよかったって。』アマゾン配信サービス
▷＝LOVE 公式ホームページ(総合サイトです)
▷HoneyWorks 公式ホームページ(LIP×LIPの情報もこちらから)
▷HoneyWorks twitterアカウント
TEXT：郷 菜美
