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【歌詞コラム】才能の万華鏡!hideのデビュー作はこんなにも凄かった!

ぎゅっとまとめ
  • 名義を変えて挑んだhideのソロ活動
  • 才能とセンスが溢れてとまらない4曲を厳選紹介
  • HIDEにはない表情をみせてくれたhideとしての活動

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2018年、突然の旅立ちから20年目を迎えたhide。彼の記念すべきソロ・デビュー作、『HIDE YOUR FACE』がリリース25年という節目となる今年、2019年に、hideという稀代のアーティストの第一歩を改めて振り返ります。

公開日:2019年3月2日 更新日:2019年12月13日

Editor

KOH-1


この記事の目次
  1. ・HIDEからhideへと。名義を変えて挑んだソロ活動
  2. ・H・R・ギーガーのデザインした仮面に、自らの目を合成
  3. ・hideの才能が溢れ出す楽曲をご紹介
  4. ・『DICE』
  5. ・『EYES LOVE YOU』
  6. ・『D.O.D.(DRINK OR DIE)』
  7. ・『TELL ME』
  8. ・hideが世間に曝け出した、真の才能という名の本性
  9. ・hide 最新情報
  10. ・イベント情報
  11. ・商品情報
  12. ・hide Profile

HIDEからhideへと。名義を変えて挑んだソロ活動


当時、X JAPANのギタリストとしてカリスマ的な人気を誇っていたhideがソロ・デビューを果たしたのは、1993年のことです。

X JAPANの楽曲提供や、ライヴにおけるソロ・コーナーはありましたが、本格的なソロ活動を開始するということで、世間でも大いに話題になったことを、私(筆者)自身も覚えております。

バンドではHIDEという名義なのですが、ソロ時には小文字でhide名義とした事だけを見ても、いかに彼が本気でソロ活動を始めようとしていたのかが、分かるというものでしょう。

数枚のシングル・リリースを経て、1994年の2月23日に、いよいよデビュー・アルバム『HIDE YOUR FACE』が発表となりました。

H・R・ギーガーのデザインした仮面に、自らの目を合成


一目見ただけで、絶対に忘れられない印象的なアルバム・ジャケットには、『エイリアン』のデザインなどで有名な、H・R・ギーガー氏が手掛けた仮面が使用されております。

仮面からこちらを覗いているのは、hide自身の目。アルバム・タイトルを含めて考えると、非常に意味深なものがありますね。

初回盤は立体的なオブジェとなっておりまして、hideとギーガー氏の感性が融合した芸術性は、その異様な雰囲気も含めて衝撃的なインパクトを与えます。

hideの才能が溢れ出す楽曲をご紹介

洪水のように才能が溢れ出し、圧倒的な情報量を誇る『HIDE YOUR FACE』の凄さを、一口に語るのは非常に困難ですが、幾つかの楽曲を取り上げて、その魅力の一端を探っていきましょう。

『DICE』

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君の思い通りの
花を咲かせよう
むしり取られ 枯れる前に
いつしか
つぼみは花となり
昨日を吐き出し
君に話すだろう
≪DICE 歌詞より抜粋≫
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ソロ・シングルとして、初めてhide本人が詞を手掛けたのが『DICE』です。インダストリアル・メタル風のハードなギター・リフと、最初から最後まで一気に駆け抜ける疾走感で、リスナーをhideの世界へと誘います。

何処か刹那的な、自問自答を繰り返しながら生き急いでいるような歌詞に、ポジティブでポップなhideの姿とはまた違った、シリアスな彼の内面が見え隠れしているのです。

人間に対する冷徹な程に鋭い洞察力は、当時中学生だった私にとっては、hideの年齢をとっくに超えてしまった今だからこそ、より一層胸にくるものがあります。

蛇足ですが、この曲で某有名音楽番組に出演したのですが、現代では絶対に不可能な演出で、お茶の間の空気を凍らせたことも、個人的には実に良い思い出です(笑)。

『EYES LOVE YOU』

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Eyes love you, but my heart can't love you so
残像のヴィーナス
My eyes love you 恋をしよう
夢幻の部屋で
Eyes love you 瞳が今
切り取った おまえ
My eyes love you 涙の中 閉じ込めて
It's my dream 溺れさせたい
≪EYES LOVE YOU 歌詞より抜粋≫
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記念すべきデビュー・シングルとなった『EYES LOVE YOU』の詞は、名作詞家、森雪之丞氏の手によるものです。氏一流の言葉使いによる歌詞を歌うことで、hideにとってはシンガーとして良い経験になったようですね。艶やかな歌声を堂々と披露しております。

タッピングを使ったギター・ソロの裏で、情熱的なスパニッシュ風のバッキングを織り交ぜる等々、1曲の中で幾つもの表情を見せてくるのが面白い。更にMV映像では、hide自身が12通りの扮装を披露しているので、是非ご覧になって頂きたいところ。

『D.O.D.(DRINK OR DIE)』

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GUN! GUN! GUN!
頭の中溶けてても 光り輝く空ボトル
DAN! DAN! DAN! DAN!
記憶が遠ざかる あとは野となれ山となれ
≪D.O.D.(DRINK OR DIE) 歌詞より抜粋≫
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全16曲というボリュームを誇るアルバムの中でも、言いたいことだけ言い切った感のある名曲です。本当は歌詞を全て引用したいところですが、是非、実際に音を聴きながら歌詞を読んで頂きたい。

hideの言葉遊びも極まっておりますし、メタリックかつパンキッシュ、暴走するサウンドであっという間に終わる2分20秒を体験すれば、本当に頭の中が溶けてしまいそうになります(笑)。

”二日酔いが怖くて酒が呑めるか”なんていう、実感が込められ過ぎている一節なんかは、世界中の酒飲みの共感を集めそうですね。

『TELL ME』

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華やいだ風に
さらされても
溶けてゆけない
自分を見つめている
歩み寄る
素振りも見せずに
輪郭は浮き彫られてく
≪TELL ME 歌詞より抜粋≫
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この曲もまた、多面的なhideという存在の、また違った側面が見えてくる楽曲です。

大人気バンドのギタリストであり、絶大な人気を誇るロック・スターとしてのhideが、内面に抱えていた孤独のようなものが感じられる歌詞と、哀愁を帯びた歌声とメロディとが相まって、何度聴いても胸に迫るものがあります。

元々はアコギ1本で作ったというシンプルな構成が、楽曲自体の良さを際立たせているのでしょう。シンガーとしても、ソングライターとしても、この時点で既に一流の才能を確立していることに、驚きを感じずにはいられません。

尚、この曲は後にhideが残したヴォーカルの別テイクを使って、新たにレコ―ディングされております。どちらにも、それぞれの良さがありますので、是非聴き比べてみてください。

hideが世間に曝け出した、真の才能という名の本性


1つのイメージに限定されることを嫌い、タイトルで本性を隠せと言いながら、X JAPANのHIDEとは違う、ソロ・アーティスト”hide”が持っていた溢れんばかりの才能は、ソロの楽曲という形で世に出ることとなりました。

そんな逆説も含めて、いかにもhideらしい作品でありましょう。人気バンドのギタリストが出したソロ・アルバム、という枠内から、大いに逸脱した魅力を持った『HIDE YOUR FACE』。

日本のみならず、世界中を見回しても、これほどユニークな作品はなかなか見当たりません。煌びやかな才能の万華鏡を、貴方も覗いてみては。

TEXT:KOH-1

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