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【インタビュー】ライブバンドとして魅せるMOSHIMOが詰まった『TODOME』 (3/3)

Tシャツ人魚の秘密


──『釣った魚にエサやれ』の話に戻ってしまうのですが、ソーラン節が途中に入ってきたのはなぜなのでしょう!?。

岩淵紗貴:単純にこれ曲作りしてて。この後の展開どうしようかとふざけて…

一瀬貴之:魚だったからね。

岩淵紗貴:面白かったんで入れました!みんなでコールもできるなと思って。「イジケてむくれて大漁!!なんて言えたらな」って歌詞では“君が漁に出るんだったら私も漁に出て、こっちだって大量と言わせたところを見せちゃうぞ!”ということを言いたいんですけど、実際できないし。それができたらいいなと思って入れたフレーズではありますね。


──これライブでもみんなでできたら楽しそうですね!

岩淵紗貴:リリースする前からライブでやっていたりするけど、ソーラン節ってみんなになじみがあるんでお客さんも一緒に「ドッコイショ、ドッコイショ」ってふざけて笑って楽しんでくれるんです。
人間なんてみんな辛いのは一緒なんで、その瞬間しかないものを感じ合えるのがライブの醍醐味というか楽しいところであって、それできたらいいなみたいな。


──MVではソーラン節の部分で和装になったり、豪華ですよね。岩淵さんは人魚にもなってらっしゃるし(笑)

岩淵紗貴:やばいすよね、あれね。


──上も人魚の感じでいってほしかったですね…(笑)。

岩淵紗貴:あれみんなに言われる(笑)。貝殻ですよね。


──はい!

岩淵紗貴:これが悲しい話で…エロ路線を目指しているわけじゃないというのが第一なんですけど、あの衣装のモデルがもともと外人さんで、すごくグラマーな人だったんですよ。附属の貝殻をつけた瞬間、どこまでも絞れるという状況ができて、これはおかしいぞってなって(笑)。

一瀬貴之:自分が小さいという話。

岩淵紗貴:それで辛くなったんでやめました(笑)。

宮原颯:衣装が大きかった。

岩淵紗貴:大前提に、エロいのを作りたかったわけじゃない。

一瀬貴之:貝殻だったところでエロくはならない。

岩淵紗貴:ならんかった!


──(笑)。では最後に、みなさんが収録曲の中で一番気に入っている歌詞のフレーズご紹介いただきたいと思います。

岩淵紗貴:私は「ハートのついたスタンプと猫語 激甘文章 深夜に誤爆!!」というのがありがちな感じで好きです。私の中じゃ結構わりと。

本多響平:僕は「釣った魚にエサをやれ」の「ハードッコイショドッコイショ ソーランソーラン」が。やっぱこれライブでやっていて、メチャクチャ一体感が出るから、やっぱ民謡って強えなあと(笑)。

一瀬貴之:紗貴が書いた歌詞より民謡のほうがいいんだ。

本多響平:違う違う。

岩淵紗貴:今かなわんと思った。私ら技術不足だなと。


──ここでソーラン節入れるとパンチになってますしね。そういう意味ですよね(笑)!?

本多響平:(うなずく)


──では続いて宮原さん。

宮原颯:僕は『Yankee』の「カラオケのビブラート どうしてそんなに上手いんだい? いいヤツなんだろうけど圧強い」というところが、思ったことあるんですけど。


──メッチャわかる。超あるあるですよね。

宮原颯:触れられない部分みたいな。。。本人には若干触れづらいんですけど、こんなにうまくここでビブラートしているというのが、僕は好きですね。(笑)

一瀬貴之:マイルドヤンキーなんですけど、地元に帰ったら結構歌上手い友達って多いじゃないですか。そういう人たちが結構真剣に歌ってる時にちょっと。

宮原颯:そこツッコミづらいんですよ、やっぱり。めちゃくちゃビブラートを効かせて。

一瀬貴之:どちかというとそういう人、マジで歌うから。

宮原颯:悪口じゃなくて、ほんとにいいやつだとわかってる。

岩淵紗貴:いいやつだ、あいつらって。

宮原颯:この曲はそういうことを全部うまいこと書いてくれてるなと思って。


──知り合いの中に1人は思い浮かぶ人いますよね〜。一瀬さんのお気に入りの歌詞は?

一瀬貴之:「ゆるんだ蛇口が涙代わり」。

岩淵紗貴:格好つけんなよ!嘘つくな!

一瀬貴之:素晴らしいなあと思って、比喩表現。

岩淵紗貴:お前、やめろほんとに。

一瀬貴之:岩淵さんのリリックセンスというか。

岩淵紗貴:思ってないだろ。絶対。

一瀬貴之:だって「ゆるんだ蛇口が涙代わり」って、落ち込んで水道ビャーってやって、顔洗ってそれが涙代わりということでしょ!?すごいなと思って。そこの表現は、できないと思うんですね。

宮原颯:MVでも蛇口出てくるし。

一瀬貴之:あと面白いのが「関係者席にいた 多分、あの子が彼女」ってあるじゃないですか。これ結構思ってる人が多いと思うんです。


──わかる。

岩淵紗貴:私も実際気になる。オーラ出てんじゃん。

一瀬貴之:そういうやつ、そういう雰囲気出すもん、わざと。

宮原颯:怖い、怖い。

岩淵紗貴:でも、これ私の時はそういう感じじゃなかったです。ほんとに陰でこそっと見てて。目線が優しいんですよ、ステージ見るのが。その目線で「あ~これはガチの人だ」というのに気づくという。


──ムカつくのとは違う、負けを認めれちゃう感情ですよね〜。

岩淵紗貴:そう。私には持ってない。私は勝ち目のない…


──色々お話しいただいてありがとうございました!お時間もそろそろなので、最後に読者の皆さんへ一言お願いします。

岩淵紗貴:ライブが何より!!
音源作っててやっぱ思うのが、一方的に発信はできるんですけど。何かしら自分の今の置かれてる状況とか、恋愛とか、日常生活とかに置き換えてちゃんと受け取ってくれる人がいるから、ライブって成立するものであって。その空間を一緒に作っていくじゃないけど、一方的なものにならずに、一緒に楽しむことができるライブを、本当にどんどんやっていきたいなと思っているので。ライブがほんとに生きがいというか、もう私の命なんで、その瞬間を一緒に楽しめたらいいなと、実は思っています。


──是非ライブに足を運んでもらいましょう!ありがとうございました。

全員:ありがとうございました!

Text 愛香

<Twitter> MOSHIMO:@MOSHIMO_BAND https://twitter.com/MOSHIMO_BAND 岩淵紗貴(ポチ)@POCHI_MOSHIMO https://twitter.com/POCHI_MOSHIMO 一瀬貴之@ICHI_MOSHIMO https://twitter.com/ICHI_MOSHIMO 汐碇真也@shinya_bass https://twitter.com/shinya_bass 高島一航@IkkoTakashima htt···

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