人生観までもがイケメンだった!
誰もが認めるイケメンの中のイケメン、福山雅治。
彼のイケメンっぷりが顔だけではないのはご存知の方も大勢いると思いますが、歌詞からうかがう事が出来る彼の人生観も、正にイケメンそのものでした。
それが分かるのが、『GAME』と言う曲なのですが、とにかくカッコいいのです。
ご本人や曲調は勿論の事、歌詞から見え隠れする彼の生きざまが本当にカッコいい。彼のような人間になりたいと、尊敬の念まで抱いてしまいます。
GAME
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叶うならば
勝利者たちの友として歩むより
その道を阻む「敗れざる敵」でありたい
今日も風向きは変わり続け
利害次第で時代は風に従う
勝者の嘆きは孤高と讃えられ
敗者の嘆きは言い訳だと裁かれ
現実という荒野を走る
試されるサヴァイバル・ゲーム
≪GAME 歌詞より抜粋≫
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「誰かの越えられない壁になりたい」と言う考えは、デビューしてから今までずっと第一線で活躍し続け、後輩の目標とされている彼ならではのものなのではないでしょうか。
オリンピックのテーマ曲
この曲はロンドンオリンピックとソチオリンピックのテーマソングとして使用されたのですが、歌詞の中で勝ちや栄光に対して否定的な部分があると受け止めた人が、日本の代表選手の意気消沈させるような歌詞だと批判すると言う事もあったようです。
だけど、この歌詞は「現実という荒野を走る」アスリート達の現実と重なって見える気がしませんか?
勝ち負けが全てで、結果によっては周りの人間の対応までもがガラリと変わってしまう。それでもライバル達に挑み続けるアスリート達。私個人としては、凄くカッコいい歌詞だと思うんだけどな。
オリンピックは華々しい舞台ではありますが、アスリートにとっては完全に勝負の世界です。勝者もいれば敗者もいるし、勝ちを得ても納得のいかない選手もいた事でしょう。
なので、「みんな、頑張って勝ってね!栄光を掴み取りましょう!」なんて歌詞の方がよっぽどそぐわないと思ってしまうのです。
『GAME』くらいシビアで現実的な歌詞の方が一般人も共感出来るし、アスリートの方もかえって気負わずに競技に挑む事が出来たのではないでしょうか。
話題になったPVもチェック!
福山さんのファンクラブ会員の男子500人を集めて撮影されたのだそうですが、彼はPVの中ではヴォーカル・ギター、ベース、ドラムの1人三役を演じています。この時、福山さんは男性のみで撮影したのがとても楽しかったらしく、後日男性限定のライブを行った事もニュースになりましたね。
そんな彼は、これからも「後輩の越えられない敵」として立ちはだかり続けるのでしょう。
TEXT:rie-tong