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独創的な音楽で日本を席巻!音楽界の革命児・Perfumeを徹底解剖

「テクノポップ」と聞けば誰もが想像する女性3人組音楽ユニット・Perfume(パフューム)。彼女たちは、当時の日本では馴染みの薄かった新たなジャンルで音楽界に風穴を開け、旋風を巻き起こしました。そんな、テクノポップの代名詞とも言うべき存在のPerfume。メジャーデビューから現在までの輝かしい活躍&今後の展望について紹介していきます。

斬新な音楽で日本を席巻!『ポリリズム』で紅白初出演


Perfume(パフューム)は、樫野有香(かしゆか)、西脇綾香(あ〜ちゃん)、大本彩乃(のっち)からなる女性3人組テクノポップユニット。

2005年、シングル「リニアモーターガール」でメジャーデビューを果たすと、日本の音楽シーンでは馴染みの薄かった「テクノポップ」という新たなジャンルが話題を呼び、男女問わず幅広い層から支持を集めます。

そんなPerfumeですが、デビュー当初こそ振るわなかったものの、その独自の音楽で、たちまちアーティスト達の間で話題となります。

2007年には、木村カエラが自身のラジオ番組にて、彼女たちの新曲『チョコレイト・ディスコ』を大絶賛!すると、Perfumeファンのみならず、世間でも大きな反響を呼ぶこととなります。その影響は大きく、2007年に発売されたシングル『ポリリズム』が大ヒットを記録。

おそらく、この曲をきっかけにPerfumeを知った方も多いのではないでしょうか?

独特のテンポとハイセンスなメロディーは、Perfumeを象徴するものであり、彼女たちの魅力が全て詰まった至極の曲ですよね。

この『ポリリズム』を引っ提げ、2008年大晦日に行われた「NHK紅白歌合戦」に初出場。この年から現在まで、実に11年連続での紅白出場を果たすなど、名実ともに日本を代表するアーティストに登り詰めます。

3人だけじゃない!“Team Perfume”が奏でる極上の音楽


Perfumeは、3人とも趣味嗜好がバラバラ。でも、ひとたび集まれば息はぴたりと合い、それでいて個性も損なわれない...ライブは、いつまでも見ていられるほど面白くて飽きない。

しかし、彼女たちの成功の裏には、多くの人の努力や苦労があったことも忘れてはいけません。今の成功は、まさに“Team Perfume”として団結して来れたからと言っても過言ではないでしょう。そんな彼女たちの知られざる魅力を紹介していきます。

曲を引き立てる圧巻のダンスパフォーマンス!


Perfumeを語る上で、彼女たちの魅せるダンススキルの高さも忘れてはいけません。実際、Perfumeの名を冠したダンスコンテストが存在するほどであり、毎年、日本はもとより世界各国のダンス自慢が集まりしのぎを削っています。

Perfumeの曲の振り付けと言うのは、一見簡単に見えるかもしれません。しかしながら、実際はどれも高度なダンススキルが必要とされるため、ダンス経験者であっても、そう容易くは真似できないほど。

まさにダンスはPerfumeの真骨頂であり、とりわけシンクロ率と表現力の高さは、各方面から絶賛されています。

彼らなくして成功なし!Perfumeを支える“二大巨頭”


Perfumeを語る上で欠かせないのが、やはりプロデューサーを務める中田ヤスタカの存在。

2003年に発売したシングル「スウィートドーナッツ」以降、全ての曲を手掛けてきた中田ヤスタカは、「J-POP×エレクトロポップ」という斬新な組み合わせで、Perfumeの音楽を確立。同時に“屋台骨”的な存在でもあり、彼無くしてPerfumeは成り立ち得ないでしょう。

そして、Perfumeの全楽曲の振り付けを担当してきた振付師・Mikikoの存在も忘れてはいけません。

Mikikoは、リオ五輪閉幕式の演出と振り付けを担当。世界的にも評価が高く、あの大ブームを巻き起こした、星野源の“恋ダンス”を考案したのも、実は彼女だったのです。

これまで、いくつもの印象的なダンスで話題を呼んできたPerfumeですが、彼女の存在もまた、大きなものと言えます。

可能性は無限大!未来への一歩を踏み出す勇気がもらえる曲3選

未来のミュージアム


▲『未来のミュージアム』/ Perfume

2013年2月発売のPerfume17枚目のシングル。

映画「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」の主題歌として一躍人気の曲となりました。

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みんなで行こう 僕たちの夢
ほら 広がる世界の先へ
≪未来のミュージアム 歌詞より抜粋≫
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大きな目標や夢に向かっていく活力に溢れた歌詞から始まっています。「みんなで行こう」という表現もまた、ドラえもんの登場キャラクターを彷彿とさせますよね。

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大切な未来を つなぐ ひみつミュージアム
ファンタジー ファンタジー 足りないのは何?
≪未来のミュージアム 歌詞より抜粋≫
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こちらもまさにドラえもんの世界観にぴったりの表現。だからなのでしょうか、漠然とするはずの「未来」や「夢」と言ったワードも、すんなりイメージできてしまう気がします。

今はファンタジーの世界だけど、いつかそれが現実になることを夢見て...。

一見遠く感じる「ファンタジー」と「現実」が、実は密接であり、常に繋がった世界であることが実感できる、そんな歌詞になっています。

無限未来


▲『無限未来』/ Perfume

2018年3月発売のPerfume通算25枚目のシングル。映画「ちはやふる -結び-」の主題歌に起用され、作品のストーリーにふさわしい重厚で切ないメロディーとなっています。

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初めてのWonderland それぞれ花咲いて
大地を撫でる 魔法の音に乗って
眩しい光 体を慣らして
少しずつ少しずつ
≪無限未来 歌詞より抜粋≫
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切ないメロディーが話題を呼んだ楽曲ですが、それとは対照的に、実は希望で満ち溢れた歌詞が特徴的。

一歩一歩階段を駆け上がっていく、“青春のストーリー”がイメージできます...。

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ほら飛ぶよ Are you ready?
Maybe so Maybe so Maybe
Maybe so 無限未来
Maybe so Maybe so Maybe
ほら飛ぶよ Are you ready?
≪無限未来 歌詞より抜粋≫
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同じ表現が何度も登場することで、「無限の未来」が強調されています。同時に、一歩一歩、でも力強く前に進んで行こうという活力も感じられますよね。

TOKYO GIRL


▲『TOKYO GIRL』/ Perfume

2017年2月発売のPerfume通算23枚目のシングル。

ドラマ「東京タラレバ娘」の主題歌にも起用され、若い女性の苦悩や葛藤を描いた歌詞が、同性を中心に支持されています。

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太陽が射しこむ街で目を覚ます
情報を掻き分ける熱帯魚
平凡を許してくれない水槽で
どんな風に気持ち良く泳げたら
≪TOKYO GIRL 歌詞より抜粋≫
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曲のタイトルにもある「東京の女の子」を最も具体的に表現した歌詞から始まります。

特に、「どんな風に気持ち良く泳げたら」という表現は、まさに東京で生きる年頃の女の子の葛藤そのものかもしれません。

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踊れ Boom Boom TOKYO GIRL
色とりどりの恋
Let us be going! going! BOY
Kawaiiと駆ける未来

踊れ Boom Boom TOKYO GIRL
廻る街 メリーゴーランド
彩りのサラウンド 奏でるわ
ここにいるあなたへ
≪TOKYO GIRL 歌詞より抜粋≫
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Bメロは打って変わって終始明るく、そしてコミカルな歌詞とメロディーになっているのが特徴。

「Kawaii(カワイイ)」「Boom(ブーム)」と言った言葉は、まさに流行の発信地であり、文化の中心地でもある東京を象徴するものですよね。

「廻る街」や「メリーゴーランド」と言った、東京の喧騒を強調するフレーズが登場する一方で、「駆ける未来」という言葉からは、主人公がここで生きていくことへの強い決意が感じられます。

また、締めの「ここにいるあなたへ」というフレーズは、志を持った女性に送る、“東京という土地からの温かい声援”なのかもしれません。

海外本格進出も近い!?さらなる高みを目指すPerfumeに期待


Perfumeの魅力や印象的な歌詞を紹介してきましたが、いかがでしたか?

これまで、アジアを中心に海外公演も行ってきたPerfumeですが、今年4月には、米国最大の野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル2019」への出演を予定しています。

日本では独自の音楽で不動の人気を誇る彼女たちですが、海外進出は“Team Perfume”のかねてからの夢であり、同フェスへの出演を機に、その目標に向かって大きく加速することになるかもしれません。

日本が誇るエンターテイナーが、海外でどのような活躍を見せてくれるのか、是非注目していきましょう!

TEXT レノ

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