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「エレファントカシマシ」の絶対に外せない名曲5選!

デビューから30年以上たった今も、衰えることなく輝き続ける「エレファントカシマシ」。日本のロックを語る上で欠かせない、大きな存在となりました。今回はそんなエレカシを聴き始めたばかりの人もそうでない人も必聴の名曲をご紹介いたします!

色褪せることのない名曲


彼らの出身地である北区「赤羽駅」の電車の発着音としても使われている楽曲。2019年4月21日から放送スタートしたTBSドラマ「集団左遷!!」の主題歌にも起用されるなど、色褪せることのない名曲です。

歌詞の内容はというと、旧友に向けて送られた応援メッセージ。Aメロでは「最近どうだい?」というような問いかけが歌われています。そして続くBメロで歌われるのが、過去の回想。

これがいい味出してるんですよね!近況を伺っているも、勘ぐるような嫌味はない。過去を振り返っているのに、なんだか前向き。そのなんとも言えないHAPPYな気持ちが下記の一文に現れています。

俺たちの明日

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さあ がんばろうぜ!
負けるなよ そうさ オマエの輝きはいつだってオレの宝物
でっかく生きようぜ!
オマエは今日もどこかで不器用にこの日々ときっと戦ってることだろう
≪俺たちの明日 歌詞より抜粋≫
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離れていても、まるでそばにいるかのように友人を思うこのフレーズがいいですよね。自分もそんな風に相手を思いたいし、相手からも思われていたいもの。

友人を思いながら聞くと、ホッと心が温まる一曲です。

今宵の月のように


数多くのアーティストにカバーされる名曲。フジテレビドラマ「月の輝く夜だから」のために書き下ろされました。こちらも「赤羽駅」の発着音に使用されています。

なんだかやさぐれたような描写から始まりますが、内容はとても前向き。輝く月を見て、「いつか自分も」と願う強い気持ちが歌われています。

とは言え、少し寂しげな表現が多く使われている印象も強いこの曲。例えば下記の部分。

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夕暮れ過ぎて
きらめく町の灯りは
悲しい色に
染まって揺れた
≪今宵の月のように 歌詞より抜粋≫
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「悲しい色」ってなんなんでしょうね。夜の闇に落ちて行くことを表現しているのではないかと思いますが、寂しさが残ります。それも情緒があって素敵なんですけどね。こんな風に少しやさぐれた(?)悲観的な(?)表現もありますが、気持ちは前向き。

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もう二度と戻らない日々を
俺たちは走り続ける
≪今宵の月のように 歌詞より抜粋≫
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「今」としっかりと向き合っている感じが伝わってきますよね!タイトル通り、月がぼんやりと見え始めた夕方に明日を思いながら聴きたい一曲です。

1981年結成。86年、中学のクラスメートであった宮本浩次・石森敏行・冨永義之に、冨永の高校時代の同級生だった高緑成治が加わり、現在のエレファントカシマシとなる。 同年CBS SONY SDオーディション入賞。88年、アルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI』、シングル『デ―デ』でデビュー。 カリス···

悲しみの果て


こちらもエレカシを語る上で欠かせない名曲。グリコ「アーモンドチョコレート」のCMソングとしても起用されていました。

タイトルだけ見ると途方にくれるような悲しい曲にも思えますが…違います!(笑) その向こう側を歌う名曲です。

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悲しみの果てに
何があるか なんて
俺は知らない
見たこともない
ただ あなたの顔が
浮かんで消えるだろう
≪悲しみの果て 歌詞より抜粋≫
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ここだけ見ると素敵なラブソングにすら聞こえます。悲しくて辛くて途方にくれた先に、あなたがいたなんて……。計り知れない信頼が現れていますよね。

なんて妄想はさておき、締めくくりは以下の通り。

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悲しみの果ては
素晴らしい日々を
送っていこうぜ
Oh baby Ah ah…
≪悲しみの果て 歌詞より抜粋≫
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悲しみ切ったら、その先には素晴らしい日々がある。素晴らしいメッセージですね。今はどん底にある人も、きっと笑顔になれる日が来るはず。辛い時、ぜひ聞いてみてくださいね!

幸せよ、この指にとまれ


こちらも数多くのタイアップを受けた楽曲です。タイトルがもう素敵ですよね!

少し気持ちが後ろ向きになっている人を応援するような曲。

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oh please 風にまぎれている幸せよ、この指にとまれ
いくつもの後悔引きずり歩く 振り払えない昨日が道標かい?
≪幸せよ、この指にとまれ 歌詞より抜粋≫
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この部分を聞くと、宮本さんって本当に心が綺麗なんだな……と驚きます。だって「幸せは風の中に紛れている」んですよ?そして、指を出せばそれが止まるだなんて……。一般人にはない発想です。2行目では「後悔ばかりに目を向けるなよ」という温かいメッセージが歌われています。

エレカシの曲はどれもメロディーラインが綺麗ですが、この曲は中でもさらに美しい!特に最後から2番目のサビは宮本さんの冴え渡るボーカルが素晴らしい。ぜひ聞いてみてください。

Easy Go


こちらは2018年にリリースされた最新シングル。ドラマ「宮本から君へ」の主題歌に起用されました。

これぞ宮本浩次!という熱いボーカルが印象的な楽曲。歌詞なしでも元気が出そうですが、歌詞もまた背中を押されるような内容なんです!まずは冒頭。

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そうさ俺にはやることがある 最高の未来この胸に抱きしめる
≪Easy Go 歌詞より抜粋≫
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冒頭にして圧巻ですよね!「俺がやりたいこと=最高の未来を抱きしめること」こんな前向きで力みなぎる歌が他にあるでしょうか……

しかし、ぶっ飛んでいるようでいてどこか身に染みるんですよね。それは恐らく、リアルな心の揺らぎが歌詞に現れている方だと思うんです。例えば下記の部分。

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そうさ俺は必ず勝つ 歩きながら時に俺はつぶやく
≪Easy Go 歌詞より抜粋≫
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不安に押し潰れそうだからあえて声に出してるのかな……なんて思いませんか?この垣間見える揺らぎのようなものがあるからこそ、同じように頑張る人の心には刺さるのではないでしょうか。

全体を通して非常に元気が出る曲なので、ぜひ悩むみなさんに聞いていただきたいです!

落ち込んでいるときにこそ聴いてほしい


以上、エレファントカシマシの名曲についてご紹介いたしました。

どれも非常に前向きなものが多く、落ち込んでいる時にこそ聞いて欲しいのがエレカシ。悩む背中にそっと手を添えてくれます。そして聞き逃してはいけないのがラブソング!

今回はご紹介しきれませんでしたが、ラブソングも名曲が多いんです。これをきっかけにぜひ色々聞いてみてくださいね!

今年もさらなる活躍やフェス・ライブへの出演が期待されますので、要チェックです☆

TEXT ゆとりーな

1981年結成。86年、中学のクラスメートであった宮本浩次・石森敏行・冨永義之に、冨永の高校時代の同級生だった高緑成治が加わり、現在のエレファントカシマシとなる。 同年CBS SONY SDオーディション入賞。88年、アルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI』、シングル『デ―デ』でデビュー。 カリス···

この特集へのレビュー

女性

ツシマヤマネコ

2022/12/15 21:44

「わかってくれたら、けっこうけっこう こんなぼくで~す。よろしくたのみますっ‼」

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