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【歌詞コラム】『Pop Virus』にかかった星野源が伝える、生きるということ

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星野源が2018年に発表したアルバム表題曲『Pop Virus』。VIRUS(ウイルス)という一見マイナスイメージのある言葉を、ポジティブな言葉として捉えたこの楽曲には、全ての人類に共通している何か、という答えのヒントが隠されている気がする。

公開日:2019年6月17日 更新日:2019年6月18日

Column

夕樹


この記事の目次 []
  1. ・人間の始まりは音楽から
  2. ・Pop Virus
  3. ・言葉から溢れ出る、変化を恐れない強さと覚悟

人間の始まりは音楽から


Pop Virus

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音の中で 君を探してる
霧の中で 朽ち果てても彷徨う
闇の中で 君を愛してる
刻む 一拍の永遠を
≪Pop Virus 歌詞より抜粋≫
----------------

人がこの世に生まれたとき、まず初めにすることは何か。それはずばり、心臓を動かすことである。

何を言っているのかと思う人もいるかもしれないが、この楽曲のBメロの歌詞には、このような言葉が綴られている。

----------------
始まりは 炎や
棒きれではなく 音楽だった
≪Pop Virus 歌詞より抜粋≫
----------------

生まれたばかりの赤ちゃんは無垢な存在で、何も知らないし、分からない。けれど、心臓を動かさなければいけないことは分かっている。

心臓は一定のリズムを刻む、立派な楽器であり、人間が奏でる最初の音楽だ。心臓は一度動き始めたら、その先何があろうとも、人生を終えるまで止まることはない。心臓が動いているということはつまり「生きている」ということだ。

人によって歩む人生は違う。それによって価値観も変わるし、性格や、言葉の紡ぎ方だって変わる。

それでも、心臓で大切な一拍を刻んでいるという事実は、永遠に変わらない。その共通していることがあるからこそ、人々は今も昔も助け合って生きていけるのではないだろうか。

当たり前のように感じて、つい忘れてしまいそうな大切なことを、独特な言葉で紡ぐことで気づかせてくれるのが、星野源の歌詞の魅力である。

言葉から溢れ出る、変化を恐れない強さと覚悟


----------------
ふざけた人間なんだ
偏る生活を歌舞いた
そう君の手の平
美しくクルクル返ったんだ
≪Pop Virus 歌詞より抜粋≫
----------------

変遷していく時代の中で、人々の生活や文化も様々な変化をしてきた。音楽にもロックやポップス、ジャズなど多くのジャンルが確立され、今なお幅が広がっている。

星野源はこれまで数々の素晴らしい楽曲を発表してきたが、その中でも、星野源の楽曲のスタイル、雰囲気は様々な変化が感じられる。

『くだらないの中に』のように弾き語りのような穏やかな響きを奏でる楽曲もあれば、『夢の外へ』のようにオーケストラを用いたバンドスタイルを取った楽曲もある。

そして今回の『Pop Virus』では打ち込みによる重みのあるサウンドを奏でる、新たなスタイルに挑戦している。

星野源は今やトップアーティストといっても過言ではない。驕りや偏りがあってもおかしくない状況でありながら、絶えず新しい音楽を追い求め、挑戦していく覚悟が、星野源にはある。

誰もが持つ人の弱い部分と、強い部分、つまりはPOP(大衆が持つ)VIRUS(ウイルス)を優しく受け入れ、愛することのできる世界。

その世界観を紡ぎだす星野源の歌詞に、私たちは魅了されるのだ。

TEXT 夕樹

1981年、埼玉県生まれ。音楽家・俳優・文筆家。 2010年に1stアルバム『ばかのうた』にてソロデビュー。 2015年12月にリリースしたアルバム『YELLOW DANCER』がオリコン週間アルバムランキングで1位を獲得。 2016年10月にリリースしたシングル『恋』は、自身も出演したドラマ『逃げるは恥···

この特集へのレビュー

女性

Nukasan

2019/06/17 15:34

Thanks all

女性

みやび

2019/06/18 01:30

ファンの多くはこのコラム内容に同意しないと思うな…
楽曲は、その人の中に届いた時点でその人のものになって、いろいろな解釈が生まれるものだから…と星野源さんは言ってくれそうですが。
源さんご本人が雑誌などで咀嚼してくれているものを読んでみることをおすすめします。

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