1. 歌詞検索UtaTen
  2. 特集
  3. J-POP
  4. 歌詞コラム
  5. ドレスコーズ
  6. 輪廻転生を描き出したユーモア溢れるドレスコーズ「人間ビデオ」

【歌詞コラム】輪廻転生を描き出したユーモア溢れるドレスコーズ「人間ビデオ」

このアーティストの関連記事をチェック

死にゆくことは不幸ではない!ドレスコー…

志磨遼平を中心に、他のメンバーはライブや曲ごとに変わる、型にとらわれない唯一無二のバンド、 ドレスコーズ。映画「GANTZ:O」の主題歌『人間ビデオ』は映画の世界観が投影していて、人間の生死についても考えさせられる楽曲だ。

公開日:2019年9月22日 更新日:2019年9月22日


この記事の目次 []
  1. ・戦いと登場人物の心情
  2. ・何度も自分として生まれ変わる再生の物語
  3. ・「人間ビデオ」が示すものとは
  4. ・ドレスコーズ 最新情報
  5. ・リリース情報
  6. ・ライブ情報
  7. ・ドレスコーズ Profile
TOP画像引用元 (Amazon)

▲ドレスコーズ「人間ビデオ」-検閲済版-

戦いと登場人物の心情

サイレンが鳴り響くイントロとけたたましい擬態語の並びから始まる歌詞が戦いの始まりを示すかのようなインパクトがある。

現世で命の尽きた者たちがGANTZの世界に集い、見たこともない敵に翻弄されながらも戦っていくことが表現されている。

----------------
じゃんじゃんじゃかじゃか
じゃんじゃんじゃん
大戦争勃発 さあ大変
こうなるならなるではやく言って
優先順位 並べ直し

自分本位 生きるなら
どうする? ファイナルアンサー
あーだこーだ 御託並べんな
あんたホントは なに星人?

やっと暴いた 本性出せ
ワット・アバウト・人類、だ!
友人、知人に 三親等まで
それ以外は全員 敵と見なす
≪人間ビデオ 歌詞より抜粋≫
----------------

映画の内容に従順に沿った曲の冒頭の裏には、現世で生きている人の生きることに対する疑問と人との関わりへの悩みが描かれているのだ。

人は生きていく中で自分以外の人との関わり合いは避けられない。

自分も含め、目に見える人の姿は表面的なものであって、人には他人も知らない・知られたくない裏の姿も存在する。

こういった根本的な人間の性質もあり、自分と自分が本当に信頼のおける人以外、心からは信じられないといった心情が読み取れるのだ。

このことは登場人物の心情ともシンクロしていて、一緒に戦う仲間と言えども最初は赤の他人。

お互い疑心暗鬼から始まるが、共に険しい戦いを乗り越えていく中で、信頼や絆が芽生え徐々に心を許していくようになる。


▲画像引用元 (Amazon)

何度も自分として生まれ変わる再生の物語

映画の中では、登場人物が現世とGANTZの世界を何度も行き来する様が描かれている。

GANTZの世界で死を迎えると現世に戻ることもできず、本当に命は終わる。

----------------
あきらめては 捨てきれぬまま
いつか願うわ ぼくじゃない幸せを

最後を知るまでの永遠
このまま終わるな ストーリー
世界一 最高だよ
ずっとここで見てるから

たとえばの話
たとえば たとえば

感動のフィナーレは目前
そのまま 巻き戻して
ラストだけとっておいて
もう一度 はじめから
≪人間ビデオ 歌詞より抜粋≫
----------------

生まれ変わったら今の自分にはなりたくない思いと、今の自分として生き抜く覚悟がこの歌詞に交錯して表現されている。

幸せな結末を望んでも、誰しもがそんな終わりを迎えられるかといったらそうではない。

もし今の人生の終わりが自分が望んでいるものであれば、生まれ変わった人生がどんなものであろうと最期は前の人生の結末と同じであるようにと願わずにはいられないのだ。



「人間ビデオ」が示すものとは

朝起きて、学校や仕事に行き、帰って夜眠りにつく。

そんな代わり映えのしない毎日を退屈に感じる人も少なくないだろう。でも本当は、普通の毎日や平凡であることこそが一番幸せなことなのだ。

人生はビデオのように「ここまで巻き戻してやり直したい」「楽しかったらこの時でストップしたい」「つらい事は早送りして早く終わらせたい」など自分の意思で都合よくはできない。

映画のようにGANTZの世界に行って戦いを潜り抜けていくことは刺激的ではあるが、安穏な日々を送ることは不可能だ。刺激を求めることは、多少なりともリスクもある。

「人間ビデオ」には、巻き戻しがきかないたった一度きりの人生だから、退屈に感じる毎日でも今を大切に生きていってほしいというメッセージが隠れている。


TEXT 蓮実 あこ

ドレスコーズ(the dresscodes)は、日本における2000年代ロックンロール・リヴァイヴァルの旗手であった元・毛皮のマリーズの志磨遼平(Vo.)を中心に丸山康太(Gt.)、山中治雄(Ba.)、菅大智(Dr.)で2012年に結成された四人組ロックバンドであったが、2014年に志磨以外の三人が脱退し現在はライヴ···

この特集へのレビュー

この特集へのレビューを書いてみませんか?

この特集へのレビューを投稿

  • ※レビューは全角500文字以内で入力してください。
  • ※誹謗中傷はご遠慮ください。
  • ※ひとつの特集に1回のみ投稿できます。
  • ※投稿の編集・削除はできません。
UtaTenはreCAPTCHAで保護されています
プライバシー - 利用契約

BLUE ENCOUNT「バッドパラド…

「アイドリッシュセブン」と共に夢の世界…