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【歌詞コラム】ひざまづいての求愛… エリック・クラプトン「レイラ」を巡る二つの物語

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エリック・クラプトン、「レイラ」との恋…

ギターの神様、エリック・クラプトンの通算22回目の来日公演が終わりました。初来日から45周年、日本での通算公演回数は96回にものぼります。早くも次の来日がいつになるかが気になるクラプトンの名曲、『レイラ』の歌詞を巡る二つの物語を紹介します。

公開日:2019年5月25日 更新日:2019年5月25日


この記事の目次 []
  1. ・会いに行けるギターの神様
  2. ・レイラは親友の妻 人妻を愛したクラプトンの物語
  3. ・いとしのレイラ
  4. ・結婚できないなら狂ってしまう ペルシャの純愛の物語
  5. ・エレキバージョンとアコースティックバージョン、二つの「レイラ」

会いに行けるギターの神様


クラプトンは世界3大ギタリストの一人です。「ロックの殿堂」を3回、「グラミー賞」を18回、「ブルースの殿堂」、祖国イギリスへの貢献に対しては大英帝国勲章も受賞しています。

大ヒットしたたくさんの名盤、他のビック・アーティストとの華麗なコラボレーション。クラプトンの輝かしい経歴を挙げたらきりがありません。そして何よりも嬉しいのは、クラプトンが大の親日家であるということ。

初来日したのは29歳のときで、今から45年前!そして、日本での通算公演回数は96回にものぼるのです。

さらに、武道館でのライブ回数は91回。これは海外アーティストとしては史上最多の公演数です。日本人でも90回以上武道館で公演したアーティストはめったにいないだけに、凄まじい記録です。

来日回数が多く、チケット争奪戦に勝てば会いに行けるギターの神様。そんなエリック・クラプトンの名曲『いとしのレイラ』を巡る二つの物語をご紹介しましょう。

レイラは親友の妻 人妻を愛したクラプトンの物語


「レイラ」にはモデルとなった人物がいます。それが、ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンの妻だったパティ。クラプトンとジョージ・ハリスンが親友だったため、その縁でクラプトンはパティと出会い、心を奪われたのです。

しかし、当初パティはクラプトンに口説かれても「結婚しているから」といってクラプトンを敬遠していました。その後も、なかなかなびかなかったパティだったのですが…。

そんなパティに深い想いを寄せていたクラプトンは夫婦仲がうまくいっていないことに気づいてしまいます。そして、さらにモーションをかけていくのです。

その一つが『いとしのレイラ』です。クラプトンはこの歌の中で「一人になってしまったらどうするの?」とパティに呼びかけ、くだらないプライドを捨てるように促します。

そして、衝撃的なのは次の歌詞。

いとしのレイラ


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Layla you got me on my knees
Layla I'm beggin' darlin' please
Layla darlin' won't you ease my worried mind
≪LAYLA (UNPLUGGED) 歌詞より抜粋≫
----------------

歌の中でクラプトンはひざまづき、「不安な心を癒してほしい」と願います。夫婦仲が悪く、クラプトンの気持ちを知りながらも、ジョージ・ハリスンと共に暮らしつづけるパティ。おそらく、不安な気持ちでいっぱいだったはずですよね。

そんな中で、歌詞で「ひざまづいての求愛…。」を表現されたわけです。女性なら誰もが憧れるシーンですよね。それくらい深く愛されてみたいものです。

それにしてもなんとロマンティックなことか。発表してから数十年経っても世界中から愛され、クラプトンのライブの定番となっている名曲『いとしのレイラ』を贈られ、「ひざまづいてでも求愛したい」と打ち明けられる。しかも相手はエリック・クラプトンです。

世界的ミュージシャンであるジョージ・ハリスンとエリック・クラプトン。その二人のうち、どちらを選ぶか迷うなんて、パティはほんと究極の贅沢ですよね。(笑)

『いとしのレイラ』が世に出てからも数年間、クラプトンをはじめ、親友から妻への愛を打ち明けられたジョージ・ハリスン、その妻のパティは、様々な感情に翻弄されましたが…

最後には、クラプトンとパティは結婚をすることに…。長い間クラプトンがパティに注いだ深い深い愛が届いた形になった訳です。それほど、クラプトンにとってパティは魅力的な女性であると同時に『いとしのレイラ』に込められた深い愛が感じられますよね。

結婚できないなら狂ってしまう ペルシャの純愛の物語


前述したとおり、この曲のモデルはパティとされているのですが…、それならばどうして「レイラ」なのか、気になりますよね。そして、本当にそこまで好きならば『いとしのパティ』にしても良さそうなものです。

ここにクラプトンの深さがあるんです。(笑) この「レイラ」という名前に深い意味をもたせていたのです。

そう、それが今回、ご紹介する二つ目の物語なんです。この『いとしのレイラ』は、レイラとマンジュンのペルシャの純愛を描いていたのです。

マンジュンは美しいレイラと激しい恋におちます。しかしレイラの父親に結婚を反対されてしまうのです。そのことにショックを受けたマンジュンは、募る想いに頭がおかしくなってしまいます。

クラプトンは友人からこの物語を聞きました。つまり、クラプトンは、あえて「レイラ」という名前を曲につけることによって、「募る想いに頭がおかしくなるほどパティを愛している」と告げているのです。

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Let's make the best of the situation
Before I finally go insane
≪LAYLA (UNPLUGGED) 歌詞より抜粋≫
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「僕の頭がおかしくなってしまう前に、最大限の努力をしていこうよ」との呼びかけも、この物語を知っていると胸に迫りますね。

エレキバージョンとアコースティックバージョン、二つの「レイラ」


『いとしのレイラ』には神技級のかっこいいイントロから始まるエレキバージョンと、切なく聴かせるアコースティックバージョンがあります。

どちらが良いかは個人の好みかも。ぜひ、両方を聴き比べてみてくださいね。

TEXT 三田綾子

Eric Clapton(エリック・クラプトン)は、イングランド出身のギタリストでありシンガーソングライターである。 ギタリストとしては、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジと並ぶ世界3大ロック・ギタリストの一人とされている。 「スローハンド」というニックネームで知られている。 彼の音楽キ···

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