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革命児バンド、BIGMAMA
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バンドサウンドとバイオリンの組み合わせが印象的なBIGMAMA。
彼らがだけが生み出せるロックとクラシックを融合させた楽曲は、日本のバンドの中でも際立った唯一無二の個性を見せています。
王道ロックからポップな音楽、ダークな雰囲気の曲など楽曲の幅広さやセンス、
そしてハイレベルな演奏の評価は非常に高く、一度聞いただけで記憶にガツンと残るインパクトのある音楽を生み出すバンドです。
BIGMAMAのおすすめソングをご紹介!
荒狂曲“シンセカイ"
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BIGMAMAを聴く上ではずせないのが、耳馴染みのあるクラシックの有名曲をコンセプトとする、バイオリンのサウンドの魅力を最大限に活かした楽曲たちです。
過去には『Roclassick』というアルバムをリリースしており、『荒狂曲“シンセカイ"』もこの作品に収録されています。
重ためのギターサウンドに、バイオリンのメロディーによってクラシックを入れ、そこにさらにギターのチョーキングを合わせた激しい演出に度肝を抜かれます。
美しいクラシックの中にロックの熱さをうまく組み合わせた、BIGMAMAだからこそ生み出せる曲です。
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果てしなく広がる海原で
板切れ一つにしがみ付くような
日々にもう嫌気が差して
少年は貨物に紛れ込んだ
近づく足音と反比例して
吐く息をそっと殺していく
僕は僕を密輸する
だって待ってたって助けなんて来やしない
誰1人来やしないよ
どれくらい経ったろうか
食料や水が尽きて
意識さえも途絶えてく
次に目が覚めた時は
広がる新世界
未だ見ぬ新しい自分
そう信じたいね
≪荒狂曲"シンセカイ" 歌詞より抜粋≫
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新しい世界を目指す少年の物語が描かれた歌詞は、聴き手をこの楽曲の世界観により深く引き込んでくれます。
Swan Song
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こちらもロックとクラシックを融合させた1曲で、先ほどご紹介したアルバムの第2段となる『Roclassick2』に収録されています。
バンドサウンドにバイオリンの美しい音色を組み合わせつつ、ベースのサウンドはスラップでゴリゴリにしているところに、BIGMAMAのロックに対するこだわりを感じます。
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cry 涙でもう湖が溢れる前に
try 儚くも散り行く運命と知りて
Romeo and Juliet take or leave
離れたんじゃ辛い ならばいっそ永遠に
その手をさあ
鮮やかに fall into a sleep falling down too deep
祈るように fall into a sleep
二人なら falling down too deep
≪Swang Song 歌詞より抜粋≫
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「白鳥の湖」をコンセプトとしたダークな雰囲気が満載のBIGMAMAらしさ溢れる楽曲です。
君想う、故に我在り
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哲学的なタイトルが印象的なこの曲。
壮大な雰囲気があり、ここまで紹介してきた楽曲とはまたガラッと違った雰囲気を楽しむことができます。
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“我思う、故に我在り”ならぬ
“君想う、故に我在り”と知った
≪君想う、故に我在り 歌詞より抜粋≫
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「思う」と「想う」。
そんな些細な言葉の使い分けにも、BIGMAMAの音楽に乗せる言葉へのこだわりが感じられます。
「想う」は、「思う」よりも感情がこもった強いおもいを表します。
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喜びや楽しみは全て君のもので
悲しみや苦しみは全て二人のもので
その笑顔やその涙が何よりも愛しくて
幸せを 映し出す
≪君想う、故に我在り 歌詞より抜粋≫
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この歌詞を見ると、なぜ最初に「君」に対して「想う」という言葉を使ったのかがわかります。
自分のこと以上に大切な存在である「君」。
「君」のことを想い、その幸せを強く願うことで自分というものの存在を実感できる。
深い愛を歌ったラブソングです。
秘密
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雨の日に音が響くような幻想的な雰囲気のイントロ。
ボーカルの心地よい裏声から始まるサビ。
流れるような美しいバイオリンのメロディー。
楽曲全体から感じられる切なさがたまらなく心に沁みます。
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君を描いた絵にはいつも何故か
背中に大きな羽が生えてて
僕はきっと君が何処か遠くへ
羽ばたいて行ってしまいそうな気がしてたのかな
悪い予感てのは当たるもんでさ
誰に何も言わずに飛び去った
僕はきっと君が何処か遠くで
見守っていてくれるような気がしてるんだ
≪秘密 歌詞より抜粋≫
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大切な人との思い出は心の中に残り、自分を強くしてくれる。
歌詞には、大切な人との別れの悲しみだけでなくそんな前向きな気持ちも綴られています。
mummy mummy
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2019年4月17日にリリースされたBIGMAMAの最新曲です。
『mummy mummy』はドラマ「賭ケグルイ season2」の主題歌として起用されており、同作の1期に引き続き、BIGMAMAが主題歌を担当しています。
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出来上がり完成 反対に賛成
狂ってないです
狂ってないです
狂ってないです
長いものにはそう
ぐるって巻いて
ぐるって巻いて
ぐるって巻いたら出来上がりました
あれ君どこの木乃伊?
≪mummy mummy 歌詞より抜粋≫
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作詞を担当する金井政人の独特な世界観が溢れる歌詞が、BIGMAMAの楽曲の色をより濃くしています。
ダークで怪しい雰囲気を演出するイントロからグッと引き込まれ、サビでは体が自然とリズムを感じて踊ってしまう。
サウンドのエフェクトと美しい声の重なりが体全体を包み込むように心地よく、異世界に入り込んでしまったような感覚になります。
妖艶な雰囲気の漂う曲の世界観に惹き込まれてしまう魅力を持った楽曲です。
まだまだ鳴り止まない彼らだけのロック
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ここで紹介させていただいのはもちろんBIGMAMAの楽曲の中でもほんの一部ですが、それだけでも彼らの楽曲の幅広さを感じていただけたのではないでしょうか。
楽曲ごとに表情を変え、どんな色の楽曲でも自分のものとして完璧に表現するというのは簡単なことではありません。
彼らの音楽を聴いていると、あの曲とこの曲がどちらも本当にBIGMAMAの曲なのかと驚かされることもあります。
今後はロックとクラシックの融合をテーマとしたRoclassick tour2019の開催も決定しており、これからのBIGMAMAの活動にも目が離せません。
TEXT ぽんつ