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【関ジャム】音楽Pが選ぶ完璧な曲とは!

関ジャニ∞が、音楽のプロを迎えトークを繰り広げる番組「関ジャム 完全燃SHOW」。5月26日に放送された関ジャム完全燃SHOWは、音楽プロデューサーが選ぶ完璧な1曲を紹介!プロが選ぶ完璧な1曲とは!?
5月26日に放送された関ジャム完全燃SHOWは、音楽プロデューサーが選ぶ完璧な1曲を紹介! 今までの関ジャムでは音楽プロデューサーだからこそ気づく名曲を様々紹介してきましたが、思わず唸ってしまう曲も多々ありました。そこで今回は完璧な1曲をプロ目線から紹介してもらおうという企画になりました! プロが選ぶ完璧な1曲とは!?

関ジャニ∞が、音楽のプロを迎えトークを繰り広げる番組「関ジャム 完全燃SHOW」。今回は5月26日の内容をお届けします!

夕涼み / 松任谷由実



楽曲を色で表現した名曲! 松任谷正隆は曲の色のイメージを「夜明け前の薄暗い紺からブラックに移行するブルー」と表現し寺岡は「これってユーミンだ!」と感じたそうです。

その後寺岡はユーミンの楽曲に対し五感が刺激されていたことを体感し、松任谷正隆イズムがつまった曲と紹介しました。

話を振られた安田が「自分がどういう状況で聴きたいか想像させる曲だな」と感想を述べたように、ゆったりとした曲調で不思議と聴き入ってしまうような1曲でした。

寺岡は歌詞の魅力にも触れ、恋人と洗車する曲でありながらももう別れてしまったのかとか色々と想像させられる深い曲だと続けました。

ユーミンのライブにも携わっている武部は「他のコードには置き換えできない浮遊感、#11がいいんだよね」と寺岡と通じ合っていました。

武部はユーミンの曲でさらに「春よ、こい」を追加であげました。元々エスニックだったものを松任谷正隆が和のテイストを入れ今の形になり仕上がったそうです。淡き、という単語から歌詞を作り出していたという話も驚嘆ポイントの1つとなっていました。



Everything / Mr.children


音程がこんなに高くて良いのと驚いた攻めの1曲。武部は整ってないことで完璧になった曲として紹介し、「人の心を動かすには凄く歪だったり破壊力がある」と語り絶賛。

武部は「ブレイクして売れている時期に守りに入らず、攻めていった感じが好きだった」とコメントします。普通であれば歌詞に出てくる「STAY」の部分が高すぎるためもっと修正していくだろうと続けます。

しかし少し上ずっていても、これが人の心を動かすものだとGOサインをだした小林武史おそるべしと締めくくりました。



情熱 / UA


R&B元年より前にリリースし、MISIAや宇多田ヒカル以前にデビューした人物の曲です。曲が流れ出すと丸山や他のメンバーも「あった! 確かに」と声を上げるほど有名なものでした。

松尾は「リズムの反復性によって生まれる快感を日本に知らしめたグルーヴィー歌謡の金字塔」と評価し「クラブカルチャー性と大衆性、文学性のトライアングルが絶妙」と絶賛しました。

レゲエ調のあるR&Bでタイムリーではなくいつでも楽しめるタイムレスな曲として、哀愁感や懐かしみといったバランスが絶妙であると締めくくりました。



やさしさで溢れるように / JUJU


亀田印と呼ばれるベースが特徴的と武部は語り「歌と呼応したもう一つのメロディが特徴で、落ちサビ後半が特に秀逸」とコメントを残しています。

実際にBメロの歌と呼応するベースの部分は凄まじく、村上は丸山に「あんなん思いつくかまる」と振ると即座に「無理」と声が上がりました。

村上は「ポイント以外もかっこいい部分が多い」と語り丸山も「本来ベースがあそこまで歌う事はそうない。ベースとしてやっぱ支えるんですけど、やっぱ亀田さんやなって思う」としみじみとコメントしました。

作詞にも亀田誠治の名前があり、武部が電話でリサーチしたところ「元々は愛犬がなくなった喪失感を書いた歌詞だったが、ブレイクするようにより普遍的な歌詞に徹底的にディレクションした」というようなコメントをもらったそうです。

丸山も「そうかー恋人やと思ってた」というくらい普遍的な歌詞にアレンジされていました。



小麦色のマーメイド / 松田聖子


松本隆、松任谷正隆、松任谷由実の3人が作り上げた問題作。制作陣が意見をぶつけまくって作り上げ、めちゃくちゃクールなものに仕上がったと松尾は語りました。

ザキヤマが「あまり問題作って感じがしないけど」と言っていたように普通に聴いただけでは問題作がどこなのか全くわかりません。

松尾は「松田聖子初期のキラキラした楽曲軍の中の輝きの中にあって、これだけはマットな質感、ツヤ消しの美」とコメントをします。実際にサビでの盛り上がりも乏しく、非常に安定したメロディが続きます。

松本隆はこだわっていたようで、サビに入る時に分数コードを使用した実験的な曲を作りたかったと語ったようです。



デイ・ドリーム・ビリーバー / ザ・タイマーズ



亡くなった母親に向けて歌ったカバー曲、原曲のニュアンスを残した秀逸な日本語歌詞に翻訳した完璧な1曲と絶賛しました。本来は恋人に向けた1曲を、母親に向けた曲で違和感なく仕上げ「本来は明るい曲なのに同時に泣ける曲」と寺岡はコメントしました。


錦戸は「グッとくるなぁそんな話聞いた後やと」と呟きました。天才忌野清志郎の秀逸な日本語訳はそのまま受け入れられ、スタンダードな1曲となったのも凄いと武部は語りました。



まとめ

最後に丸山は「今回が一番楽しかったかもしれない。自然にすーっと入ってきたからもっと聞きたいし収録時間がすんごい短く感じた」とコメント。

真面目に語る丸山に対し村上は「いつも長々とごめんな!?」とぼけると会場は笑いに包まれ、ザキヤマも「人を褒めることで誰かを傷つけてる」と心理のようなセリフを残しました。

ジャムセッションは武部聡アレンジのレイニーブルーでした。錦戸の熱い叫びが特徴的なものになり、とても魂の乗っている演奏でした。錦戸、丸山、大倉の3人は演奏後笑顔でやり遂げた感じがあり素敵なセッションでした。

プロ目線でも完璧と思えるような多くの曲が存在しますが、これからも多くの名曲が誕生していく事だと思います。もし自分が好きなバンドのそんな瞬間に出会えたら最高に幸せですね。

番組概要

関ジャム完全燃SHOW
放送:5月26日(日) 23:10 ~ 0:05 (一部除く)
朝日放送:2019年5月27日(月) 1:55 ~ 2:55

■出演者
関ジャニ∞:村上信五・丸山隆平・錦戸亮・安田章大・大倉忠義・横山裕
支配人:古田新太

アーティストゲスト:武部聡志、寺岡呼人、松尾潔
トークゲスト:山崎弘也(アンタッチャブル)、藤田ニコル
進行:弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)

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