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【インタビュー】声優・仲村宗悟が、声優養成所の魅力&ワンダフォーな出来事を語る (2/2)

新人男優賞を受賞したときのエピソード

――先日、2018年度に最も活躍した声優を称える第13回「声優アワード」の受賞者が発表されました。新人男優賞受賞おめでとうございます!

仲村宗悟:ありがとうございます!


――新人男優賞受賞を受賞したお気持ちをお聞かせ頂けますか?

仲村宗悟:受賞したという報告を事務所の社長からお聞きしたんですけど、まずはびっくりしたのが最初ですね。受賞式のときもここにいる感じがしないというか、周りの人たちの受賞式を見ているような感覚で。
でも壇上に上がって挨拶をしたときに、やっと実感が湧いてきて、その時の気持ちをそのまま喋らせて頂きました。


――受賞されたことを、真っ先にご両親にお伝えしたんでしょうか?

仲村宗悟:そうですね。受賞式の前に、親に連絡しましたね。すごい喜んでくれました。家族でLINEグループを作っているんですけど、みんな“おめでとう!おめでとう!”って祝ってくれました。
ネットの記事を見つけてURLをLINEで送ってきたりとか(笑)“こんな記事があったよ!すごいすごい!”という感じで。


――ご家族仲が良いんですね!その雰囲気がとても素敵です。

仲村宗悟:ありがたいですね。一番近くで背中を押してくれる存在だと思っています。


――仲村さんは、「アイドルマスター SideM」の天道輝役でデビューをされたと思いますが、やはりご自身にとって一番影響を与えてくれた作品でしょうか。

仲村宗悟:そうですね。それこそ、事務所に入って初めてのオーディションで受かった役ですから。色んな仕事の初めては、彼と共に過ごしていますね。存在はとても大きかったし、色々なことを教えてもらいました。

売野雅勇が手掛ける「ワンダフォー!」へ参加した想い

――5月22日に作詞家の売野雅勇氏が人気声優陣をプロデュースするアルバム「ネヴァーランド」がリリースされました。仲村さんも1曲目の「ワンダフォー!」で参加されていますね。どういう経緯で今回参加される事になったんでしょうか。

仲村宗悟:事務所の社長から“こういう企画があるんだけど、宗悟は興味あるか?”とお話しを頂き、企画書を見て「ぜひ参加させてください!」と即答しました。


――参加されることになってどう感じましたか?

仲村宗悟:びっくりしました!売野さんは作詞家として著名な方ですし、その方に自分の感じをあてがきしてもらえるって聞いたときは、興奮しました。蓋を開けたら作曲がコモリタミノルさんで、ものすごいタッグですよね。

▲アルバム『ネヴァーランド –Voice Actor×売野雅勇-』 第1弾トレーラー映像

――「ワンダフォー!」を聴かせて頂きましたが、仲村さん自身を投影させた歌詞が散りばめられているなと感じました。

仲村宗悟:ありがとうございます。すごいのが、言葉自体はとてもシンプルに書かれているんですけど、チープじゃないんですよね。みなさんおっしゃってくれますけど、仲村宗悟がスーッと入ってくるという。ラジオで「ワンダフォー!」のワンコーラスを初解禁したときにニッポン放送の吉田尚記さんが、「仲村宗悟くんの名刺だと思って聴いてください!」って言ってくださったんですね。僕もそういう曲になっているなって思いました。


――「ワンダフォー!」を歌唱する際、どんな所に意識をおかれましたか?

仲村宗悟:やっぱり、笑顔を意識しましたね。あとは解放感とかも意識しました。


――そういう風に思われたのは、サウンドを聴いてからのイメージが大きいでしょうか。

仲村宗悟:楽曲もそうですし、詞をバーッとみてからそう思いました。表情付をかなり意識しましたね。


――キャラクターソングを歌われるときと、ご自身だけで歌う楽曲は意識も違いますか。

仲村宗悟:そうですね。キャラクターは、僕が歌うんですけどそれはキャラクターに重きを置いて歌わないといけないので。
僕の気持ちというよりは、“このキャラクターだったらどういう風に歌うかな?”“こういう部分の歌詞はどういう風に噛み砕くんだろう?”と、キャラクターのことを中心に考えます。でも今回の作品は、自分の気持ちが全開ですね。


――「ワンダフォー!」には、合の手を入れたくなる部分もありますよね。あのバックのコーラスなどは、仲村さんなのでしょうか?

仲村宗悟:そうですね。あ!でも作曲のコモリタさんも被っているのかな。実は仮歌でコモリタさんが歌ってくださっているんですけど、それで掛け声を入れて頂いていて。元々レコーディングのときに、掛け声を半分ぐらい減らそうかという話があったんですね。
でも、録っていくうちに、全部入れた方が良いんじゃないかなって思ったんですね。それで、僕が“全部入れた方が良いんじゃないですか?”とお伝えした所、今の完成系になりました。


――ライブで披露したら、絶対盛り上がりそうですね!

仲村宗悟:盛り上がりそうですよね!最初の走りがスナックでイベントしたいねという所から、始まっているんですよ。スナックでイベントって中々ないじゃないですか?だから面白そうだなーって思っています。

仲村宗悟が選ぶピックアップフレーズ!

――UtaTenは歌詞サイトなので、「ワンダフォー!」の中で一番お気に入りの歌詞を教えてください。



仲村宗悟:やっぱり、サビに全部詰まっているのかな。「It’s so wonderful, wonderful, wonderful 生きてることは素晴らしすぎるじゃない」ですね。それこそここのブロックで、この曲のテーマという感じがしますよね。


――歌唱する際に、歌詞を読み解かれたりはされますか?

仲村宗悟:さらーっと最初歌詞を読んで、どういう事が言いたいのか読み解きます。この曲はストレートなので、すぐにスーッと入ってきました。


――「ワンダフォー!」を通して、どういったことを聴いてくれる皆さんに伝えたいですか。

仲村宗悟:わかる!わかる!という共感よりも、仲村宗悟ってこんな人間なんだ!っていう曲になっているので、こういう人間もいるんだなっていう事を知って欲しいです。


――余談ですが、タイトルの「ワンダフォー!」にちなんで、仲村さんが最近「ワンダフォー」だなって思った出来事はありますか?

仲村宗悟:「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE | 隻狼」をやっていた時のことですね。色んな敵を倒して経験値を得たら、スキルっていうのに一応触れるんですけど、スキルを上げたとしても自分の技術が下手だと、ボスとかが強すぎて倒せないんですよ。
だから自分の技術を上げていって、“こいつ無理だろ…”って思っていた奴を倒せたとき、まじでワンダフォー!!って思いました(笑)


――仲村さん、ゲーム強そうですね!

仲村宗悟:まあまあ、やりますね(笑)格闘ゲームはあんまり、得意じゃないんですけどRPGとかアクション系ですね。


――最後に、応援してくれるファンの皆さんにメッセージをお願いします。

仲村宗悟:みなさんがこうやって僕の声を聴いてくださるおかげで、よく利用させて頂いているUtaTenさんに取材をして頂く機会ができました。本当にありがとうございます!僕の本職は声優業でやらせて頂いておりますけど、こうやって売野さんが書いてくださった歌詞で、歌うことができてとても幸せです。
元々は歌から入った人間ですし、この曲のおかげで、より一層「仲村宗悟」でも歌を歌いたいっていう欲が高まりました。

こういう機会があるのは、間違いなく応援して下さるみなさんのおかげですし、本当に感謝しています。僕をまだ知らない方は、「ワンダフォー!」を聴いて、“仲村ってこんな感じの人間なんだ”と、なんとなくでも気にかけてもらいたいですし、僕のことを既に知っている方は、“そうそう、こういう奴だよね!こいつは!”と思って頂いて(笑)何卒これからも末永く、応援よろしくお願い致します!



TEXT みなちょ
PHOTO UtaTen編集部

1988 年 7 月 28 日生まれの沖縄県出身。 アクロスエンタテインメント所属。 中学生の頃にギターにのめり込み、音楽の楽しさを知る。 高校卒業後、音楽の道を志し東京に上京するも、友人の舞台を観劇したことがきっかけで声優を目指すようになり、2015 年に声優デビューを果たす。 2019 年にラン···

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