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【ライブレポート】LUNA SEA「5つの星が創造する宇宙」30周年武道館2日目

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5人組ロックバンド『LUNA SEA』が1日、東京・北の丸の日本武道館で結成30年を記念したライブを行った。最新曲『悲壮美』のミュージックビデオを収録した砂丘で撮影された5人の姿が巨大スクリーンに登場すると、ファンが立ち上がって声援。デビュー前の貴重な映像から、これまでの道程をたどる映像はストリングスによる『LOVELESS』の音に乗り、ゆっくりと展開していった。誰も見たことがない景色へと、挑戦を続けた日々を見つめてきた月が満ちたとき、5人の姿がステージにあった。

公開日:2019年6月3日 更新日:2019年6月3日


この記事の目次 []
  1. ・RYUICHI「ガンダム観てますか?」
  2. ・INORAN×真矢のパーカッション
  3. ・結成30年のバースデー

RYUICHI「ガンダム観てますか?」



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 トリプルネックギターを手にしたSUGIZOが奏でたのは、映像でも使用され1995年に初めて東京ドームで行ったライブ『LUNATIC TOKYO』でも1曲目に選んだ『LOVELESS』だった。

会場を七色に彩るレーザーは、「みんなとライブでキャッチボールしたい」と話したボーカルのRYUICHIの願い通り、5人と1万5000人との間に思いの虹をかけたように感じられた。


 ひずむSUGIZOのギターが会場を包んだ『Rouge』で、ボルテージが上がった観客。『今夜の君を離しはしない』。愛を届けるように手を伸ばすファンの思いを、RYUICHIは両手を広げて受け止めていた。


 「ガンダム観てますか」。RYUICHIが、NHKで放送中のテレビアニメシリーズ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』について触れた。

『SUGIちゃんが音楽監督に就任しました。音楽を作るのはすごい大変だと思うんだけど、そこにLUNA SEAを注いでくれているなんて。ガンダムってすごい狂おしい世界なんだけど、ちょっと前のLUNA SEAの陰と重なって音楽を作っていてわくわくします』と主題歌として書き下ろした『宇宙の詩 ~Higher and Higher~』を熱唱。


白と青のライトはガンダムや宇宙空間を思わせ、SUGIZOのギターソロをきっかけに赤く変化した照明は、ガンダムが対峙するシャア・アズナブルが操る真っ赤なモビルスーツを想像させた。

INORAN×真矢のパーカッション

 『FACE TO FACE』ではギターをバチに持ち替えたINORANが真矢の横で一心にパーカッションを打ち鳴らしていく。持てる力を目いっぱい出し切り、音に昇華していく様は、鬼気迫るものがあった。

演奏後、肩で息をしていたINORANはアンプの上に置いた飲料を2度口に含み休憩。すでにバイオリンを奏で始めたSUGIZOを見つめると、大きく深呼吸をしてスタッフからアコースティックギターを受け取る。

ストリングスの切ない調べに合わせ、つま弾いたギター。始まった『RAIN』にどよめきが起きた。


 INORAN、RYUICHI、SUGIZOそれぞれが、体を切り裂かれるかのような狂おしい思いを音で、歌で体現していく。原曲とはまた違ったアレンジで、曲を大きく羽ばたかせていた。


1992 年にデビューしたバンドは、一気にスターダムにのし上がったが2000年に終幕を宣言。2010年の活動再開まで、5人での歩みを止めていた。RYUICHIは「いろいろなことがあったこの30年間。

終幕もありましたし」と目を伏せ、また「オレもみんなに心配掛けちゃった」と今年1月に受けた肺腺がんの手術を振り返っていた。

『IN MY DREAM』のイントロでは、下手にINORAN、上手にSUGIZOが飛び出し花道で演奏。超至近距離で繰り広げられる華麗なプレーに涙を流す人もいた。

また幼い女の子が声援を送っていることに気付いたSUGIZOは、その手を握りしめ甲にキスのプレゼント。

突然の出来事に、悲鳴が起きていた。一方のINORANは、男の子の集団の前に立ち止まって、パフォーマンス。そっとピックを渡すなどして、心をつかんでいた。

本編の最後に演奏された『ROSIER』でSUGIZOは、体を大きく後ろに反らせるパフォーマンスで圧倒。RYUICHIと向き合う場面では互いに熱をぶつけ合い、観客を魅了した。

1989年、RYUICHI(Vo)、SUGIZO(Gt/Violin)、INORAN(Gt)、J(Ba)、真矢(Dr)のメンバーにて、町田プレイハウスを拠点にライヴ活動を開始。(当時の表記はLUNACY) 1990年にバンドの表記をLUNA SEAに変更し、翌1991年、エクスタシー・レコードより、1stアルバム『LUNA SEA』をリリース。 1992年、···


結成30年のバースデー


 5月29日に結成30年目を迎えたこともあり、アンコールでは「ハッピーバースデー、LUNA SEA」と歌うファンの姿もあった。

「もう1曲の新曲を」と奏でられた『悲壮美』では、愛する人を置いて旅立つ決意と、揺れる思いを切々と歌い上げていく。客席からは惜しみない拍手が送られ、『どうもありがとう』と胸に手を当てていた。


おなじみのメンバー紹介では、真相が判明した"ドーナツ事件"について、真矢が『昨日、罪を告白して、30年越しにドーナツ5個を1800円で買ってきました』と謝罪したことを公表。客席からは笑いと、拍手が起こっていた。

前日、12月にU2やザ・ローリング・ストーンズなどを手掛け、通算5度のグラミー賞に輝いた音楽プロデューサー、スティーブ・リリーホワイトが共同プロデュースをする通算10枚目のオリジナルアルバム(タイトル未定)を発売することを明かしていたが、この日は「もう1つ、発表がある」と12月21、22日にさいたまスーパーアリーナで恒例のクリスマスライブ『LUNATIC X’MAS 2019』を行うことを公表。

会場は喜びの声に包まれていた。


2日間で約5時間に及んだライブは『この曲をみんなに』と、『FOREVER & EVER』で締めくくられた。

天井につるされた巨大なミラーボールが、武道館を銀河に変えていく。床のLEDスクリーンには、30年間ともに信じる道を貫いてきた『LUNA SEA』のロゴが、神々しく浮かび上がった。

「いつの日も思いは変わらない」。そうつづる壮大な曲は、一つ一つ輝きが違う5つの星がLUNA SEAという宇宙を創造していることを確信させた。


31年目に向けて走り始めた5人。演奏を終えたINORANは、相棒のギターを高く掲げ、キスをして感謝。

「最後、もう一度、ひとつになろう」というRYUICHIのひと声で、J、INORAN、RYUICHI、真矢、SUGIZOが手を取り合い、「せーの」の声で会場とジャンプ!最後はお互いをたたえ合うように、ステージから客席へ。観客席から5人へ拍手が送られていた。


INORANは下手から、SUGIZOは上手から花道を回り、ファンの声に耳を傾けていく。最後に中央に戻ってきたSUGIZOは合掌しながら1分近く頭を下げ、感謝。

メンバーが去り、観客席に電気が付いた後も、5人の名前を呼び「ありがとう!!!」と叫ぶファンの姿が見られた。



Text 西村綾乃
Photo 橋下塁、KEIKO TANABE

1989年、RYUICHI(Vo)、SUGIZO(Gt/Violin)、INORAN(Gt)、J(Ba)、真矢(Dr)のメンバーにて、町田プレイハウスを拠点にライヴ活動を開始。(当時の表記はLUNACY) 1990年にバンドの表記をLUNA SEAに変更し、翌1991年、エクスタシー・レコードより、1stアルバム『LUNA SEA』をリリース。 1992年、···

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