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【歌詞コラム】MONGOL800「小さな恋のうた」が奏でる2人の思いとは?

世代を超えて人気がある楽曲、MONGOL800『小さな恋のうた』。小さな恋から絆が深まっていき、やがて愛に変化する2人の物語が描かれている。 楽曲をモチーフにした映画『小さな恋のうた』が5月24日から公開されるということで、再び歌詞を読み解いてみる。

公開日:2019年6月9日 更新日:2019年6月9日


この記事の目次
  1. ・はじまりは島での出逢い
  2. ・手紙のやり取りが距離を縮めていく
  3. ・結婚を意識する2人
  4. ・サビで表現された聴き手へのメッセージ
  5. ・MONGOL800 Profile
TOP画像引用元 (Amazon)


■MONGOL800 「小さな恋のうた×Pocky」 ミュージックビデオ


はじまりは島での出逢い

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広い宇宙の数ある一つ
青い地球の広い世界で
小さな恋の思いは届く
小さな島のあなたのもとへ
≪小さな恋のうた 歌詞より抜粋≫
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島で生まれ育った同級生の男女。

そしてこの歌詞は男性目線で描かれている。

“僕"は同級生の女の子に恋心を抱いたが、思いを伝えられることはないまま、女の子は転校し、島を離れていってしまう。

女の子のことを忘れることができないまま月日は流れた。
何度もあきらめようと思ったが、気持ちが薄れることはない。

そして、ある時“僕"は彼女に手紙を書く決心をした。

手紙の内容は伝えられなかった恋心。

手紙のやり取りが距離を縮めていく


遠距離の2人には、手紙が唯一の思いを伝える手段だった。

今でこそ、SNSや通信アプリで気軽にやり取りできたり、写真を送り合ったりできるが、歌詞から考察するに、まだ携帯が普及していない時代のことなのだろう。

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あなたと出会い 時は流れる
思いを込めた手紙もふえる
いつしか二人互いに響く
時に激しく 時に切なく
≪小さな恋のうた 歌詞より抜粋≫
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手紙のやり取りを続けていた2人であったが、“久しぶりに会おう"ということになった出会った時のことについて、詳しくは描写されていないが、何年かぶりの再会に、最初はお互い照れ臭かったに違いない。

他愛もない話をして、少しの時間一緒に過ごしただけだが、この出会いによって2人の距離はぐっと縮まっていった。

最初は“僕"の恋心の方が勝っていたが、いつしか彼女の方も“僕"に恋心を抱いていく。

会いたい時に会えない、遠く離れた距離がもどかしく、その気持ちがペンを走らせ手紙を送る回数が増えていく。

相手への溢れんばかりの恋心と、なかなか会えなくて寂しいといったことを書き綴った手紙の内容でありあることが歌詞から読み取れる。


結婚を意識する2人


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あなたは気づく 二人は歩く
暗い道でも 日々照らす月
握りしめた手 離すことなく
思いは強く 永遠誓う
≪小さな恋のうた 歌詞より抜粋≫
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手紙のやり取りと、時々会うことを重ねてきた2人。彼女と会っている時に“僕"は決心する。

“この人と結婚しよう"と。

そして彼女も“僕"の強い思いに気づき、受け入れる。

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永遠の淵 きっと僕は言う
思い変わらず同じ言葉を
それでも足りず 涙にかわり 喜びになり
言葉にできず ただ抱きしめる
ただ抱きしめる
≪小さな恋のうた 歌詞より抜粋≫
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「永遠の淵」とはいつしか結婚する日のことを指した言葉である。

結婚は永遠に相手を愛することを誓う儀式であることから、この言葉を用いたのだろう。

彼女のことを大切に思う気持ちは、きっと今も結婚してからもずっとずっと変わらないという“僕"の心情が描かれた歌詞だ。

サビで表現された聴き手へのメッセージ


「ほらあなたにとって大事な人ほどすぐそばにいるの」という歌詞には、2つの意味がある。

1つは、歌詞中の“僕"が彼女のことを大事に思うように、“彼女もずっと“僕"のことを大事に思っていて欲しい“という願望。

たそしてもう1つは、聴き手である私達へのメッセージだ。

恋をする相手や恋愛模様は個々様々で、時には高嶺の花のように手の届かない相手を好きになってしまうこともある。

“様々な恋を繰り返してきても、最終的に永遠を誓い合えるような相手は案外すぐ傍にいるものかもしれないよ"という恋愛に対する暗示があるように思う。


TEXT 蓮実あこ

モンパチこと正式名『MONGOL800(モンゴルはっぴゃく)』は、1998年沖縄で結成したロックバンドであり日本の元国民的ロックバンドでもある。現メンバーは上江洌清作、儀間崇、髙里悟となっている。なお、全員が、沖縄県出身であり、沖縄県立浦添高等学校の同級生である。 また、エレキギター、ベー···

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MONGOL800 Profile

1998年夏、高校在学中に現在のメンバーにより結成。沖縄出身・在住。
略称「モンパチ」

生まれ育ち現在も生活の拠点である沖縄から発信する自然体の言葉、平和を願うメッセージが多くの人々の共感を呼び、世代を超え熱い支持を得ている。

アルバムリリース、全国ツアーや離島ツアー、数々の大型フェスへの出演などを勢力的に行うかたわら、世代・ジャンルを超えたアーティストとのコラボや楽曲提供、そして地元沖縄で自主企画の野外フェスを開催。

近年は海外、主にアジア諸国での音楽活動も視野に入れ、バンドシーンの中でも唯一無二のスタンスで、独自の音楽活動を展開している。
公式HP

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