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レゲエ×ロックを確立!「G-FREAK FACTORY」ってどんなバンド?

群馬県出身の4人組バンド「G-FREAK FACTORY」。インパクト抜群のビジュアル、そしてロックとレゲエを融合させた独特な音楽を奏でる彼らは一体どんな人物なのでしょうか?その魅力や楽曲について解説いたします!

群馬が生んだビッグアーティスト

「G-FREAK FACTORY」は、茂木洋晃、原田季征、吉橋”yossy”伸之、渡部”PxOxN”寛之による4人組のバンド。みなさん長髪&はっきりした顔立ちのせいか、なんとなく異質な感じがしますよね・・・。

しかし、彼らは群馬県出身の純粋な日本人アーティストです。(笑)

出身地である群馬県をこよなく愛し、ここ数年は「山人音楽祭」という地元に根付いたフェスを企画・開催しています。

そんなG-FREAK FACTORY奏でるのは、ロックとレゲエが融合した新ジャンルの音楽。レゲエミュージックを基盤とし、ギター、ベース、ドラムと絶妙にロックなテイストが取り入れられています。



つまり、純粋なレゲエでも純粋なロックでもない。でも、この程よい融合がカッコいいんです・・・!

次の項ではもう少し詳しくG-FREAK FACTORYの魅力についてチェックしていきましょう!

「G-FREAK FACTORY」3つの注目ポイント

①デビュー前から大活躍!

今でこそ注目される存在となったG-FREAK FACTORYですが、実は、彼らの活躍ぶりはデビュー前から。しかも、ただCDが売れていたとか、LIVEがソールドしていたなんて話ではありません。



なんと、アメリカで活躍するヒップホップグループ「Kottonmauth Kings」の来日公演のサポートアクトを勤めていたのです!これってなかなかの実力がないとできないことですよね。

さらにその後は1978年から活躍するアメリカのロックバンド「BAD BRAINS」来日公演のサポートアクトにも大抜擢。ほぼ無名なのに、なんということでしょうか・・・!

これがきっかけでG-FREAK FACTORYの地名度はグンとUPしたのです。

②NEWジャンルを確立!

G-FREAK FACTORYの注目ポイントといえば、まさしく彼らが奏でる音!なんて言ったて「レゲエ×ロック」という今までにないことをやっているわけですからね!



実は、G-FREAK FACTORYは元々ミクスチャーバンド。 ラップの要素を取り入れた音楽をメインとしていました。

つまり、レゲエのサウンドを基軸にした楽曲を作り始めたのは、途中からなんです。本当にナイスな方向転換ですよね!(笑)

レゲエミュージックにロックやダブを取り入れた「DREAD ROCK」は、間違いなくG-FREAK FACTORYが確立したもの。

レゲエ界でもロック界でも、その存在意義は大きいと言えるでしょう・・・!

③白熱のLIVE!

G-FREAK FACTORYを語る上でもう一つ欠かせないポイントが、白熱のLIVE。



とはいえ、熱いライブを繰り広げるのはどのバンドも同じですよね。手を抜いてライブをするバンドなんていないと思います。(笑)

では、G-FREAK FACTORYは何が違うのか。

筆者がみなさんに注目して欲しいのはズバリ、MCです!

ボーカル・茂木さんは曲に込めた思いだったり、現状を踏まえての自分の思いだったりを楽曲を歌う前に語るのですが、これがもう涙なしでは聞けない!

歌うように熱く語る言葉一つ一つ、そしてそこからの楽曲・・・。

なんだか一つの舞台を見ているような、他のバンドには決してない熱さがあるんです。



これは筆者が文で語るよりも、LIVE映像を見ていただいた方がわかりやすいかもしれませんね。ぜひチェックしてみてください!

熱すぎる!!オススメの楽曲3選



ダディ・ダーリン

ライブでもよく演奏される楽曲の一つ。

戦争や平和、私たちが抱える日常について歌われています。



とにかく一つ一つの歌詞が深いですよね・・・。

下記の部分では現代を生きる私たちの心について歌われていますが、かなり重いです。

----------------
あたまの上を戦闘機に守られながら ぽっかりと空いた心の穴に蓋を閉めて
その上を何重にも、何重にも踏み固めて
つねっても叩いても全く感じない心ができました
≪ダディ・ダーリン 歌詞より抜粋≫
----------------

目の前の私利私欲や周りからの目を気にして、自分の感情に蓋をする。

大人になると誰もが経験することですよね。でもそれを解放することなく何重にも重ね続けると、何も感じない心になってしまう・・・。

テーマは壮大なようですが、意外と身近なことについても喚起されているんです。

上記の部分にはなんだかハッとさせられるものがありました。

また、下記の部分もなるべくたくさんの人に知って欲しい歌詞です。

----------------
平和を願うそんな気持ちは
平和を知らない人から生まれる感情であって
平和の中で暮らしてる私には
平和を願う気持ちがわからないんです しかし
平和に気づかないほど毎日は平和で
平和を何と無く繋いだつもりで
いつかその平和とやらを誰かが破くのでしょうか?
≪ダディ・ダーリン 歌詞より抜粋≫
----------------

「なんかいいことないかなー」なんて考えることはよくありますが・・・。本気で平和を願った経験は、確かにありません。

自分がどれだけ恵まれた環境にいるのか・・・この歌詞に気づかされました。

G-FREAK FACTORYの楽曲は熱いだけでなく、自身についても考えさせられることが多いです。

みなさんは何を感じますか?

EVEN

こちらもLIVEで必ずと言っていいほど演奏される楽曲。感動的な歌詞に注目です。

この楽曲も、歌詞を見るとハッとさせられますよね・・・!

まずは冒頭の部分。

----------------
もしも明日耳が聴こえなくなったら
あなたの声をどれだけ聴いたことになるだろう
もしも明日この目が見えなくなったら
あなたの顔をどれだけ覚えていれるだろう
≪EVEN 歌詞より抜粋≫
----------------

家族、恋人、友人。毎日顔を合わせる人とのコミュニケーションってどうしてもなあなあになってしまいます。

でも、もっと大切にしなきゃいけないことに気づかされる歌詞です・・・!



また、G-FREAK FACTORYは詩的な表現が多いのも魅力的なポイント。

例えば、下記の部分。

----------------
心に咲いた大切が 戸惑いを追い越して
始まりに満ちた晴れた日が必ず来るから
≪EVEN 歌詞より抜粋≫
----------------

”もっと自分が強くなったら、やがては戸惑いを超えるほど大切なものに出会える”という意味だと筆者は解釈しますが・・・やや理解に苦しむような歌詞ですよね。

でも、表現は美しさを感じるほど綺麗。

こんなこと言ってはなんですが、あのビジュアルから生まれてくるとは思えません。このギャップもまた、G-FREAK FACTORYの魅力の一つかもしれませんね♪

風林花山

こちらもまた深い歌詞が印象的な楽曲です。

歌詞の中にでてくる「lotus flower」とは、ハスの花のこと。



ハスは泥の上に咲くのにも関わらず綺麗な花を咲かせる強く美しい花なんですよね。

それを踏まえてもう一度見てみると、歌詞の意味がスッと入ってきます。

----------------
根をはるほどに意地をはれ 愛に変わるまで lotus flower
≪風林花山 歌詞より抜粋≫
----------------

「意地」は、言い換えれば「プライド」ですよね。

根をはるかのように強いプライドを持って生きれば、いつか花咲く日が来る。まるで泥の上に咲くハスのように・・・ということ。

つまり、生き様をハスに例えて歌詞に深みを持たせているわけです。

ハスの花の存在も含め、素敵ですよね・・・!

ちなみに、上記の部分は2番では下記のようなに変わります。

----------------
見栄をはる前に意地をはれ 愛が解るまで
≪風林花山 歌詞より抜粋≫
----------------

周りと比較する必要なんてないのに、なぜか見栄を張ってしまうことってありますよね。

でも、そんなことする前にプライドを持てと。

大切なものが解るまでは、見栄じゃなくてプライドで戦えと教えてくれています。

深い・・・。そして日々の自分を反省・・・。

本当にG-FREAK FACTORYはいろいろなことに気づかせてくれる素晴らしいアーティストです。

群馬だけじゃない、みんなの星!

以上、G-FREAK FACTORYについて解説いたしました!

彼らの実力や熱い思い、そして深すぎるメッセージについてお分りいただけたでしょうか?



どの楽曲も考えさせられることが多く、本当に自分のためになります。

少し病んでる時に聞くと暗くなることもありますが・・・。(笑)

でも、自分としっかり向き合うのは大切なこと。

ぜひG-FREAK FACTORYをきっかけに、自分自身について考える時間をもって見てくださいね!きっといい方向に向かうはずです♪

また、G-FREAK FACTORYは現在も精力的に活動中。2019年には両A面シングルをリリースしたほか、「山人音楽祭」も開催予定です!

今後はどんな曲を届けてくれるのか、期待して待ちましょう☆

TEXTゆとりーな

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