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【インタビュー】Leadが夏曲リリース!理想の夏休みと好みの水着を語る! (3/3)




仲間同士がワイワイ騒ぐ!「Paradise city」

──『Paradise city』は夏のどんなシーンにも合うような楽曲ですね!

鍵本輝:まさに仲間同士友達同士が集まって、ワイワイして欲しい気持ちを込めて書きました。『Summer Vacation』がクールな夏の歌なので、こっちはもう“夏!!”っていう感じで書いていきました。



──これは音から先に作ったようなフローだったんですか?

鍵本輝:音が先でしたね。そこに歌詞をハメていった感じです。大人になって思ったのが、お互い忙しくて、中々友達同士会えなくなっちゃうじゃないですか。そういう時に、久々に会って、“懐かしいないつもと変わらないメンバー”って思ったりとか。それが家だったとしても、どっかのバーだったりしても、川に遊びに行ったとしても、どこもパラダイスになる!という事を言いたかったんです。


──大人になっても、仲良しの友達を会ってしまえばいくつになっても変わらずにはしゃいじゃうものですよね。

鍵本輝:ずっとそれなんですよね。名前があるのに“わたしょー”って呼ばれていたりとか(笑)。

古屋敬多:歌詞がすごく輝節というか、可愛い所があるなと思いました。輝さん見た目とは違って可愛いところがあるんですよ。

鍵本輝:ちゃんと可愛いよ。

古屋敬多:「笑ってないとかわいくないぞ」っていう歌詞もね。


──ここの歌詞、とてもキュンとしました!

古屋敬多:キュンとしますよねっ!こういう所、輝が言ってそうですもんね。デコをコツンってして、「笑ってないとかわいくないぞ!」ってね。

全員:(笑)!


──あと、「はしゃがないと夏がかわいそう」っていう表現も可愛いなって思いました。

谷内伸也:「かわいそう」と「かわいくないぞ」の最初の3文字一緒なのが、また可愛いですね。

古屋敬多:ラップっぽくていいよね。


クラブでインスパイアを受けた『ANTHEM』誕生秘話

──3曲目の『ANTHEM』も輝さんが作詞を担当していますね。

鍵本輝:『ANTHEM』もやりましたね。ラップのリリックは伸也が書きました。去年のいつかは忘れちゃったんですけど、うちの事務所の社長と“最近流行っている巷の曲を聴きにいくぞ!”っていう会がありまして。

渋谷のクラブに、うちの社長と自社のタレントたちで行ったんですよ。結構な大所帯で各フロアを練り歩いていたんですけど、フロアごとに曲のジャンルがわかれているクラブで、中でもすごく盛り上がっているフロアがあって。それがEDMのフロアだったんです。



──おぉ、EDM。

鍵本輝:はい、ヒップホップとR&Bって自分に落とし込んで楽しむ曲が多かったりするじゃないですか?だけどEDMはみんなでとりあえず弾けましょうよ!っていう感じのスタンスが多いなってそこで感じて。
盛り上がっている人たちを見たときに、EDMって盛り上がらなきゃいけないようなパワーがあるんだなって感じて、いつかそんな曲が作れたらなーって思って帰っていきました。それで今回『Summer Vacation』のカップリングという事で、夏をもっと上がっていきたいなって思ったのがあったので、あの時感じたことを曲に落とし込んでいこうと思って、出来上がったのが『ANTHEM』でした。


──『ANTHEM』はBPMが結構速いですよね。

鍵本輝:148~150ぐらいだったかな。EDMって128か、140ぐらいの速さで曲を作られるのが多いらしくて。その速さだから高揚するとかもあるんでしょうね。すごく楽しかったし、この曲を作るために色んなソフトウエアを買いましたし。

ここまでEDMに振り切った曲を作るのも初めてだったので。アレンジャーさんに“曲を作ったのでブラッシュアップをお願いします”ってこともせずに、自分で完結するってなったので、責任重大だ、ちゃんと作らなきゃ!って思って。色々調べたり勉強しながら作りました。



──これでソフトも揃った事ですし、今後もEDMの楽曲をたくさん作れますね。

鍵本輝:EDMはなんとなくわかりましたね。


──歌詞には書いてありませんが、「君の声を聴かせて」のあとに、言っている言葉は何語なんですか?

鍵本輝:英語です!英語なんですけど、ちょっとしたスラングというか。みんなで盛り上がっていこうぜっていうのをフレーズにしています。


──ちなみになんて言っているんですか?

鍵本輝:「Jump up and down Throw your hands in the air」ですね。実はここあえて歌詞にしなくていいという話になって。Leadの『24HRS』って楽曲のフレーズを引用しているんですよ。


──あまり聞きなれない言葉も使われている気がします。

鍵本輝:『ANTHEM』って掲げたときに、ちょっとカトリックの匂いがするというか。宗教観があるなって思って、そういう匂いも出したいなって思ったんですね。『ANTHEM』ってお祝いをするための曲とか、そういう言葉だと思うし。それを自分たちに落とし込んで、そういうちょっとした文化を匂ったら面白いなと。だから伸ちゃんもそういうのを拾ってくれていたりしています。


谷内伸也:「羊」とか「破壊と創造」とかね。『ANTHEM』って流行りの曲みたいなことが日本ではそういうイメージ強いですよね。

それに刺激を貰って影響されてとか、あるとは思うし良い事だと思うけど、それに流されるだけではなくて、自分の根本にある軸となるものを大事にして、『ANTHEM』と呼べるものがあったら素敵だなって思います。


──深い…この話を聞いた上で、『ANTHEM』を楽しみたいですね!

谷内伸也:ぜひお願いしたいですね!


──韻を踏みながらよく、こういったワードが出てきましたね。

谷内伸也:結構BPMが速かったので、どうしよかなって思って何パターンか考えました。自分の中では結構抜いたつもりなんですけど、改めて朝とかに聴くと“はえー!”ってなります(笑)


──やる気を起こすのに朝イチに聴くのいいですね!

鍵本輝:朝イチやばいですよ。やかましいし、曲嫌いになっていきますよ(笑)

谷内伸也:朝イチに聴くのダメです(笑)

鍵本輝:目覚ましにした曲は、嫌いになりますしね (笑)

全員:あるある(笑)


Leadメンバーが一番好きな歌詞!



──この3曲の中から、一番お気に入りのフレーズを教えてください!

鍵本輝:『Summer Vacation』の「Comin’up凪(なぎ)は前ぶれさ 必ず来るビッグ・ウエーヴがバドリングをもう一回 あとはタイミング」が好きです。ここは自分の中に言い聞かせながら聴きます。ヒットするしないというよりかは、自分たちを認めてもらえるタイミングとかは、やっぱりタイミングだよなって。

その為にも自分を常に磨いておかなきゃいけないし、いざ世の中にバーンって出たときに、“そうでもないね”って言われるのか。“やっぱりすごいね!”って言われるのかは自分次第だと思うんです。タイミングや色んな力があって叶っていくというか、自分一人じゃ何もできない所もあるので、この4行で入ってくれているな改めて頑張ろう!って思えましたね。


──ライブを見てもらえば、絶対にLeadさんの事を好きになると思います!

鍵本輝:ほんと、そうなんですよ(笑)


──ぜひ皆さんライブを見に来て欲しいですね。古屋さんはいかがですか?

古屋敬多:『Summer Vacation』の「線香花火が燃え尽き シュッと落ちて 高まってくムード」ですね。すごくイメージできますよね。線香花火がシュッと落ちて、その瞬間明かりがなくなって、“次どうする?”っていうね。

鍵本輝:しかも線香花火って最後にやるもんね。

古屋敬多:そこら辺の雰囲気やワクワクがあるんだろうなって想像できますね。


──確かに。この主人公は花火のあと、どうしたんでしょうね…。

古屋敬多:想像に留めておいてください(笑)


──では谷内さんいかがですか?

谷内伸也:基本的にサビの1行目全部そうなんですけど、韻を3つ踏んじゃっている所良いですね。それはLeadを意識してshungo.さんが書いたのか、shungo.さん自身がそういう手法が好きなのかわからないですけど。Leadっぽさもあるし、1行だけで踏んでいくのが口気持ち良いなって。


──ありがとうございました。最後に、今作『Summer Vacation』がLeadさんにとってどんな1枚になったか聞かせてください。

鍵本輝:2019年令和元年の夏が飾れるLeadの夏ソングになっています。Leadとしてもフェスやライブに出るので、新たに出会う人も沢山いると思いますし、Leadを知って頂いている方も、この『Summer Vacation』を聴いて“2019年の夏はLeadの『Summer Vacation』を聴いてSummer Vacationしよう!”って年になったら嬉しいです。


──インタビューは以上になります!ありがとうございました。

全員:ありがとうございました!



TEXT 愛香
PHOTO 片山拓

Leadは、谷内伸也、古屋敬多、鍵本輝からなるダンスボーカルユニット。 大阪のダンススクールで中土居宏宜・谷内伸也・鍵本輝の3名が出会い、路上ライブを開始。 その後、事務所主催のオーディションで選ばれた福岡県出身の古屋敬多が加わり、4名でLeadを結成する。 大阪のストリートパフォー···

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