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Official髭男dism「宿命」は、甲子園球児たちへの応援歌

恋愛を描いた歌のイメージがある髭男だが、そんな彼らが今回描くのは、日々頑張っている人を称えた情熱が歌い上げられているように思える『宿命』。同曲に込められた言葉の数々を、じっくり紐解いていこう。

公開日:2019年7月30日 更新日:2019年9月11日


この記事の目次 []
  1. ・高校野球が舞台になっている歌詞
  2. ・高校野球に出場するまでの日々
  3. ・葛藤と苦悩を乗り越えた先にあるもの
  4. ・タイトルが『宿命』になった理由とは?

高校野球が舞台になっている歌詞


この楽曲は、2019ABC夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソングにもなっていて、闘志を燃やす高校球児たちを称えているような歌詞にも注目だ。

歌詞中には、バッテリーや背番号といった高校野球を意識した単語も出てくるが、歌詞全体の表現を見てみても、球児たちの様子が目に浮かぶようだ。

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心臓からあふれ出した声で
歌うメロディ振り向いた未来
君から あふれ出した声と
合わさって響いた 群青の空の下
≪宿命 歌詞より抜粋≫
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ここの歌詞では、観客席で応援している生徒たちの目線に着目したものになっているのではないだろうか。青空の下、ブラスバンドの音が球場全体に鳴り響き、マウンドに立つ球児に声援を送る生徒たちの様子が伝わってくるようだ。

高校野球に出場するまでの日々

高校野球は、各都道府県大会を勝ち上がり、勝ち上がった高校が甲子園での大会に出場できるという流れになっている。その為、甲子園に行くことを目標にして各都道府県大会での闘いに挑むのだ。

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夢じゃない 夢じゃない 涙の足跡
嘘じゃない 嘘じゃない 泥だらけの笑顔
夢じゃない 夢じゃない 肩を組んで叫びたい
僕らの 想い 届け!
≪宿命 歌詞より抜粋≫
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この歌詞には、球児たちの甲子園に並々ならぬ闘志が表現されているように思う。
思うようにプレーできず、悔しさに涙を滲ませる日々のことを「涙の足跡」、チームが一致団結して、良い試合を行え勝利できた日に、皆で喜びを分かちあった「泥だらけの笑顔」。

そして、「肩を組んで叫びたい」には、甲子園のマウンドに立ち、円陣を組む自分たちの姿を想像し、“甲子園に行きたい!”という球児たちの願望が読み取れるようだ。

葛藤と苦悩を乗り越えた先にあるもの



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沈黙 が続いた イヤフォン
自分の弱さに遠ざかってく未来
「大丈夫」や「頑張れ」って歌詞に
苛立ってしまった そんな夜もあった
≪宿命 歌詞より抜粋≫
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甲子園を目指し頑張る中で、球児一人一人の葛藤や苦悩が表れているのがこの歌詞だと思う。イヤフォンをしているのに、音楽が流れていないことにも気づかないくらい悩んでいる様子が表現されているようだ。

音楽は励ましにもなるが、今の自分の境遇で、自分でも分かりきっていることを言われると、“そんなことは分かっている!”と反発心のようなものが芽生えてしまうこともあるのだろう。

「期待背負って立って重さに臆病になるけど」という歌詞からは、甲子園に立った時の心情を表しているように思う。県の代表として甲子園に出場するのだから、県の期待を背負うことは当たり前ではあるのだが、球児たちにはプレッシャーになるのだろう。

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僕らの背番号 それは背中じゃなく 瞳の奥のアンサー
重なって 照らし合ってく FOREVER
≪宿命 歌詞より抜粋≫
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そんなプレッシャーの中でも、今まで練習したことを思い出し、チームで助け合い支えながら試合に挑む様子が表現されているようだ。
ボールを打つ、ボールをキャッチする、マウンドを走るといった試合中の動作は1人で全てはこなせない。チームの皆がいるから試合が成り立ち、野球ができるのだ。

タイトルが『宿命』になった理由とは?

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届け!
奇跡じゃなくていい 美しくなくていい
生きがいってやつが光輝くから
切れないバッテリー 魂の限り
宿命ってやつを燃やして 暴れ出すだけなんだ
ただ宿命ってやつをかざして 立ち向かうだけなんだ
≪宿命 歌詞より抜粋≫
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運命とは異なり、生まれつき宿っていることを『宿命』という。
楽曲タイトルが『宿命』になったのは、生まれた時から存在する自分という人間を、自分自身で動かしていかなくてはならないということが描かれているからのように思う。

甲子園という舞台で、自分にどれだけのことができるか、悩み葛藤しながらも野球にかける情熱が描かれた歌詞が胸を打つ。

TEXT 蓮実 あこ


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