結成からわずか1年4ヶ月で開催したZepp名古屋での公演では1,019人の動員を達成。
秋頃のメジャーデビューに先駆けて7月3日に前代未聞5曲同時リリースを果たし、5曲すべてがオリコンランキング30位以内にランクインするなど、勢いが止まらない大注目のグループです。
グループの誕生秘話から、楽曲やパフォーマンスについて。そしてファンへの想いなどなど彼らの魅力をお届けします。
オーディションでまさかの大失敗!?
──Cool-Xさん、インタビューという形ではUtaTen初登場ですね!宜しくお願いします!全員:宜しくお願いします!
──歌唱力とパフォーマンス力の高い皆さんですが、元々歌やダンスの経験はあったんでしょうか?
萩:僕はダンスはもちろん、歌も未経験でした。歌は元々好きだったんですが、「歌手を目指す」というところまでは一歩勇気が出せずにいました。
そんなときに受けてみたら?と誘われたのが、X-HALL(Cool-Xが活動の拠点としているライブハウス)のオーディションで。もしも受けていなかったら今頃サラリーマンをしていたかもしれないです。
──そうなんですか!ボーカルの前田さん、馬場さんも同じオーディションから加入されたんですよね。
前田:はい!僕はボーカルのレッスンに通っていて。レッスンスクールにオーディションのフライヤーが貼ってあったので見つけた瞬間応募しました!
馬場:純基君、オーディションの最終審査で遅刻してきたんですよ!トップバッターだったのに(笑)しかも遅れて登場したと思ったら、凄い強面な人が入ってきて!。
前田:内心「ヤバイヤバイ!!」って思ってたんですけど、変に堂々としてましたね。
──その時はまさかその強面の人が仲間になるとは思わなかったですかね!(笑)パフォーマーの濱中さん、山内さんは、新メンバーとしてCool-Xに途中加入されたんですよね?
山内:僕と元嗣はダンススクールに通っていて。元嗣と共に呼ばれてパフォーマンスを披露して、Cool-Xのメンバーとしてお声を掛けていただきました。
ダンサーを探していることは聞いていたのですが、まさか自分がCool-Xのメンバーになるとは思っていなかったのでとても驚きました。
濱中:ボーカル3人が築き上げた中に上手く入り込めるかなという不安も大きかったです。
でも、メンバー、そしてファンの方々がとても温かく迎え入れてくださいました。
──タイプの違う二人だからこそ相乗効果を生み出していそうですね。先輩となるボーカル3人から見てパフォーマーのお2人はどうですか?
萩:最初新メンバーが加入するって聞いたときは正直戸惑いもありました。ただ、2人に会った瞬間「この2人なら絶対大丈夫だ」っていう根拠のない自信というか、確信みたいなものを感じました。
馬場:見た目もそうですけど、パフォーマンスのタイプや強みが違う2人が加入してくれてCool-Xの表現の幅が広がりました。
前田:ボーカル3人はCool-Xになってからダンスを始めたので、2人が後輩ではあるんですけどダンスの先生になってくれています!
1,019人の前で男泣き??!
──改めましてCooL-Xさん、メジャーデビューが決定しましたね!おめでとうございます!(メジャーデビューは秋頃を予定)全員:ありがとうございます!!
──メジャーデビューすることは、2018年12月に開催されたZepp名古屋でのワンマンライブにて発表されました。その時の心境はいかがでしたか?
前田:結成当時は路上ライブでお客さんも数人というところからのスタートでした。なので、1,019人もの方が僕らのために集まってくれたんだということの嬉しさと感謝で泣いちゃいましたね…
萩:目、真っ赤にして泣いてたよね。
山内:来てくださった方への感謝はもちろんですが、活動する中でたくさん迷惑もかけたにも関わらず支えてくれた家族にZeppに立つ姿が見せられたことが嬉しかったです。これからもパフォーマンスで感謝を返していこう。と決意した瞬間でした。
濱中:実は僕と大輝の加入が決まったときには既にZepp公演が決まっていたんです。
Zepp公演ができるグループに加入するということへのプレッシャーも大きかったですし、加入からライブまでの時間が短く大変だったこともあり、当日は嬉しさと安心感で泣きそうになりました。僕は堪えたんですけどね!(笑)
名曲は意外な場所で生まれていた!
──7月3日には、初の全国流通シングルを5枚、アルバム1枚を同時にリリースされましたが、手元にCDが届いたときどうでしたか?馬場:ボーカル3人は作詞を担当した曲もあるんですが、歌詞カードに自分の名前が載っているのを見た時に「いやぁ~いいなぁ~」って感動しましたね…
──それは嬉しい!共同で作詞をされるときはどのように分担されているんですか?
萩:自分が歌うパートの歌詞をそれぞれが書き、それを持ち寄って3人ですり合わせています。
馬場:初めて作詞に挑戦したのが5枚のシングル曲の中の1曲でもある「Lost Love」だったのですが、テーマが"報われない恋"という難しいもので苦戦しました…。
前田:作り出したら止まらなくて、気づいたら朝になってました。楽屋で仮眠をとったり、夜の公園を散歩したり…、試行錯誤しながら歌詞が完成した曲です。
──そんな苦労あっての曲だったんですね。ここに注目してほしい!という歌詞があれば教えてください。
馬場:「Lost Love」のサビの部分です。実は1番と2番で視点を変えて描いているんですが、それぞれの視点に合わせて歌い方の表現も変えています。
前田:一番好きな曲である「Take Over」の『何度だって立ち上がれるさ』という歌詞です。諦めずに歌手を目指し続けてきて良かったなと感じますし、ライブでも感情が入ってしまいますね。