皆さんはP!nkの「Conversations With My 13 Year Old Self」と言う曲をご存知でしょうか?
題名を直訳すると、「13歳の自分自身との対話」になります。
公開日:2015年11月12日
皆さんはP!nkの「Conversations With My 13 Year Old Self」と言う曲をご存知でしょうか?
題名を直訳すると、「13歳の自分自身との対話」になります。
P!nkと言えば、正義感が強く、動物が大好きで破天荒なイメージがある人も多いかと思いますが、思い遣りがあり、繊細な部分も持ち合わせている女性シンガーです。
そんなP!nkが13歳の自分に向けて書いた曲が、「Conversations With My 13 Year Old Self」なのです。
全歌詞はコチラ
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You're angry I know this
あなたは怒っている あたしには解るわ
The world couldn't care less
世界は決して優しくない
You're lonely I feel this
あなたは孤独 そうだよね
And you wish you were the best
そして、あなたは自分がベストを尽くす事を望んでいる
No teachers Or guidance
教師や ガイドにも頼らずに
And you always walk alone
そしていつも独りで歩くの
You're crying
泣きながら
At night when
夜になれば
Nobody else is home
家には誰もいない
Come over here and let me hold your hand and hug you darling
そこから連れ出しあなたの手を取り抱き締めたいわ、ダーリン
I promise you that it won't always feel this bad
あなたの気分を損ねる様な事なんてしないと約束する
There are so many things I want to say to you
あなたに沢山の事を話してあげたい
You're the girl I used to be
あなたはあたしのよく知る女の子
You little heartbroken thirteen year old me
心を打ち砕かれた、13歳の小さなあたし
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友達や家族との間が上手くいかなかったり、また、大人と子供の境目で気持ちがぐらついたり、そう言った時に強い孤独感を感じる人もいるかと思います。
この曲は、そんなティーンエイジャーの痛々しい悲しみや孤独感がとても印象的です。
多かれ少なかれ、こう言う孤独感をティーンエイジャーの間に体験した人もいるのではないでしょうか?
私自身、ティーンエイジャーの時にこう言う心境になった事があります。
いっそ、気が狂ってしまった方が楽なのではないかと思う位孤独感に押し潰され、怒りも悲しみも発散出来ずにただ耐えていました。
だからこそ、この歌詞の様に、その頃の自分に寄り添ってあげる事が出来たならと、そう思って止みません。
自分に非がないのに他人に傷つけられて、その傷を放ったらかしたまま大人になってしまう人もいますよね。
その時傷つけられた事がトラウマになって、自分に自信が持てなくなっていませんか?
そんな人は、この曲の様に、自分の中の小さな自分に思い切り優しくしてあげて下さい。
実はこの方法、知り合いのお医者さんに聞いて私自身も試したのですが、精神状態が大分変わって来ますよ。
それにしても、ティーンエイジャーは悩みを抱えると言うのは世界共通の認識のようですね。
日本では、アンジェラ・アキさんが「手紙~拝啓 十五の君へ~」で自身の青春時代の苦悩について触れていますしね。
辛くて泣いている子供がいたら放っては置けないでしょう?
それが過去の自分なら、尚更放っておいたら可哀想です。
だってその子は自分が手を差し伸べなければ、永遠に独りぼっちなんですから。
TEXT:rie-tong