1. 歌詞検索UtaTen
  2. 特集
  3. J-POP
  4. 歌詞コラム
  5. 米津玄師
  6. DAOKO×米津玄師が歌う、淡い夏の思い出「打上花火」の歌詞世界

【歌詞コラム】DAOKO×米津玄師が歌う、淡い夏の思い出「打上花火」の歌詞世界

すっかり日本の夏の定番曲の一つとなったDAOKO×米津玄師の『打上花火』。誰の心にもノスタルジックで甘酸っぱい情景を映してくれるその歌詞の意味を、改めて見ていきたい。

公開日:2019年8月12日 更新日:2019年8月12日


この記事の目次
  1. ・夏の花火は限られた時間の象徴
  2. ・時の流れは止められない
  3. ・望まない形でも、未来はやってくる
  4. ・米津玄師 最新情報
  5. ・リリース情報
  6. ・映画情報
  7. ・米津玄師 Profile
  8. ・DAOKO 最新情報
  9. ・リリース情報
  10. ・DAOKO Profile
“夏といえばこの曲!”という方も多いのではないだろうか。アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の主題歌として知られる『打上花火』。2017年の発表から、今に至るまで継続して人気を誇る名曲だ。

 シンプルで分かりやすい言葉ながらも、非常に繊細な描写で表現されているこの曲。心のアルバムのページをめくっていくような歌詞には、どんな感情が込められているのだろうか。

夏の花火は限られた時間の象徴



----------------
あの日見渡した渚を今も思い出すんだ
砂の上に刻んだ言葉君の後ろ姿
寄り返す波が足元をよぎり何かを攫う
夕凪の中日暮れだけが通り過ぎて行く
≪打上花火 feat.米津玄師 歌詞より抜粋≫
----------------

“このまま時間が止まれば良いのになぁ”と、一瞬でも考えたことの無い人は、おそらくいないだろう。

大切な誰かと共にいた浜辺だろうか。その情景は、今もはっきりと思い出せるほど記憶に刻まれている。しかし、それは夕焼けからあっという間に日が落ちていくような、ほんの短い時間だ。

波にさらわれた「何か」が一体何であるのか、この頃の自分は分かっていない。

----------------
パッと光って咲いた花火を見ていた
きっとまだ終わらない夏が
曖昧な心を解かして繋いだ
この夜が続いて欲しかった
≪打上花火 feat.米津玄師 歌詞より抜粋≫
----------------

記憶のアルバムの次のページを飾るのは、花火。その景色が目の前にあった当時は、その永遠を願っていた。

もちろん、そんな事が叶うわけがない。それでも、純粋に側に居たかった。同じ時間を可能な限り共有したかった。

そんな刹那の感情の代名詞が「夏」の「花火」なのだろう。

時の流れは止められない



----------------
「あと何度君と同じ花火を見られるかな」って
笑う顔に何ができるだろうか
傷つくこと喜ぶこと繰り返す波と情動
焦燥最終列車の音
何度でも言葉にして君を呼ぶよ
波間を選びもう一度
≪打上花火 feat.米津玄師 歌詞より抜粋≫
----------------

なんとなく純粋に側にいることだけを望んでいた彼らも、ほんのわずかな間に少しずつ成長していることを感じさせる。

時間は止められないし、本来なら戻ることは出来ない。そんな中残された時間、自分が相手に何をしてあげられるかを必死に考える。

向き合いたくない現実と、何とか向き合おうとする二人の姿が目に浮かぶのだ。

映画の中で何度も時を遡り「もしも」という展開を繰り返す中で、少しずつ、少しだけ男らしくなっていく主人公・典道の姿を象徴するフレーズにも思える。

望まない形でも、未来はやってくる



そんな淡い思い出も、今ではもう記憶のアルバムの中。もしかしたらそれも失われてしまう時が来るのかもしれない。

----------------
はっと息を飲めば消えちゃいそうな光が
きっとまだ胸に住んでいた
手を伸ばせば触れたあったかい未来は
ひそかに二人を見ていた
≪打上花火 feat.米津玄師 歌詞より抜粋≫
----------------

記憶の上塗りの繰り返しで、どんどん薄れていく光。それでも、ふとしたことでそれは心に甦り、何度でも輝く。

今でこそ現実を受け入れ、未来を見つめることができる。しかし、あの頃の自分にも確かに未来はあった。手を伸ばせば届きそうなところにあったのに、あの頃はそうしようとしなかったのだ。

永遠に止まって欲しかった瞬間がある。しかし、過ぎ行く時を受け入れて手に入れた未来=今がある。

一夏のように、花火のように、短く淡い思い出。あなたが思い浮かべたそれはどんな記憶だろうか。

この曲を聴きながら、たまにゆっくり思い出してあげると良いだろう。そうすることで、それは心の片隅にずっと光輝くことができるかもしれない。

▲DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO

TEXT 島田たま子

この特集へのレビュー

この特集へのレビューを書いてみませんか?

この特集へのレビューを投稿

  • ※レビューは全角500文字以内で入力してください。
  • ※誹謗中傷はご遠慮ください。
  • ※ひとつの特集に1回のみ投稿できます。
  • ※投稿の編集・削除はできません。
UtaTenはreCAPTCHAで保護されています
プライバシー - 利用契約

米津玄師 最新情報

リリース情報

●2019年6月3日(月) 配信限定リリース
『海の幽霊』
▷販売サイト
(映画「海獣の子供」主題歌)





●2019年9月11日(水) リリース
New SINGLE 『馬と鹿』
▷『馬と鹿』特設ページ

★ノーサイド盤(初回限定)
価格:1,900円(税抜)
品番:SECL-2493~94
内容:CD+ホイッスル型ペンダント(レザージャケ)

★映像盤(初回限定)
価格:1,500円(税抜)
品番:SECL-2495~96
内容:CD+DVD(紙ジャケ)

★通常盤
価格:1,000円(税抜)
品番:SECL-2497
内容:CD only

【収録内容】
[CD](全形態共通)
01. 馬と鹿
02. 海の幽霊
03. でしょましょ

[DVD]※「映像盤(初回限定)」のみに収録
01. 「米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」LIVE Teaser
・Flamingo
・LOSER
・砂の惑星
・飛燕
・かいじゅうのマーチ
・春雷
・TEENAGE RIOT
・amen
・Undercover
・Lemon
・ごめんね

02. 「海の幽霊」MV

《購入者店舗特典》
共通特典あり(詳細は後日発表)
※特典は「先着」となり、数に限りがあります。一部の店舗/ECサイトでは特典が付かない場合がございます。ご予約ご購入の際は、特典の有無を必ず店頭/ECサイトでご確認下さい。

映画情報

●映画『海獣の子供』作品概要
2019年6月7日(金) 全国ロードショー

【原作】
五十嵐大介「海獣の子供」(小学館 IKKICOMIX刊)

【キャスト】
芦田愛菜
石橋陽彩
浦上晟周
森崎ウィン
稲垣吾郎
蒼井 優
渡辺 徹
田中泯
富司純子

【スタッフ】
監督/渡辺 歩
キャラクターデザイン・総作画監督・演出/小西賢一
美術監督/木村真二
CGI監督/秋本賢一郎
色彩設計/伊東美由樹
音響監督/笠松広司
プロデューサー/田中栄子

【音楽】久石譲

米津玄師 Profile

●米津玄師(ヨネヅケンシ)

ハチ名義でボカロシーンを席巻し、2012年本名の米津玄師としての活動を開始。その独特なサウンドメイクをした楽曲の強さと、リアルな言葉の数々は圧倒的で、今の音楽シーンにはない新鮮さを鮮烈に刻み話題に。

2015年リリースの3rdアルバム『Bremen』ではオリコン週間アルバムランキング1位、iTunes週間チャート1位、Billboard Japan週間チャート1位という三冠を達成、2015年度レコード大賞優秀アルバム賞受賞した。

2016年はユニバーサル・スタジオ・ジャパン15周年企画 “やり過ぎ” コラボ、ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」公式イメージソング、佐藤健・有村架純らが主演の映画「何者」の主題歌を中田ヤスタカ×米津玄師として初のコラボレーション作品として発表したりと、多岐にわたる才能を披露した。

同年9月に発売したシングル『LOSER / ナンバーナイン』はオリコン週間シングルランキング自身最高の2位を記録。

2017年2月には羽海野チカ原作のTVアニメ「3月のライオン」エンディングテーマを務め、自身初のアニメタイアップとなったシングル『orion』は、iTunesチャートを始め、各配信ダウンロードサイトで軒並み1位を獲得し、配信11冠という快挙を達成した。

6月に発売したTV アニメ「僕のヒーローアカデミア」のオープニングテーマとして書き下ろした『ピースサイン』がオリコン週間シングルランキング2位を獲得。iTunesチャートでもシングル・バンドルと1位を獲得。

8月には、初音ミク10周年「マジカルミライ2017」テーマソングとして、ハチ名義の『砂の惑星』を発表し、ニコニコ動画でボカロ最速ミリオンの記録を樹立。また、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」主題歌をプロデュースし、『打上花火』DAOKO×米津玄師として発表した。

11月には4枚目のアルバム『BOOTLEG』を発表し、オリコン週間アルバムランキング1位、iTunes週間チャート1位、Billboard Japan週間チャート1位を始めウィークリー1位の23冠という快挙を達成。

2018年1月からはTBS金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として『Lemon』を書き下ろし“ミリオン”セールスを記録。「第96回ドラマアカデミー賞」にて【最優秀ドラマソング賞】を受賞。日本レコード協会にて「史上最速」の200万DL認定など音楽史に残る記録を残している。

8月には「<NHK>2020応援ソング」として、小学生ユニットFoorinがうたう『パプリカ』を発表。10/31には『Flamingo / TEENAGE RIOT』をリリース。表題曲の1つ『Flamingo』Music VideoはYouTube公開から3時間で100万再生突破、オリコン週間シングルランキングで1位を獲得。

『Lemon』は発表後、1年を通してその支持が拡大し続け、2018年各主要年間チャートを総なめにし、昨年末には紅白歌合戦に初出場、初のテレビでの歌唱が話題を呼び現在も大きな支持を受けている。

現在MVは3.9億再生を突破、2018年3月14日にリリースされたシングルは、デジタルダウンロードと合わせて300万セールスを超え、驚異の“トリプルミリオンセールス”を記録した。(ビルボードジャパン調べ)。

またミュージックビデオ『Lemon』『アイネクライネ』『LOSER』『ピースサイン』『灰色と青(+菅田将暉)』『orion』という新作旧作が立て続けにYouTubeでの再生回数1億を超え、2017年に発表し1億再生突破している『打上花火』含め、7作品が1億越えを達成。公式YouTubeチャンネル登録者数は380万人を突破している。

2019年1月19日より全国で自身初のアリーナツアー「米津玄師2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」をスタートし17万人以上を熱狂させた。そして3/19には初の海外公演を上海・台北にて敢行し、大きな声援と反響のなか大成功をおさめた。
▷米津玄師 オフィシャルHP
▷▷米津玄師 公式twitter

DAOKO 最新情報

リリース情報

●2019年7月3日(水)
デジタル配信リリース 
DAOKO × MIYAVI「千客万来」 (映画『Diner ダイナー』主題歌)

DAOKO Profile

▽ DAOKO(ダヲコ)プロフィール▽
DAOKO(だをこ) 1997年生まれ、東京都出身。ラップシンガー。

15歳の時にニコニコ動画へ投稿した楽曲で注目を集め、2015年3月女子高生にしてTOY’ S FACTORY から1st アルバム『DAOKO』にてメジャーデビュー。

2016年4月には学校法人・専門学校HAL2016年度新CMのCMソングを担当。2017年8月18日公開の映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」主題歌である米津玄師 プロデュース楽曲 DAOKO × 米津玄師『打上花火』アニメーションMVが2億9千万視聴(7/31現在)を越え勢いはとまらない。

2018年、小林武史プロデュースによる楽曲「終わらない世界で」が、9月27日にサービスが開始される任天堂 /Cygames によるアクションロールプレイングゲームアプリ『ドラガリアロストTM』主題歌に決定。

12月には待望の3rdアルバム「私的旅行」が発売。年末、第69回NHK紅白歌合戦に出場。今最も輝く女性アーティストとなる。

山口百恵がしなやかに誘う回転扉という名…

今さらだけど抑えたい!「Dragon …