1. 歌詞検索UtaTen
  2. コラム&特集
  3. バンド
  4. Dragon Ash

今さらだけど抑えたい!「Dragon Ash」

大きな音楽フェスの常連、そしてトリを務めることも多い「Dragon Ash」。とはいえ、読者の中には「名前と有名な曲くらいは知っているけど・・・」というビギナーも少なくないはず。そこで今回は、Dragon Ashについて改めて解説したいと思います!

Dragon Ashって・・・?

画像引用元 (Amazon)


先日、残念なニュースで衝撃を受けた人も多かったであろうDragon Ash。

幸か不幸か、それをきっかけにDragon Ashを知ったという方、もしくは再度注目し始めたという人もいらっしゃるかもしれません。

今から20年以上前に結成され、多くの人を魅了してきた彼ら。一体どんなキャリアを辿ってきたのか、また過去にどんな出来事があったのか、今さらながらまとめたいと思います!

日本を代表するミクスチャー・ロックバンド

画像引用元 (Amazon)


「なんだか普通のバンドに比べ、やたら人数多くない・・・?」
なーんて思っているあなた!

ズバリ、正解です。(笑)
Dragon Ashは、ロックやヒップホップ、ラテンやメタルなど様々な音楽を取り入れたミクスチャーバンド。

様々な音を駆使するため、メンバーは全員で7人ほどいます。
って言っても、そのうちの2名はダンサー。

混乱する方も多いと思うので、メンバーについて箇条書きでまとめてみましょう!

・Kj:ボーカル、ギター
・MAKOTO SAKURAI:ドラム
・BOTS:ディスクジョッキー
・HIROKI:ギター
・DRI-V:ダンサー
・ATSUSHI:ダンサー
・KenKen:ベース(※サポートメンバー)


以上が現行のメンバーです。

以前、ベースはIKÜZÖNE というメンバーでしたが、2012年に急性心不全で逝去。
代わりにサポートメンバーとしてKenKenがベースを務めております・・・!

ちなみに、Dragon Ashには「だらだらしてると灰になってしまう」という意味が込められているそう。

元々は「Drag on Ash」でしたが、ドラッグを連想させることもあり、没に。

そこで、ボーカル・Kjのドラゴンボール好きを生かし、「Drag」と「on」を繋げて「Dragon Ash」としたそうです。

バンド×DJ×ダンサーの先駆け!



現在擦った揉んだを抱えるDragon Ashですが、実力は折り紙つき。
夏の恒例行事「京都大作戦」や「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」は開催当初から出演し続けています。

というのも、彼らは様々な音楽ジャンルを掛け合わせるミクスチャー・バンドの先駆け的な存在。

さらにダンサーまで加えた7人体制は、他にはない唯一無二のスタイルでした。

また、複雑な構成だからこそ生み出される音楽は非常に新鮮なもの。
ロックをベースに様々な音が絡み合う楽曲はどれもクールで、男女問わず大人気となりました。

Dragon Ashが生み出したニュースタイルの影響は非常に大きく、彼らをきっかけに多彩なプレイヤーが組み合わされるスタイルが増えたと言っても過言ではないのです・・・!

例えば、MC×DJというスタイルのケツメイシ。
バンド×DJというスタイルのSEKAI NO OWARIやWAN WITH A MISSION。
アイドル×ヘビーメタルというスタイルのBABYMETAL。

挙げ始めたらキリがないですね・・・!
どれほどセンセーショナルな存在であったか、ご理解いただけたのではないでしょうか。

Dragon Ash初心者に聞いてほしい3曲



・Fantasista

2002FIFAワールドカップのテーマソングとして使用されていた楽曲です。
そのため、メロディーを聞くとピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。

ご覧いただくとわかる通り、歌詞は9割英語。
それも、あえて和訳して理解するべきものかと言われればそうでもなく。(笑)

ということで、この楽曲でとにかく抑えて欲しいのはズバリ「サウンド」!
「これぞミクスチャー!」「これぞDragon Ash!」と言わんばかりの楽曲なんです。

まずはイントロに注目。
メロディアスなギターにDJのスクラッチが乗ってきます。
もう開始4秒目からカッコいいんですよね・・・!

続くラップに合わせて、サウンド全体に厚みを増してきます。
「このままこのヒップホップ風のサウンドが続くのか?」と思わせますが・・・
サビでは「オ〜オ〜オ〜♪」とみんなで口ずさめるようなメロディーを挟んでくるこの素晴らしさ!

ヒップホップを好む人、ロックを好む人、どんな人が聞いてもハマる理由はまさしくこれ。
様々な音楽がバランスよくミックスされているんです。
だからLIVEでもいつも大盛り上がり!
演奏されることも多いので、どこかでDragon Ashを見る予定がある方は要チェックです。

・HOTCAKE

Dragon Ashファンなら知らない人はいない名曲。
「Viva La Revolution」というアルバムの隠しトラックとして収録されており、話題になりました。

歌詞には掲載されていませんが、メンバーの寸劇(!?)から楽曲が始まります。
歌われているのは、誰かに向けた愛。

恋人へのような・・・家族へのような・・・。
誰かはわかりませんが、下記の歌詞から大きな愛を感じます。

----------------
きれいな空 僕を包み眠る日までその笑顔を絶やさないで
いつの日にも同じ空の下で同じ夢を見よう
≪HOT CAKE 歌詞より抜粋≫
----------------

先述の「Fantasista」からは想像もできないほど優しい歌詞ですよね!

しかしながらこの曲、ラブソングなのでしょうか。
捉え方によっては、大切な誰かがなくなったことを意味するようにも思えます。
具体的にいうと、下記の部分。

----------------
明日はまた晴れるのに 僕の心曇り空のように暗い
キミは部屋を飛び出して いつか見た空へと歩いて行きました
≪HOT CAKE 歌詞より抜粋≫
----------------

晴れなのに気持ちは暗い・・・
キミは空へと歩いていった・・・

なんだか悲しい感じもしますね。

でも、捉え方は人それぞれ。
前後の寸劇はかなり明るく、ラブラブな様子ですから、ラブソングなのかもしれません。
ぜひ聞いてみてくださいね!

・百合の咲く場所で

こちらもファンの多い楽曲。
ほとんど日本語の歌詞なので聴きやすいです。

歌われているのは、音楽に対する思い。
そしてそれを通して伝えているのは、夢に向かうことと、励ましです。

----------------
生き抜くのは困難で
誰もが皆そうなんで
ほらね それでも黄色い肌
誇り歌うただ
≪百合の咲く場所で 歌詞より抜粋≫
----------------

非常に力強い歌詞です。
こんなこと歌われたら、ついて行きたくなっちゃいますよね・・・!

----------------
奏でるこの痛みや
いくつもの光が
連鎖して 開く未来が
その先が見たいんだ
≪百合の咲く場所で 歌詞より抜粋≫
----------------

自分たちが音楽を続けることで、誰かを救えるかもしれない。
そして誰かの未来がもっとよくなるかもしれない。
そんな期待も歌われています。

だからこそ、LIVEでは涙する人もチラホラ・・・。
音源で聴くよりもずっと強い熱量で伝わってくるので、ぜひ一度聞いてみてほしいです!

今後の活動やいかに!?



以上、Dragon Ashについて解説いたしました。

彼らは今年も大きなフェスへの出演が決まっています。

それも、ほとんどがメインステージであったりトリであったりと大抜擢!
紆余曲折ありますが、素晴らしいステージを見せてくれるに違いありません!

ちなみに、諸々落ち着くまではT$UYO$HIをサポートとして迎えるよう・・・。
ある意味ではレアな構成ですから、LIVEに行く人はぜひチェックしてみてくださいね。

TEXT ゆとりーな

1997年デビュー。 あらゆるジャンルを驚異的なスピードで横断し、これからもDragon Ashとしか表現しようのない音を鳴らし続ける。 常にオルタナティヴな道を自ら選びながらも、圧倒的なファンの支持を得続ける日本の音楽シーンを代表するモンスターバンド。 ▷Dragon Ash official site ▷D···

この特集へのレビュー

男性

へなそうる

2019/08/12 23:49

T$UYO$HIさんは The BonezとPay money to my Painのベースです

この特集へのレビューを投稿

  • ※レビューは全角500文字以内で入力してください。
  • ※誹謗中傷はご遠慮ください。
  • ※ひとつの特集に1回のみ投稿できます。
  • ※投稿の編集・削除はできません。
UtaTenはreCAPTCHAで保護されています
プライバシー - 利用契約