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【関ジャム】プロからよく聞く音楽用語をまとめておさらい!

関ジャニ∞が、音楽のプロを迎えトークを繰り広げる番組「関ジャム 完全燃SHOW」。今回は8月11日の内容をお届けします!

8/11の関ジャム完全燃SHOWをおさらい!

8月11日に放送された関ジャム完全燃SHOWは、プロたちが語る音楽用語を解説していきます。過去に放送された番組の中から名曲をピックアップし復習していきます!

音楽のプロになると様々な用語をマスターしていきます。そのためついていけないという事もよくあり、今回はそんな悩みを解決していきます!


「コード」っていったい何のこと?

売れる音楽にはたくさんの秘密が込められています。その1つにコードが挙げられるのですが…。コードは、種類が多くあり複雑で難しいと思う人がかなり多くいます。

番組の中でヒャダインは、コードは簡単にいうと和音の事だと語っていました。そしてコードを連続で演奏することでコード進行と呼ぶと解説をしていました。

メジャー、マイナー…それぞれ音に特徴がある!

コードの中でも、Cコードと呼ばれるものはメジャーコードと呼ばれ、明るい雰囲気を持っています。そしてその中の1つの音を変えるとマイナーコードと呼ばれ、暗い音に様変わりします。

その他にも、セブンスコードと言われるコードもあります。このコードには、夏のバラード曲によくあるような「名残惜しさ」を持ち、切なさと暖かさを混ぜたような特徴があります。

例えば、サザンオールスターズの「真夏の果実」は、セブンスコードを多用している楽曲の1つ。

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涙があふれる 悲しい季節は
誰かに抱かれた夢を見る
≪真夏の果実 歌詞より抜粋≫
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セブンスは基準の音になる所から7つ目の音を足したものを言います。ドミソが基準のCのコードであればシをたして、ドミソシと4つの音を使う事になります。このセブンスを使う事により暗いイメージのマイナーであってもすこし温かくなります。

その他の楽曲でいえば、井上陽水の「少年時代」、ZONEの「secret base ~君がくれたもの~」等もこのコード進行が使われている代表曲です。




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高難易度!?テンションコード

テンションコードが使用されている最近の曲といえば、米津玄師の「灰色と青」。このコード進行で、サビのメロディーの凄さを支えているものです。C#mと全く調和しないはずのファ#を使う事でイレブンスと呼ばれるコードを使っています。

テンションコードは基準の音から9番目と11番目と13番目の音を足したものです。このコード進行を使いこなすには非常に難易度の高いコードとされており、通常の作曲家では普通使わないと絶賛されていました。

またKing&Princeの「シンデレラガール」にもテンションコードが使用されています。

通常の構成音ではなく、緊張感や不安感を演出しているとヒャダインは語ります。デビューから来る不安定さの演出ではないかと考察していました。



実は、アドリブにもコードのルールがある

アドリブって聴くと誰もが、自由に好き勝手やってる印象がありますよね。

印象通り基本的にみんなが好き勝手に演奏をしているのがアドリブなのですが、最低限のルールというものが存在します。

それがコード進行とリズムです。

アドリブの回では安田が無茶振りの中コード進行を決めかっこよくプロたちと演奏を披露していました。

最低限のルールとして、4つのコードを決めて流れていくように演奏していきます。コード進行はミュージシャンたちの会話であり言葉だったんですね。


曲を売りたいなら、カノン進行を使え!?

大江千里の「Rain」のコード進行は非常によく出来ていて蔦谷は大興奮であったそうです。Aメロに注目してほしい所があり、その部分がカノン進行と言われるコードです。聴きやすいのが特徴のカノンのコードを使ったのがカノン進行です。

スピッツの「チェリー」、「翼をください」等にもカノン進行が使われています。身近であり分かりやすいのが特徴です。



他にもクリシェ進行と言われるものもあります。ドリカムの「WINTER SONG」に使われていて、和音のどれか1つが半音ずつ下がっていくものです。このクリシェ進行を使う事によって切なさをより強く引き立てます。

他にもヒャダインは、メロディーとコード進行の難しさを足したら100になる法則というものを語りました。バラードはメロディーがゆっくりであるため、そこに難しいコードを入れていく事で100にしていると語ります。

MISIAの「Everything」のコード進行はかなり複雑であり、単調なメロディーを見事に引き立て合っています。



ツウの音楽用語

小節の頭にアクセントを入れるのが普通の演奏ですが、それを食い気味に入れる事をシンコペーションと言います。シンコペーションすることによって疾走感や躍動感を生み出せます。

他にもBPMと呼ばれる曲の速さを表すものもあります。beat per minuteを略したものを言い1分間に叩く拍の多さを言います。とても忙しいテンポになるため飽きが来ない躍動感を常に出し続けることが出来ます。

布袋寅泰のギターテクニックにカッティングというものもあります。弾き続けていながらも、音が完全に消える瞬間を作り出す演奏方法です。

さらにヨナ抜き音階という用語もあります。RADWIMPSの「なんでもないや」に使われていて、ヨナ抜き音階だからこそのメロディーだと蔦谷は語ります。ヨは4番目のファの事を言い、ナは7番目のシの音の事を言います。

その2つの音を無くしたものをヨナ抜き音階と言います。日本らしい旋律であり、哀愁漂う雰囲気を感じさせます。そして一瞬だけ違う音を出す事によって人の耳を惹き付けます。

派生でニロ抜き音階もあります。それは戦場のメリークリスマスで使われ、どこか和風な雰囲気を感じさせます。東洋の雰囲気を持ち西洋のコード進行を扱う事でどこか神秘的な雰囲気を纏います。


小室哲哉が転調に新たな意味をもたせた!?

曲の基準の高さが、曲の途中で変わる事を転調と言います。通常は曲のアクセントとして扱われ、基本的には音を上げていく事になります。しかし、小室哲哉は歌い手に合わせてキーを変更させる転調を作りました。

全部で歌いやすい所を作るためには、上げ続けるだけでは盛り上げづらいため下げる転調も使うようになったと語ります。

計算された転調とは違い、勢いで転調する曲もあります。それはQUEENのフレディがやっていて、やりたい放題に曲調を変えていきます。多すぎる転調で感情を表すという異常な作曲をする人もいます。



音楽用語ってなかなか難しい…

音楽には用語がありすぎるため、中々ついていきません。

しかし今回の総集編で、その悩みを解決する手助けになったと思います。今回紹介した物を押さえるだけで、これから音楽用語が飛び交っても記憶に残りやすくなると思います。

関ジャム完全燃SHOW 番組概要

放送:8月11日(日) 23:10 ~ 0:05 (一部除く)
朝日放送:2019年8月12日(月) 1:55 ~ 2:55

■出演者
関ジャニ∞:村上信五・丸山隆平・錦戸亮・安田章大・大倉忠義・横山裕
支配人:古田新太
その他

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