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【歌詞コラム】生まれ変わってまた会える、中島みゆきの「時代」は希望を歌う

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昭和、平成、令和の三つの時代で、人々から愛されている歌があります。いつの時代も、人々の気持ちにそっと寄り添ってきた応援歌があります。それは中島みゆきの「時代」。時代を超え、世代をも超えて愛されているこの歌について掘り下げました。

公開日:2019年9月21日 更新日:2019年9月21日


この記事の目次
  1. ・飾り気のない言葉が作る深い世界
  2. ・生まれ変わって、きっとまた会える
  3. ・中島みゆきを聴くと哲学者になる
  4. ・中島みゆき 最新情報
  5. ・リリース情報
  6. ・中島みゆき Profile

飾り気のない言葉が作る深い世界


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今は こんなに悲しくて
涙もかれ果てて
もう二度と笑顔には
なれそうも ないけど
≪時代 歌詞より抜粋≫
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歌詞の中で、「涙もかれ果てる程、泣いた理由」は語られていません。
誰しも様々な理由があって涙を流しますよね?理由を語らないことで、聴いている誰もが、その時々の自分の人生を重ねて聴くことができます。

笑顔をなくすことは、誰にでも、どうしても起きてしまう。そんな悲しみの中にいる人に、中島みゆきは、こう語りかけます。

----------------
そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
≪時代 歌詞より抜粋≫
----------------

「時代」という言葉から、悲しみがある程度長く続くことが伝わってきます。

でも、その悲しみも誰かに向かって「話せる日」が来る。

心に深い傷を負ってしまったときに、誰にも自分の気持ちを話せないことがありますよね。

すぐには直視できないほどの大きな悲しみもあります。言葉にすることが悲しみを追体験するようで出来ないこともあります。

だから、「話せる日が来た」のであれば、ほんの少しかもしれませんが、傷が癒えてきたということ。

きっとその傷も癒えてゆく日が来る。中島みゆきは「希望」をこう語りかけます。笑顔を取り戻せる日がくる、と。

こんなにも飾り気のない言葉で「希望」を表すことが出来る中島みゆきはすごいですよね。

聴き手が自分の人生にどのように重ねて聴くかによって、聴き手自身の「時代」をそれぞれ構築することができます。シンプルな歌詞だからこそ、聴き手に世界観がゆだねられるのです。

淡々とした言葉が深い。その深さが、この曲の魅力の一つになっています。

誰もが一度は聴いたことがあるであろう、サビの部分も見ていきましょう。

生まれ変わって、きっとまた会える



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まわる まわるよ
時代はまわる
喜び悲しみくり返し
今日は別れた 恋人たちも
生まれ変わって
めぐりあうよ
≪時代 歌詞より抜粋≫
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ここで言う「めぐりあう」には2つの意味があるのではないかと思います。
1つ目は、別れた恋人たちがもう一度恋人同士に戻る「復縁」です。

別れた後「なぜ別れなければならなかったのか」を考えて反省し、成長した新しい自分に生まれ変わって恋人と復縁することもありますよね。

しかし、やむを得ない事情で別れてしまい、二度と会うことが出来ない人たちもいるでしょう。

そんな人たちも「めぐりあう」ことができると、この歌は教えてくれています。そこに2つ目の意味が隠されているのです。

人格を変えてしまうような恋がありますよね。そんな恋をした人たちは、相手の影響を受けて、性格が変わったり、成長したりします。

例えば、本好きの恋人の影響を受けて、本が好きになり、様々な本を読むようになったとします。それによって、教養が身に付き、思慮深い性格が形作られていくことがありますよね。

そんな風に、その人との恋愛によって受けた影響をふとした瞬間に自分の中に見つけることが出来たのなら、それは「生まれ変わって」「めぐりあう」ということになるのではないでしょうか。


中島みゆきを聴くと哲学者になる



「時代」の中で、喜びと悲しみ、出会いと別れを繰り返しながら、人は何度も生まれ変わっているのかもしれません。

平易な言葉を重ねて深い世界を作っている、中島みゆきの「時代」。

この曲を聴くと、なんだか哲学者になってしまいますね。

TEXT 三田綾子

中島みゆきは、日本の女性歌手である。所属事務所はヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス、レーベルは1975-1999年まではポニーキャニオン、2000年からはヤマハミュージックコミュニケーションズ。 大学時代から活発に音楽活動を始め、「コンテスト荒らし」と呼ばれた。1975年、「第···

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