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AKB48『フライングゲット』をみて気付いた!カメラマンの分析力は高い。

音楽番組のカメラワークは、しっかり歌詞の意味やアーティストの性格を反映して作られている ― AKB48『フライングゲット』編

ただ可愛く撮影してるだけじゃない!


昔から音楽番組はそこそこよく見ていたんですが、ここ数年で少し気になったことがあります。それは、「カメラマンって歌詞の意味を汲み取ったり、アーティストたちの性格をかなりよく分析した上で撮影に挑んでるんじゃないか」という話。

いやまあもちろんプロの方々なわけなので当たり前のことなのかもしれないですが、気づいて以来、音楽番組を見るときはかなりそれまでとは違った視点で見ることにしています。

例えばある日、AKB48が『フライングゲット』で某番組に出演したときの話。

フライングゲット


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2人 目が合えば
なぜか逸らすのに
僕を またすぐ見る
君って もしかしてもしかして
≪フライングゲット 歌詞より抜粋≫
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1番Bメロ。少し思わせぶる女子を思い起こす歌詞ですよね。

このときカメラは小悪魔風の誘うようなウィンクを向けてくる大島優子、柏木由紀、板野友美を見事に映していきます。ますますこの思わせぶる歌詞が引き立っていましたね。

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誰といても (誰といても)
微笑み方で (微笑み方で)
君が僕に恋を恋をしてるのは鉄板

フライングゲット
だから 誰より早く
君のハートのすべて 僕のもの
好きだからラブ・フラゲ!
≪フライングゲット 歌詞より抜粋≫
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キャッチーなサビの後半。「君が僕に恋を恋をしてるのは鉄板」の部分で、この日は篠田麻里子がズームされていました。

篠田麻里子といえば当時はグループ最年長メンバーということもあり、「大人の色気」キャラ。筆者は特別AKBのファンというわけでもないんですが、ズームされた際にはさすがに思わずドキっとしちゃいました。


そうか。「君が僕に恋を恋をしてるのは鉄板」。まさにこれは恋の瞬間。大人な麻里子さまに少し上から目線の歌詞という組み合わせ。なるほどなるほど。

そして「好きだから ラブ・フラゲ!」。この部分では板野友美がピックアップされていました。

篠田麻里子とは対極のギャルっぽさが魅力の彼女ですが、そこに「好きだから」を見事に合わせてくる。「こんな子に言われてみたい」そんな男の欲求をくすぐる映像になっていました。

またサビだけでなく、2番のAメロにも意図を感じ取れました。

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クラクラッ 動揺した純情で
砂浜 チラ見してたビキニ
告白ウェルカムさ おいで!
素直にならなきゃ楽しくないぜ!
≪フライングゲット 歌詞より抜粋≫
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このときズームインされたのはSKE48の宮澤佐江。男装がイケメンすぎると話題にもなったことのある彼女がみせたこの本音と、


わたしこそ!、、、男の子に生まれた方がよかった人類だと思ふ。 もし今からなったら、、、絶対モテる自信ある。 残念少女。(笑)
#れなっち可愛い #すずらん監督本気 #谷は噛ませ犬 #佐江ちゃんカッコいい
— 宮澤佐江 (@oyasuminaSAE_m) 2015年6月30日



「素直にならなきゃ楽しくないぜ!」という強気な男子の詞 ― 見事にマッチしているとしか言いようがありませんね。いやはや、よく考えられてます。

●フライングゲット / AKB48


TEXT:C

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