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【歌詞コラム】ユニゾンが旅立つ人へ送る春風の名前は「春が来てぼくら」

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生粋の“ロック”バンドであるUNISON SQUARE GARDEN。 その道のりの中で得た“ポップ”の要素を集結させた、“ポップなユニゾン”の最高傑作ともいえる『春が来てぼくら』には、どんなメッセージが込められているのか?

公開日:2019年10月13日 更新日:2019年10月13日

Column


この記事の目次 []
  1. ・UNISON SQUARE GARDENの"ポップ"
  2. ・春の日差しに近づくように前に進む
  3. ・冬があるから春が来る
  4. ・旅立つ人の背中に吹いた、暖かい風の正体は

UNISON SQUARE GARDENの"ポップ"


今年、結成15周年を迎えたUNISON SQUARE GARDENが2018年3月にリリースした『春が来てぼくら』。

この楽曲は、テレビアニメ『3月のライオン』のオープニングテーマに起用されたことでも話題となった。

生粋の“ロック”バンドであるUNISON SQUARE GARDEN。

その道のりの中で得た“ポップ”の要素を集結させた、“ポップなユニゾン”の最高傑作ともいえる『春が来てぼくら』には、どんなメッセージが込められているのか?

春が来てぼくらは、どこへ向かい、どうなっていくのか?歌詞を中心に考察した。

春の日差しに近づくように前に進む


----------------
咲き始めたたんぽぽと 雪になりきれずに伝った雫
なんか泣き顔に見えた気がして 思わず傘を差しだす
右左どちらが正解なのか なかなか決められずに道は止まる
けど浮かぶ大切な誰かに悲しい想いはさせない方へと

小さな勇気 前に進め
ちぐはぐなら ナナメ進め
進めたなら 光になれ
コトリ 高鳴りと コトリ 寄り添うように
季節の針は音立てるだろう
≪春が来てぼくら 歌詞より抜粋≫
----------------
春という季節は、様々な出会いと別れが交錯する季節だ。

否応なしに訪れる別れもあれば、自分の手で選び取った出会いもあるだろう。

卒業や入学、入社、それ以外にも目まぐるしく出会いと別れが繰り広げられる春に、必死についていこうとする誰かが、きっとどこかにいる。

朗らかな季節の中で、手放してしまったもの、もう会いに行けない誰かのことを密かに想って、どこかで人知れず涙を流す人。

この『春が来てぼくら』という曲は、そんな人の葛藤を歌った曲だ。

冬と春の境目で、進むべき方向が分からなくなってしまっても、出来るだけ優しい選択肢だけを選び取って、一歩一歩進んでいく。

たまに、まっすぐ進めなくなることがあったとしても、春の日差しに少しずつ近づいていくように、前に進む。そんな、歩き方を『春が来てぼくら』は私たちに提示してくれる。

冬があるから春が来る


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筆を躍らせる僕らはこの時を止めてしまいたくなる
笑顔が溢れて 見たことない色になって 視界に収まらないから
出来上がるページを見る誰かのためを想う そんなんじゃないよね
今じゃなきゃわからない答がある
「わからない」って言うなら 「ざまみろ」って舌を出そう
≪春が来てぼくら 歌詞より抜粋≫
----------------
思い出や記憶の中に残っている、“今はもう出会えないもの”の数々は、時にひどく輝かしく見えるものだ。

また、今をどれだけ輝かしいものだと感じていても、今もいつか過去になる。

私たちは、輝かしい今をどうにかして写真や記録に残したがってしまう。

けれど、フレームの外にはみ出てしまったものも全て、輝かしい今を構築している一部であり、レンズ越しに見る今よりも、360度自分の目で確かめられる今を感じていたい。

そして、冬があって春があるように、過去があって今がある。

「今じゃなきゃわからない答がある」

このフレーズは、数多の出会いを別れを繰り返して来た「今」のあなただからこそ見える「今」がある、と伝えてくれる。

旅立つ人の背中に吹いた、暖かい風の正体は


----------------
また春が来て僕らは ごめんね 欲張ってしまう
新しいと同じ数これまでの大切が続くように、なんて

また春が来て僕らは新しいページに絵の具を落とす
友達になった、おいしいものを食べた、たまにちょっとケンカをした
それぞれの理由を胸に僕らは何度目かの木漏れ日の中で
間違ってないはずの未来へ向かう
その片道切符が揺れたのは
追い風のせいなんだけどさ ちゃんとこの足が選んだ答だから、見守ってて
≪春が来てぼくら 歌詞より抜粋≫
----------------
“今はもう出会えないもの”だとしても、大切な思い出を捨ててしまうことは、誰にでもできることではない。

たとえ、捨てて荷物が軽くなるのだとしても、それを手放し難いと感じる人は、確かにいるだろう。

過去にあったことも、今あることも、一つも捨てずに未来へ向かう。


それは、もしかしたら理想論のようなものかもしれないが、この曲は捨てられないまま歩き続けることを選んだ人への、いっとう優しくて力強いエールになっている。

重い荷物を一緒に運んでくれるわけでもなければ、捨てるのを手伝ってくれるわけでもない。

隣で一緒に歩いてくれるわけでもなければ、手を取ってくれるわけでもない。

それぞれが、自分の信じる「理由」を胸に、別れ、そして出会っていく。

それは、脆くて儚い道を歩んでいくようだけれど、その優しい春風は確かに、旅立つ人の背中を押してくれる一曲になるだろう。

TEXT DĀ

▷UNISON SQUARE GARDEN 2020 特設サイト ▷オフィシャルサイト ▷TOY'S FACTORY

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