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頭角を現した渋谷すばるが「ぼくのうた」に込めた思いとは?

元・関ジャニ∞のメンバー「渋谷すばる」。衝撃的な脱退から約1年半、ついにソロデビューが決定、1stアルバム「二歳」をリリースします。その中から特に強い思いを感じる「ぼくのうた」をチェックしましょう!

沈黙を破り、渋谷すばるが始動!


2018年4月15日。

突如、関ジャニ∞から脱退することを表明した渋谷すばる。

ファンからすると、決して忘れることのできない衝撃的な一日だったことでしょう。

とはいえ、彼の歌の巧さは周知の事実。

「いつか脱退するのでは・・・」と、ソロ計画を案じていたeighterも少なくなかったはずです。

それを裏付けるように、渋谷すばるの新たな一歩を応援する声は非常に多く聞かれました。

そして、そんな脱退から約1年半。

止まった時が動き出す

ずっと沈黙を守り続けていた渋谷すばるでしたが、ついにソロデビューを発表!

2019年10月9日、ふんどしのジャケットが強烈な印象を残すアルバム「二歳」をリリースします。

今回は全12曲中の1曲目、音楽に対する強い思いが歌われた「ぼくのうた」を紹介します!

ぼくのうた/渋谷すばる

ストレートな歌詞がたまらない。


全曲作詞作曲を手がけた、記念すべきファーストアルバム「二歳」。

その1曲目に収録されているのが、今回ピックアップする「ぼくのうた」です。

何やら思い入れが強そうですよね。。。

その通り、この楽曲では渋谷すばる自身の音楽や音楽活動に対する思いが歌われています。

”歌われている”というより、もはや”叫ばれている”という方がふさわしいかもしれません。

そんな彼の思い、未来、そして魂が込められた歌詞をチェックしてみましょう!

俺の歌を聞いてくれ!


歌詞をご覧いただくとわかる通り、これは歌詞のようでいて、実は聞き手へ向けたダイレクトなメッセージ。

冒頭では、「俺の曲を聞いてくれ!」という気持ちが歌われています。

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もしこの声が聞こえてましたら
ほんの少しだけお時間頂けませんか
もしこの歌が気になりましたら
他の曲もお好きな様に聴いて頂けますか
≪ぼくのうた 歌詞より抜粋≫
----------------
切実とも言えるような投げかけですよね。

ようやく手にしたメジャーデビュー、そのチャンスを掴んで離すまいとする意地にも似た強い思いを感じます。

----------------
もしこの声に聞き覚えがありましたら
今日までの色んな出来事を聞いてくれませんか
もしこの僕に見覚えがあって興味がありましたら
これからも頭の端っこにそっと居させてくれませんか
≪ぼくのうた 歌詞より抜粋≫
----------------
この部分は暗に元ジャニーズであったことを指し示しているのではないでしょうか。

でも決して、ジャニーズだったというキャリアをひけらかす訳ではない。

あくまでそれは「ソロ・渋谷すばる」のきっかけであり、序章。

でも、もしその時代を知っているなら、それも忘れずにいて欲しいという思いが伝わってきます。

ある意味では、ジャニーズに対する感謝の表現なのかもしれませんね。

渋谷すばるが抱く 音楽活動への憧れ


続く以下の部分では、驚くほど正直な音楽に対する思いが歌われています。

----------------
上手い歌は歌えません
上手い歌は歌えません が
良い歌は 良い歌ならば
歌えると思っておりました 以前からずっと
≪ぼくのうた 歌詞より抜粋≫
----------------
一瞬驚いてしまうような歌詞ですよね。

上手い歌は歌えない、でも、良い歌なら歌える・・・。

ここでいう「良い歌」とは、楽曲そのものの良し悪しではありません。

人を感動させることができるか、何かを与えることができるかと言った意味での良し悪しだと解釈します。

その上でもう一度歌詞を見てみると、「歌は上手くないけど、何かを与えることはできる!」という自信が見え隠れするパートだということがわかりますね。

覚悟と自信


そしてその自信は一夜で生まれたようなものではなく、以前からずっと感じていたものであるということもわかります。

ここから察するに、相当な覚悟と自信を持ってソロデビューへと踏み切ったようですね・・・!

続くサビでは、よりストレートに音楽活動への思いが歌われています。

----------------
歌を歌わせて頂けませんか
歌を歌わせて頂けませんか
上手く喋れなかったり
人見知りで変な大人ですが
音楽に憧れて
音楽に憧れて
≪ぼくのうた 歌詞より抜粋≫
----------------
解説するまでもないほど真っ直ぐな歌詞ですが、彼がどれほど音楽が好きで、どれほどソロ活動へ憧れていたかがよく分かりますよね。

また、最後のサビでは後半の4行が下記のように変わります。

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色んな事やって来たけど
これで生きていきたいと思いました
音楽に救われて
音楽に絡まって
≪ぼくのうた 歌詞より抜粋≫
----------------
中盤でもジャニーズに対する感謝が歌われていると解説しましたが、この部分からも決して過去が無駄にはなっていないことが伝わって来ますね。

アイドル活動、TV出演、CM出演、様々なことを経験した中で、強く芽生えた思い。

それがこのソロでの音楽活動だったのでしょう。

ここまで素直に歌われると、もともとファンでなくても応援したくなってしまいます・・・!

一皮向けた「渋谷すばる」に注目ですね。

すばるの新たな一歩と今後に期待大!


以上、ソロ活動の第一歩を踏み出した渋谷すばるの楽曲、「ぼくのうた」について解説いたしました。

潔いほどの真っ直ぐな彼の思い、伝わったでしょうか?

元ジャニーズだし、アイドル路線なのでは・・・と思っていた方も少なくないと思います。

でも、全く違うんです。

叫ぶように歌う渋谷すばるの姿は、ロックの神様と言われているTHE BLUE HEARTSの甲本ヒロトや銀杏BOYZの峯田和伸を彷彿とさせるほど。

かなりロックです。

ジャニーズはちょっと・・・という方もぜひ、その概念を捨てて聞いてみてください!

きっと、胸を打つものがあるはずですよ。

ちなみに、上半身裸のデニム姿で歌うMVはなんと5分で撮り終えたそう。つまり、一発OKってことですね。

ここからも彼の勢いや強い思いを感じます。今後はどのような活躍を見せてくれるのか、要注目です!

TEXT ゆとりーな

▲渋谷すばる『ぼくのうた』 [Official Music Video]

1981年、大阪府出身。 2019年よりソロアーティストとしての活動をスタートさせる。同年、ファーストアルバム「二歳」、 2020年、セカンドアルバム「NEED」 2021年にはサードアルバム「2021」をリリース。 2022年には「SUMMER SONIC 2022」に出演。 2023年の第1弾配信シングルとしてリリースし···

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