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ハズレ無しの面白さ!「ノーサイド・ゲーム」の魅力とは!

TBS系ドラマ『ノーサイド・ゲーム』は、大泉洋・TBS初主演ドラマ!幹部候補とまで言われた男が、低迷するラグビー部とともに再起を目指すお話です!この記事では『ノーサイド・ゲーム』の魅力を紹介します!

池井戸潤・原作!面白くないはずがない!

2019年7月7日からスタートし、毎週日曜日に放送されたTBS系ドラマ『ノーサイド・ゲーム』の原作は、池井戸潤の小説です。

池井戸作品といえば、ハズレなしの面白さ!

社会的大ブームを巻き起こした『半沢直樹シリーズ』や、第145回直木三十五賞を受賞した『下町ロケットシリーズ』など、多くの有名ドラマ作品がありますね!

人間模様が視聴者の心を熱くします!

画像引用元 (Amazon)

この『ノーサイド・ゲーム』も、ラグビーを通じたヒューマンストーリー!

この作品を見たことによって「実際のラグビーの試合を見たい」という人も、増えました。

始まりは、左遷!?


君嶋隼人は、大手製造メーカー「トキワ発動機」に勤めるサラリーマン。

出世レースの先頭に立ち、幹部候補とまで言われていました。

しかし、上司が主導する企業買収に反対したため左遷され、府中の自動車工場に、総務部長として赴任します。

しかもその赴任先で、会社のラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーに任命されることに…。

かつては強豪チームでしたが、いまは成績不振な「アストロズ」を再建するという重荷…。

しかし君嶋は、ひたむきに頑張る「アストロズ」のメンバーの想いとどん底の自分の姿を重ね、一緒に戦うことを誓います。

ラグビーの知識も経験もない君嶋は、どうやってこの危機を乗り越えるのでしょうか!?

出世の道を断たれた男と弱小ラグビーチームの、再起をかけた戦いが始まりました…!

豪華俳優とリアルなラガーマン!


ドラマ『ノーサイド・ゲーム』を手掛けるのは「半沢直樹チーム」とも、「TBS池井戸ドラマチーム」とも呼ばれる、スタッフたち!

プロデューサー・伊與田英徳、演出・福澤克雄、原作・池井戸潤のタッグです。

 ≪キャスト≫
君嶋隼人:大泉 洋
君嶋真希:松たか子
岸和田 徹:高橋光臣
七尾圭太:眞栄田郷敦
佐倉多英:笹本玲奈
星野信輝:入江甚儀
鍵原誠:松尾 諭
脇坂賢治:石川 禅

演劇集団「TEAM NACS」のメンバーの中で、ただ一人出演していなかった大泉洋が、とうとう池井戸潤ドラマに出演です!

このドラマの見どころは、立ちはだかる問題に自身とラグビー部の再起をかけて、主人公・君嶋隼人が奮起していくところ!

大泉洋のさすがの演技力には、もう、脱帽ですよ!

その他の豪華俳優たちの演技も素敵で、見ものです!

▲大泉洋、「ノーサイド・ゲーム」の撮影は「緊張感半端ない」 12ページの長ぜりふに「帰りたいと思った」

オーディションをして決定したアストロズ部員たちも、見どころの一つ!

ラグビー経験者がいっぱいどころか、なんと、元日本代表が8人も!

圧巻のラグビーシーンには、毎回、息をのみますね!

とにかく、『ノーサイド・ゲーム』は熱いドラマで、めちゃくちゃ面白いです!

ラグビーを知らなくても、何の問題もありません。

一人の社会人として、人間として、スポーツを愛するものとして、それぞれに視点は違っても、すべて共感できることばかり!

君嶋が奔走する姿には、心打たれます!

『ノーサイド・ゲーム』は、とにかく、名セリフや名シーンのオンパレード!

第1話から最終話までスリリングに話が続き、ずっと引き込まれますよ!

歌もいいです!物語とのシンクロ率の高さが半端なく、より一層感動が心に響きますね!

主題歌は、米津玄師が歌う「馬と鹿」


OP『馬と鹿』を歌っているのは、大人気アーティスト・米津玄師です。

この『馬と鹿』は、9月23日付オリコン週間シングルランキングにて、米津玄師の自己最高記録となる41.2万枚のセールスを記録!

ソロアーティストの初週40万越えは、13年3ヵ月ぶりのことでした。

また、『馬と鹿』はダウンロードチャートでも1位を獲得し、歴代1位の 「同一アーティストによる通算2作の連続1位記録」を、6週連続に自己更新!

9月23日付Billboard JAPAN総合チャート「JAPAN HOT 100」では総合1位を達成し、ソロアーティスト史上最高ポイントとなる42,603ptを記録しましたよ!

それでは、『馬と鹿』の歌詞の一部を見てみましょう。

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これが愛じゃなければなんと呼ぶのか
僕は知らなかった
呼べよ 花の名前をただ一つだけ
張り裂けるくらいに
鼻先が触れる 呼吸が止まる
痛みは消えないままでいい
≪馬と鹿 歌詞より抜粋≫
----------------
素直に、恋愛の歌ととらえることもできる歌詞ですね。

けれども、この『馬と鹿』は『ノーサイド・ゲーム』の主題歌として書き下ろされたもの。

ドラマを踏まえて考えるならば、「アストロズ」への想いを綴った歌です。

仲間を知り、ともに戦うことの中で知った愛。

「花」は、チームメイト一人ひとりを指すのでしょう。

ただ一つだけの花…、そう、チームの仲間はそれぞれ個性を持った人間で、決してモブではありません。

仲間の名前を呼ぶのです。張り裂けるほどに心を震わせて…。

ここに、君嶋の、仲間への・チームへの惜しみない愛が、表れていますね。

▲米津玄師 MV「馬と鹿」Uma to Shika

タイトル『馬と鹿』は、つなげると「馬鹿(ばか)」

「釣りバカ」や、「野球ばか」のように、何かに夢中になっている人のことを「~ばか」と言います。

この歌は、「~ばか」と言われるほどに夢中になれるものを見つけた人への、讃歌なのです。

現実でも起こる、ミラクル!

『ノーサイド・ゲーム』の、怒涛の最終回は見ましたか?
涙、涙の感動回でしたね!

そして、事実は小説よりも奇なり!

『ノーサイド・ゲーム』の放映が終わってすぐに始まったラグビーW杯の、日本代表チームのミラクルには、驚きましたね。

ラグビーW杯でアイルランドに勝った日本代表チームは、まるで『ノーサイド・ゲーム』の「アストロズ」!

努力しているならば、戦ってみなければ結果はわかりません!

それは、私たちが『ノーサイド・ゲーム』からも、ワールドカップからも学ぶことです!

『ノーサイド・ゲーム』を見逃したという方、Paraviなら無料で見ることができますよ。
感動の名作を、ぜひご覧ください!

最新情報はコチラ

▷日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』サイト
▷日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」Twitter


TEXT 有紀

ハチ名義でボカロシーンを席巻し、2012年本名の米津玄師としての活動を開始。 2018年、TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として「Lemon」を書き下ろし“ミリオン”セールスを記録。 「第96回ドラマアカデミー賞」にて最優秀ドラマソング賞を受賞。日本レコード協会にて史上最速の300万DL···

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