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【歌詞コラム】マサムネワールドが炸裂!長い道の先で「見っけ」たものは?

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公開日:2019年10月9日 更新日:2019年10月9日


この記事の目次 []
  1. ・光に溢れた世界観
  2. ・偶然も必然も超える魔法
  3. ・一刻も早く運命の人の元へ
  4. ・誰にも真似できない「マサムネワールド」の魅力

光に溢れた世界観



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再会へ!消えそうな 道を辿りたい
すぐに準備しよう
人間になんないで くり返す物語
ついに場外へ
≪見っけ 歌詞より抜粋≫
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スピッツのボーカルであり、歌詞を手がけている草野マサムネは、空想が好きだということもあり、独自の世界観を持っています。過去にも、誰にも理解できないような、草野マサムネの空想世界をたくさん作品にしてきましたが、『見っけ』の歌詞も、冒頭からマサムネワールド全開です。

「消えそうな道」を辿り、誰かとの再会に備えています。「人間になんないで」「くり返す」ということから、おそらく輪廻転生を歌っているのだと推察できます。

消えそうな道は現世へ続く道、「ついに場外へ」出ているので、この世に生まれ直し、再会を誓った誰かと出会うことができたのかもしれません。生まれ変わるまでの物語でしょうか。独特の世界観と、現世で待つ人との再会を前にしたワクワク感が伝わってきます。

偶然も必然も超える魔法


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どんな魔法も手をたたいて 笑った
そんな君を見っけたのは まだファンタジー?
再会へ!流星のピュンピュンで 駆け抜けろ
近いぞゴールは
≪見っけ 歌詞より抜粋≫
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輪廻転生という不確かな方法で再会を誓った2人。しかし、不可能に思われた再会をあっさり叶えてしまいます。「まだファンタジー?」といいたくなるほど、夢のような再会を前に、期待と不安の入り交じった複雑な感情を抱いています。

この部分で印象的なのは「魔法」という言葉。スピッツの楽曲には、しばしば「魔法」というワードが出てきます。どこか不可思議で人知を超えた存在。人生には時々、思いもよらない奇跡が起こります。そんな運命のイタズラを呼び寄せるような不思議な力で再会してしまう2人は、まさにスピッツらしい世界観です。

一刻も早く運命の人の元へ


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ランディの歪んだサスティーンに 乗っていく
ファントム追い越して見っけるんだ 禁断の実
再会へ!生ぬるい運命を 破りたい
未来をひっかいて
再会へ!消えそうな 道を辿りたい
すぐに準備しよう
人間になんないで くり返す物語
ついに場外へ
≪見っけ 歌詞より抜粋≫
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この部分では、一刻も早く運命の人との再会を果たしたい、逸る気持ちが独自の表現で語られています。

「ランディの歪んだサスティーン」とは、「MXR Distortion+」というエフェクターのことだと考えられます。エフェクターは、ギターの音を歪めたりグルーブ感を出したりと、音色を変換させる装置のこと。そして、「MXR Distortion+」を使用したことで有名な人物がランディ・ローズだといわれています。

自身もギターを扱う、草野マサムネならではの歌詞といえるでしょう。サスティーンには「持続させる」という意味があり、ここまで音楽用語が並んでいることを考えれば、「歪んだサスティーン」とは、歪んだギターの音、といったところでしょう。

目には見えない音の波に乗って、運命さえも越えて、今すぐ再会を果たしに行こうとする胸の高鳴りが、聴く人の心に突き刺さる歌詞です。草野マサムネの柔らかな声とは対照的に「!」が多用された歌詞や、「すぐに準備しよう」「ついに場外へ」と、先を急ぐ歌詞が印象的です。

誰にも真似できない「マサムネワールド」の魅力


"胸が高鳴って、もう待ちきれない!"そんな、はちきれんばかりの高揚感に満ちた楽曲です。ずっと会いたかったその人に会えた時にはきっと、思わず「見っけ!」と叫んでしまうことでしょう。そんな光景まで目に浮かぶ、楽しい楽曲です。

いつ聴いても色あせず、耳を楽しませてくれるスピッツの楽曲。その陰にはいつも、草野マサムネにしか描けないマサムネワールドがあります。少し不思議で、けれど一度聴いたらクセになるマサムネワールドを、存分に味わってみてください。


TEXT 岡野ケイ

草野マサムネ(Vo/Gt)、三輪テツヤ(Gt)、 田村明浩(B)、﨑山龍男(Dr)の4人組ロックバンド。 1987年結成。1991年3月シングル『ヒバリのこころ』、アルバム『スピッツ』でメジャーデビュー後、1995年リリースの11thシングル『ロビンソン』、6thアルバム『ハチミツ』のヒットを機に、多くのファンを···

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