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Freeの夢が詰まった未来「Blue Destination」

水泳がテーマのテレビアニメ「Free!」シリーズの3期「Free!-Dive to the Future-」の最終回のEDとして流れた『Blue Destination』の歌詞を紐解いていこう。

「Blue Destination」を歌っているのは?

画像引用元 (Amazon)

『Blue Destination』を歌っているのは、テレビアニメ「Free!」シリーズに登場するメインキャラクターの七瀬遙(島﨑信長)、橘真琴(鈴木達央)、松岡凛(宮野真守)、椎名旭(豊永利行)、桐嶋郁弥(内山昂輝)、葉月渚(代永翼)、竜ヶ崎怜(平川大輔)が歌っている。

遙や真琴、岩鳶中学校の水泳部メンバーだった、椎名旭や桐嶋郁弥がシリーズ3期の「Free!-Dive to the Future-」の大学生編で再登場する。

1人1人のキャラクターが水泳を通して、自分の夢を見つけ出し歩みだす大学生編は、シリーズ1期から見ていると感慨深い。

彼らの“夢”は、どこまでも果てしなく続いてくだろう。

立ち止まり、原点に戻る


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戻れない時を自分のフォームで
終わらない夢を泳いでいる
出会いの行方がどこだとしても
交わした熱いオモイで
≪Blue Destination 歌詞より抜粋≫
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夢に向かって歩むことを決めた遙と真琴は、岩鳶から飛び出し東京へと羽ばたいていく。

東京へ行っても、「水泳」は遙たちにとってかけがえのない大切な繋がりである。

岩鳶には、家族や岩鳶高校の水泳部の後輩の怜や渚たちがいる。

故郷を離れるのは、寂しかったけれど、“夢”ができた2人の新たな門出である。

東京の慣れない生活で、「あの頃に戻りたい」という感情もあったのかもしれない。

出逢った頃を思い出し、高校でのリレーの経験などを含めて遙たちにとっての原点は全て”岩鳶”にあることが分かる。

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正解はいつも水が知っている
心が呼ばれた先へ行こう
≪Blue Destination 歌詞より抜粋≫
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遙たちは、どんなときでも泳いできた。悩んだ時の答えは、水泳を通して導き出してきた。

心が思うままに、歩き出そうとしている姿が描かれている。

自由(Free)に泳ぐ姿は誰かの力に…


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もっと未来へ 今日の彼方へ
今の情熱を信じて
もっと自由に 今日のストローク
消えない眩しさは Free
≪Blue Destination 歌詞より抜粋≫
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“夢”を追いかけて未来に突き進んでいく遙たち。

熱い想いを胸に、遙らしく自由(Free)に泳ぎ続けていく姿が見えてくる。

遙だけでなく、それぞれが悩み抜いて出した答えは、「水泳」に辿り着いているのだ。

プールにはいつも仲間の姿がある


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青に並んだ仲間の背は
誇らしく,時に助けられて
自分の輪郭を探していたね
迷いごと未来だと知らず
≪Blue Destination 歌詞より抜粋≫
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「青」=プールを指している。部活のプールやスイミングスクールに行けば、いつも仲間の背中がある。

そんな仲間たちの背中を見ていると、辛いことも吹き飛ばせるような気持ちになる。

遙は、真琴や凛、渚、怜、宗介たちに助けられながら、悩み抜いて出した答えが「世界へ行く」ということだった。

自身の進路を決めた遙の未来は、水泳の仲間が答えを導き出してくれたことを「自分の輪郭を探していたね」で表現している。

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夢はこれからも広がっていく
限界を越えた先へ行こう
≪Blue Destination 歌詞より抜粋≫
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水泳を通して広がった彼らは、果てしなく広がる世界へと羽ばたくために第一歩を踏み出していこうとしているのだ。

それぞれのキャラクターが思い描いている“夢”があり、それを叶えるために、限界を超えるまで泳ぎ続けている。

限界を超えた先に見えるものを求めていく強い意志を感じることができる。

それぞれの夢に向かって歩みだす


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もっと遠くまで 今日を大胆に
全部たのしめる強さで
もっと最高の 今日を泳ごう
澄んだ希望の名は Free
≪Blue Destination 歌詞より抜粋≫
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水泳を通して、“もっと遠くまで進んでいこう“という前向きな気持ちが表現されている。

辛いこと、楽しいことも全て「水泳」が教えてくれているようだ。

昨日よりも今日の方が最高の泳ぎができるように…という強い気持ちが現れている。

進路はそれぞれが違うが、1つだけ「水泳が大好き」であることは共通している。

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どこにだって行ける 何にだってなれる
その未来へ飛び込め!
≪Blue Destination 歌詞より抜粋≫
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水泳でどこにだって行ける、何にだってなれるから自分を信じて、“泳ぎ続けていこう!”と自分を鼓舞している。

ここの歌詞は、自分自身に夢がある人、希望を描いている人に勇気を与えてくれるメッセージである。

歌詞に登場するFreeの意味とは?

画像引用元 (Amazon)

『Blue Destination』の中で、「Free」という歌詞が何度も登場する。

この「Free」という歌詞には、アニメタイトルの意味や遙が得意とする水泳の泳法、自由形(free)の意味もあるだろう。

もう一つの意味は、物語の中で遙は“自由に泳ぎたい”と言っているシーンが何度もある。

遙にとって泳ぐことが楽しくて仕方ないものであり、水に入っている時が何よりも自由でいられる瞬間なのだろう。

幼いころから岩鳶で水に入っている遙を間近でみていた真琴たちは、遙の自由に泳ぐ姿の魅力に惹きつけられている。

歌詞に登場する「Free」とは、遙自身のことだと推測できる。いつも一緒にいる中で、真琴たちが遙によって自然と勇気づけられていた象徴のような言葉。

それは、遙自身が気づいていない自由な姿だと言えるのではないだろうか?

TEXT pooh_nm77

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